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ウラジロ・1~奥高尾

 奥高尾“高尾林道”の道端で見つけた「ウラジロ(裏白)」。ウラジロ科ウラジロ属の常緑性シダ植物で暖地の山肌ややや乾燥した場所にも生える。ウラジロは1年目は渦巻き状の芽が1対立ち上がる。2年目は前年の2枚の葉の間から葉柄を伸ばしその先端から新たに2枚の葉が出る。3年目も同じように葉が出て積み上がっていく。そのために段の数を数えればその株が何歳なのかわかる。ウラジロの名前は葉裏が白いことで名付けられており、正月の注連飾りや餅の飾りに良く利用されている。これは2枚の葉を夫婦に譬え、その次の代に夫婦が出来てまたその次の代というふうに子孫繁栄の縁起物とされている。
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クコ・1~果実

 堀之内東山さくらの公園付近の道端で見掛けた「クコ(枸杞)」。ナス科クコ属の落葉低木で日本全土に分布している。花期は7~11月と長く果実と花を同時に見ることもある。果実は液果で長さ2~2.5センチの楕円形。中に直径2ミリほどの種子が多数入っている。強靭な性質を持っており陽当たりの良い道端や野原に生えると数年後には群落を作っている。
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