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キントラノオ

 東中野地区の住宅地で見掛けた「キントラノオ(金虎の尾)」。キントラノオ科キントラノオ属の常緑低木で中央アメリカ原産。幹は直立し背丈は1.5メートルほどになる。開花期は6~11月で長く花を見られる。長さ10~15センチの総状花序に直径2センチほどの鮮やかな黄花を多数咲かせる。耐寒性は弱いが温暖化の影響か関東地方以西では露地植えで育つようだ。
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オオヤマハコベ・5~日影林道2

 奥高尾“日影林道”で見られる「オオヤマハコベ(大山繁縷)」。ナデシコ科ハコベ属の多年草で山地のやや湿った場所に生育している。8~10月に直径8~9ミリの花を咲かせる。花弁は5枚で先端は深く切れ込みややハート型になる。萼片は花弁よりも大きい。
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クロホオズキ・2~果実

 ナス科オオセンナリ属の「クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)」。南アメリカ原産の一年草でオオセンナリの園芸品種。江戸時代末期に観賞用に渡来したものが逸出して各地に拡がっている。花期は6~9月で直径3センチほどの青紫色の花を咲かせ直径1センチほどの果実を稔らせる。果実を包むように伸びる萼片が黒くなることから名付けられている。
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タコノアシ・4~昭和記念公園

 昭和記念公園の湿地で見られる「タコノアシ(蛸の足)」。タコノアシ科タコノアシ属の多年草で本州~九州の河川の湿地や水田周辺に生育している。全国的にタコノアシの生育環境に合うような湿地が減少しており準絶滅危惧種に指定している都府県が多い。当地では堀之内沖ノ谷戸公園や町田市の奈良ばい谷戸で見ているが今年は見掛けない。ここ昭和記念公園の湿地も以前よりは水量が少なく乾いた水底が見える場所がある。心配ではある。
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シロバナキツネノマゴ・2~開花

 緑地の林縁で咲いている「シロバナキツネノマゴ(白花狐の孫)」。キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草で基本種のキツネノマゴの花色が淡紅紫色になるのに対して本種は白色になる。去年初めてここで見たが今年も数株見られた。草丈は10~40センチで花期は8~10月。茎の先端に穂状花序を出し長さ6~7ミリの唇弁花を付ける。
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ヒレタゴボウ・1~花

 アカバナ科チョウジタデ属の「ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)」。熱帯アメリカ原産の一年草で1955年に愛媛県で確認されその後四国一帯に拡がり今では関東地方以西で見られる。湿地に生育ししばしば水田雑草として迷惑な存在になっている。葉は披針形で先端は尖り基部に“ヒレ”のような翼がある。同属のチョウジタデがタゴボウと呼ばれるために名付けられた。「アメリカミズキンバイ(亜米利加水金梅)」の別名がある。
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アメリカキンゴジカ・2~花後

 アオイ科キンゴジカ属の「アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)」。熱帯アメリカ原産の一年草でゴジカに似ており花色が黄色いために名付けられている。 “午時”は昼頃に咲くという意味だが、この日は午前9時頃に開花を見ていてその後午前11時頃にもう一度見に来ると写真のように花は閉じていた。開花時間は2~3時間でひとつの花は3~5日で終わってしまうようだ。当地で見られるキンゴジカとは生育場所が異なるので何とも言えないが、アメリカキンゴジカのほうが早く閉じてしまうように思える。
 そもそも“午時花”の名前は“午の刻(正午)”に咲くという意味だが、この株では相応しくなく“辰時花(午前8時頃)”とか“巳時花(午前10時頃)”になってしまう。これが温暖化の影響ならば深刻ではある。
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ナンバンハコベ・6~奥高尾2

 奥高尾”小仏城山”で見られる「ナンバンハコベ(南蛮繁縷)」。ナデシコ科ナンバンハコベ属の多年草で“南蛮”の名が付くが日本在来種。北海道~九州の山野に分布しその奇妙な姿が外国の花と思われたのだろう。以前、小下沢で自生を見ていたがそこでは消滅してしまった。これは植栽と思われる。
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キンゴジカ・4~果実

 アオイ科キンゴジカ属の「キンゴジカ(金午時花)」。横には花がまだ咲いているが既に果実も見られた。直径5~6ミリで10個前後の分果になる。ひとつの分果には2本のツノ状突起があり中に1個の種子がある。花柄はアメリカキンゴジカよりも長くなる。
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ミツバフウロ・3~開花

 奥高尾の登山道脇に咲いている「ミツバフウロ(三葉風露)」。フウロソウ科フウロソウ属の多年草で同属のゲンノショウコの葉が3~5深裂になるのに対して本種の葉は茎の下部の葉も3深裂になる。草丈は20~50センチで8~10月に茎の上部に直径1~1.5センチの淡紫色~白色の花を咲かせる。花柄には下向きの屈毛と圧毛が密生し白っぽく見えるが開出毛は見えない。
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