2007年公開のアメリカ映画です。
麻薬密売でのトラブルによって殺し合った現場を偶然訪れた男は、そこに残されていた大金を手に入れます。
しかし、そのために冷酷無比な殺人鬼のような殺し屋に追われることになります。
男と殺し屋の息詰まるような攻防戦に、二人を追いかける老保安官の視点を加味して、物語がすすめられます。
そのため、残酷なシーンの連続の中に、人生の深みのようなものが付け加えられて、作品に奥行きを与えています。
アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞(殺し屋役のハビエル・バルデム、圧倒的な存在感があります)を受賞しています。