2018年公開のドイツ映画です。
世界的企業にアプリの売り込みに成功して、億万長者になった(実際はなりそうだった)幼なじみの二人が、調子に乗って、裸から初めて、一日に一個だけ物を獲得できる生活を100日間続ける賭けをします。
その過程で、物よりも大事なものは何かを考えていくお話です。
ドイツ人らしく理屈っぽいのは難ですが、それぞれの場面はひねりが効いていて、けっこうオシャレです。
買い物依存症の女性が、話に絡んできて、いよいよ物欲に対する批判的な視線が強くなります。
最後には、いかにもって感じの結末に行き着くのですが、見た感触は悪くありませんでした。