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シロバナタチツボスミレ

 オトメスミレはタチツボスミレの花弁が白くなるタイプだが、その距には薄紅色が残っている。「シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)」は花弁だけでなく距まで純白になるタイプでオトメスミレよりは稀に存在している。シロバナタチツボスミレはスミレ科スミレ属の多年草。
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ヘラシダ・2~ソーラス

 イワデンタ科ヘラシダ属の「ヘラシダ(箆羊歯)」。羽片の長さは25~30センチで幅は2~3センチ。写真は裏面のソーラスの様子で、葉脈に沿って両側に付き細長い包膜に覆われた胞子が見える。これは高尾山“1号路”のもの。
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ヨコハマヒザクラ・1~終花

 横浜市の園芸家によって生み出された「ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)」。オオシマザクラとタカネザクラの交雑種であるケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)を、更にカンヒザクラと掛け合わせた園芸種で昭和60年(1985年)に品種登録された。原木は本牧山頂公園に寄贈され、その他、横浜市内のいくつかの公園に植栽されている。東京では新宿御苑でも見られるようだ。しかしこの界隈では見られず“元ハマっ子”の私としてはいつか見てみたいと思っていた。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休園となっていた多摩森林科学園が漸く4月2日に開園となり『それでは!』と自宅からeバイクで往復33キロを漕いできた。科学園には“サクラ保存林”があるが多くのサクラは既に散り、遅咲きのサトザクラが山を彩っていた。目的はサクラではなく他の樹木の確認やシダの探索だったが思い掛けず入口にヨコハマヒザクラが2株あるのに気付いた。残念ながら早咲きのため花はすっかり散っていて、これはわずかに残っていた1輪を望遠で撮ってトリミングした証拠写真。来春は盛期に訪れたい。
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ウリノキ・1~冬芽

 高尾山“5号路”で見つけた小木の冬芽。これは当初キハダの冬芽だと思って記載していたが、何となくモヤモヤしていた。改めて見直してみるとこれはキハダではなくどうやら「ウリノキ(瓜の木)」の冬芽のようだ。改めて記載し直した。ミズキ科(←ウリノキ科)ウリノキ属の落葉小高木で、初夏に変わった形の花を下向きに付ける
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