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オオハナワラビ・2~胞子嚢

 東中野公園の林縁で見られる「オオハナワラビ(大花蕨)」。東北地方以南の林内に生育する冬緑性のシダ植物でフユノハナワラビよりも大型になる。秋に栄養葉と胞子葉を伸ばし草丈は20~30センチになる。胞子嚢の直径は1ミリほどで裂開すると中から粉状の胞子を放出する。
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オカトラノオ・2~果実

 長沼公園“栃本尾根”に生育している「オカトラノオ(岡虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で初夏に茎の先にしなやかに伸びる総状花序を出す。果実は直径3~4ミリの球形の蒴果で上部に花柱が残る。果実の中には半球状の胎座がありその周りに長さ1ミリほどの種子が数個付いている。写真では種子は既に散布したようだ。
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