2000年公開のアメリカ映画です。
法律の専門教育を受けていない、三人の子持ちのバツ2のシングル・マザーが、持ち前の行動力と正義感(プラス美貌?)で、数百人の大原告団をまとめあげて、大会社から3億3300万ドルもの巨額な賠償金を勝ち取った、実際にあった公害訴訟を描いています。
大企業の無責任体質、悲惨な公害被害、硬直したエリート弁護士たちなども描かれていますが、この映画の魅力は、なんといっても型破りでチャーミングな主人公を演じたジュリア・ロバーツの演技でしょう。
セクシーな美人なだけでなく、一人で三人の子どもを育てるたくましさ、学歴がないことにチャレンジして弁護士事務所に務めるヴァイタリティ、ときおり見せるか弱さや優しさも含めて、実在のの主人公の女性の持つ多面的な魅力を演じきって、アカデミー主演女優賞に輝きました。
「プリティ・ウーマン」で可愛い娼婦を演じて、一躍スターになった彼女が、そこから一歩前進って感じです。
さらに気持ちがいいのは、アメリカらしく、原告の被害者たちが高額の賠償金(最高は500万ドル)を得ただけでなく、弁護士事務所も大儲け(獲得した保証金の40%、ただし訴訟が大掛かりになったので、途中からは大手の弁護士事務所と共同になったので全額がもらえたわけではありません)し、エリン自身も200万ドルのボーナスをゲットしたことです。
こうした場合、日本だったら善意やボランティア精神ばかりが強調されがちですが、弁護士も仕事としてやっているわけですから、こうした成功シーン(アメリカン・ドリームの一つでしょう)をきちんと描いた方が観客もスッキリします。
法律の専門教育を受けていない、三人の子持ちのバツ2のシングル・マザーが、持ち前の行動力と正義感(プラス美貌?)で、数百人の大原告団をまとめあげて、大会社から3億3300万ドルもの巨額な賠償金を勝ち取った、実際にあった公害訴訟を描いています。
大企業の無責任体質、悲惨な公害被害、硬直したエリート弁護士たちなども描かれていますが、この映画の魅力は、なんといっても型破りでチャーミングな主人公を演じたジュリア・ロバーツの演技でしょう。
セクシーな美人なだけでなく、一人で三人の子どもを育てるたくましさ、学歴がないことにチャレンジして弁護士事務所に務めるヴァイタリティ、ときおり見せるか弱さや優しさも含めて、実在のの主人公の女性の持つ多面的な魅力を演じきって、アカデミー主演女優賞に輝きました。
「プリティ・ウーマン」で可愛い娼婦を演じて、一躍スターになった彼女が、そこから一歩前進って感じです。
さらに気持ちがいいのは、アメリカらしく、原告の被害者たちが高額の賠償金(最高は500万ドル)を得ただけでなく、弁護士事務所も大儲け(獲得した保証金の40%、ただし訴訟が大掛かりになったので、途中からは大手の弁護士事務所と共同になったので全額がもらえたわけではありません)し、エリン自身も200万ドルのボーナスをゲットしたことです。
こうした場合、日本だったら善意やボランティア精神ばかりが強調されがちですが、弁護士も仕事としてやっているわけですから、こうした成功シーン(アメリカン・ドリームの一つでしょう)をきちんと描いた方が観客もスッキリします。
エリン・ブロコビッチ (字幕版) | |
Danny DeVito,Michael Shamberg,Stacey Sher | |
メーカー情報なし |