元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
オニノヤガラ・9~開花2

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アオテンマ・4~雑木林2

菌従属栄養植物とは生きるために必要な栄養を光合成に変わって共生する菌に依存する植物で、もともとは光合成を行う独立栄養植物であったものが、光合成を止めていく“進化”が起こった。その過程で、葉緑素の喪失、根や地下茎の変化、色素体ゲノムの退化、普通葉の退化、種子の微細化、菌根菌や送粉昆虫など他の生物との共生関係など実に多様に変化していった。アオテンマには少量の葉緑素があるが光合成で養分を作るほどの量ではない。先祖返りとも考えられるが如何だろう。
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オオイタビ・3~花嚢

先日、以前の会社の連中との定期的な歩く会で、大岡山駅→東工大→洗足池→勝海舟記念館→池上本門寺→蒲田操車場(小説『砂の器』の事件発端の地)→蒲田温泉の9キロを歩いた。途中の池上本門寺付近の道路脇にオオイタビの果実がたくさん落ちているのに気づいた。崖を見上げるとはるか上にオオイタビの葉が茂っている。そこに行けばもしかしたら雌株があるかも知れないが、仲間と一緒であり探索できなかった。もし機会があれば雌株を探したい。
(後日改めて池上本門寺まで行って確認したが残念ながら全て雄株のようで雌株の花嚢は見つからなかった。)
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