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ザイフリボク・1~冬芽

 バラ科ザイフリボク属の「ザイフリボク(采振木)」。東北地方以南に生育する落葉小高木で4~5月に枝先に白い花を多数咲かせる。冬芽は長さ8~9ミリの披針形で芽鱗は赤紫色。美しい光沢があり芽鱗が少し開いたところに白い毛が出る。北アメリカ原産のセイヨウザイフリボク(ジューンベリー)は葉の展開より早く花が咲き果実は6月頃に赤く熟す。植物愛好家の間では“コクサギ”“ネジキ”とこの“ザイフリボク”の冬芽を“三大美芽”と呼んでいるようだ。
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セイヨウハコヤナギ・1~葉痕

 別所やまざくら公園付近の集合住宅に植栽されている「セイヨウハコヤナギ(西洋箱柳)」。ヤナギ科ヤマナラシ属(ハコヤナギ属)の落葉高木で一般的には「ポプラ(poplar)」(学名=Populus)と呼ばれている。雌雄異株で春に花が咲き雌株は花後に大量の綿毛の付いた種子を飛ばすが、私はまだポプラの花も果実も見たことが無い。そもそも樹高は20メートル以上にもなり花を間近で見るのは困難だが、この界隈で植栽されているものは数本でそれらは全て雄株だと思っている。写真はひこばえにあった冬芽と葉痕。とぼけた顔をしている。
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