今日は、午前中は地元の映画館で「怪物」を観ました。是枝監督の作品だったので、
この映画は観ることにしていました。公開直前のカンヌ映画祭で脚本賞をとったので、
興行的には良いタイミングになりましたね。注目度が一気に一般の人にも広がったと
思います。それにしても、この作品も良い役者さんが揃っていますね。また、音楽が
3月に他界した坂本龍一氏が担当しているので、しっかり聴かないと。
内容は、大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、
そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きる。
それはよくある子ども同士のケンカのように見えたが、当人たちの主張は食い違い、それが
次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく。そしてある嵐の朝、子どもたちが
こつ然と姿を消してしまう。
「怪物」とは何か、登場人物それぞれの視線を通した「怪物」探しの果てに訪れる結末を、
是枝裕和×坂元裕二×坂本龍一という日本を代表するクリエイターのコラボレーションで描く。
なるほどな、そういう手法で描いて、事の真実を明らかにしていく感じかと感心させられる。
実は、もっと陰湿な感じの映画で重苦しい感じかと思っていたが、そうでもなかった。
日常生活が、それぞれ目線で描かれていく。そうすると同じ事柄が違うように見えてくる。
誰が「怪物」なのか、それぞれによって違うのではないだろうか。それにしても、2人の
子そもがラスト近くに無邪気に遊ぶシーンでの音楽が、素晴らしい。さすが坂本龍一といった
ところである。映像と音楽が相まって、胸が熱くなり感動であった。せつないラストである。
良い映画であるとは思っていたが、思った以上の良さでした。
全般ランキング
この映画は観ることにしていました。公開直前のカンヌ映画祭で脚本賞をとったので、
興行的には良いタイミングになりましたね。注目度が一気に一般の人にも広がったと
思います。それにしても、この作品も良い役者さんが揃っていますね。また、音楽が
3月に他界した坂本龍一氏が担当しているので、しっかり聴かないと。
内容は、大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、
そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きる。
それはよくある子ども同士のケンカのように見えたが、当人たちの主張は食い違い、それが
次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく。そしてある嵐の朝、子どもたちが
こつ然と姿を消してしまう。
「怪物」とは何か、登場人物それぞれの視線を通した「怪物」探しの果てに訪れる結末を、
是枝裕和×坂元裕二×坂本龍一という日本を代表するクリエイターのコラボレーションで描く。
なるほどな、そういう手法で描いて、事の真実を明らかにしていく感じかと感心させられる。
実は、もっと陰湿な感じの映画で重苦しい感じかと思っていたが、そうでもなかった。
日常生活が、それぞれ目線で描かれていく。そうすると同じ事柄が違うように見えてくる。
誰が「怪物」なのか、それぞれによって違うのではないだろうか。それにしても、2人の
子そもがラスト近くに無邪気に遊ぶシーンでの音楽が、素晴らしい。さすが坂本龍一といった
ところである。映像と音楽が相まって、胸が熱くなり感動であった。せつないラストである。
良い映画であるとは思っていたが、思った以上の良さでした。
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