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フイリイナモリソウ・4~奥高尾4

 奥高尾の林内に咲く「フイリイナモリソウ(斑入り稲森草)」。アカネ科イナモリソウ属の多年草で基本種のイナモリソウと異なり葉に斑が入る変種。本種もホシザキイナモリソウと同様に牧野富太郎博士が高尾山で発見し1926年に『植物研究雑誌』に発表した。牧野博士は同じ場所を四季を通して何度も通われこのような発見に至った。
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ミヤマエンレイソウ・4~果実

 奥高尾の林内に生育している「ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)」。シュロソウ科(←ユリ科)エンレイソウ属の多年草で北海道~九州の山地に分布している。同属のエンレイソウと異なり外花被片の内側に3枚の白い内花被片があり「シロバナエンレイソウ(白花延齢草)」とも呼ばれている。果実に褐色の裂片が付いているがこれは内花被片が枯れたもの。エンレイソウにはこれが無い
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オオバネムノキ・2~開花

 別所やまざくら公園で開花した「オオバネムノキ(大葉合歓木)」。マメ科ネムノキ属の落葉高木でネムノキよりも1ヶ月ほど早く咲き始める。葉はネムノキと同じく羽状複葉になるが小葉の大きさはネムノキよりも大きい。花は10~20個の小花からなる頭状花序で刷毛のような雄蕊の長い花糸が伸びる。咲き初めは純白だが日が経つと黄色く変化する。
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