暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

GS125Eにマローダのヘッドを

2015-11-04 23:06:44 | マッタリとGS125E
シリンダーを組み付けたところで、次はヘッド
を組むところまで来たわけだが、中古品という
こともあるので、燃焼室のカーボン清浄と、一
応バルブの当たりを見ようと思い、分解するこ
とにした。

カムシャフトを外したついでに、カムの高さを
測ってみた。
本当はマイクロメーターで計測するのだが、そ
んなものは持ち合わせていないので、ノギスで
の計測だ。
一桁少ないところまでしか測れないが、だいた
いの目安にはなる。

ここで一つ問題が



もともとのカムは明らかに編磨耗しているのだ
が、高さはマローダのものよりも高い。

ということは、GS用のものはマローダ用に比べ
るとリフト量が多いということだ。

そこで両車のスペックを調べてみると

GS125E   最大出力  14ps/10,000rpm
最大トルク 1.0kg.m/8,500rpm

マローダ  最大出力  12ps/9,000rpm
最大トルク 1.0kg.m/7,500rpm

と、GSの方が高回転高出力型であることが解か
る。乗った感じでどの程度違うのか解からない
が、マローダ用の方が待ち乗りでは乗りやすい
特性であることの想像もつく。

アメリカンとロードスポーツの違いからトルク
特性も変えているのだろう。

このまま組むか、それとも新品のカムシャフト
を購入するか悩むところである。

コメント
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