2021年度から転勤でアパマンハムとしてQRVしていたが、今月で戻ることとなった。
この2年前といえばコロナ禍の真っただ中で、人の多いところに行くことがとても
怖いと感じている時期だった。
そんなこともあり、買い物以外はほぼ部屋に籠っている感じだった。
部屋にいることが多いことは予想できていたことだったので、部屋も極力高層階で
ベランダ等のアンテナが設置できることを必須条件として部屋探しをした。
結局5階建ての4階に住むことになったが、4階でもそれなりの地上高になるので、
まあまあの飛びを示してくれた気がする。
そしてFT8を始めたのもこのタイミングからだった。
そしていよいよ退去の準備をするため、アンテナを撤去することになった。
この2年間でのアパマンハムとしての成果は総QSO数が4,597QSO。交信局数は
3,449局だった。
2年間でこのQSO数は開局後最も多い数だ。今までは年間多くても900くらいだった
ことを考えると、いかに無線ばっかりやっていたかということになる。
そのうち9割弱がデジタルモードで残りがCWという具合だ。
一応の目標として、1年目でDXCCのwkd100Eを目指したが、結果は114Eと目標に
届いた。その後は2年目で150Eを目指し、最終的にはwkd151Eまで出来た。
使用していたアンテナは釣り竿に適当に巻いたロングワイヤーとアイコムのAH4を
使用した。
オールバンドにQRVができる環境だったことで20m~上のバンドでは
すべて6大陸とのQSOが完成している(6mを除く)
低いバンドではやはりアフリカが残ってしまった。
当然ながらリニアは使えるわけもなく、しかも移動局免許の範囲内での運用だ。
そして、アンテナの長さが計算しているわけではなく適当な長さにしているので
電圧給電になってATUを壊すことになるとまずいため、移動局出力以内を厳守した。
もし、アンテナが許せば、ここの住所で100W免許をおろしていたかもしれないが
100Wにしたところで、+3dBなのでたかだか知れているといったところだっただろう。
それでも2年間でwkd151Eまでできたのは、4階という地上高とデジタルモードの
おかげだろう。因みにCWだけだとwkd63Eだった。
来月からは自宅からのQRVとなるが、気ままな一人暮らしではなくなるので、今の
ように暇さえあれば無線機の前に座っているということが難しくなるのか・・・