郵政カブMD50のゲージ付きタンクキャップの
針が動かないということで何とかならないかと
預けられた。
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外から見た感じではフロートに付けられた螺旋
状に捻られたロッドにより針が動く仕組みのよ
うであり、針とロッドが外れているくらいに思
っていた。
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しかし、どう見ても分解できる構造にはなって
いない。
持ち主には再生不能になるかもしれないという
ことを了承してもらって預かった。
キャップ裏のカシメを戻して簡単に分解はでき
たが、螺旋状のロッドとメーターは機械的には
繋がっていなかった。
??? どういうこと?
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なんと、ロッドの先に磁石がついていて、メー
ターを磁力で動かしているという構造だった。
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となると針が動かないのは何かがひっかかって
いるのか?
メーターのゴムパッキンを外すとメーター本体
の分解ができたが、中身は何もなかった。
ここでまた、どういうこと?となった。
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どうやら針自体が磁石になっているようだ。
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針がシャフトに固着していたので、これが原因
だと思って、シャフトを磨いて組み上げたが、
どうもうまく動かない。
針と、螺旋ロッドに付いている磁石が減磁して
いる可能性もあると思い、別の磁石を針に近づ
けて見ると、動くには動くが何だかギコチない
動きをする。
針とシャフトに引っかかりがあるのかと、針を
手で動かしていると、僅かではあるが変な抵抗
感があるのを感じた。
ちょうど磁石の反発と吸引のような感じだ。
はじめは何だか意味が良く解からなかったが、
どうやら針のシャフトが磁化しているようだ。
シャフトを抜いて針を近づけるとコロコロと転
がってきたり、離れたりする。
間違いなく小さな磁石になっている。
長年磁石が上に載かっていたのだから仕方がな
いかもしれないが、これではメーターとしての
機能はしない。
しかも目盛り板も磁化しているみたいだ。
とにかくここまで来たら、なんとか使えるよう
にしたいものだ。
目盛り板についている小さなシャフトを抜いて
爪楊枝でシャフトを作って接着剤で付けてみた。
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目盛り板の磁気は消磁することができないので
とりあえずこれで組直してみた。
外から磁石で動かす分にはかなりリニアに動く
ようになったが、ロッドの磁力ではうまく動か
ない。
メーターの後ろについているカバーというか
ブラケットを外すと動きが良くなるようである
金属ではあるが、磁石には付かないので、非磁
性材料であるはずだが、影響していることは間
違いないようなので、螺旋ロッドの磁石が来る
部分に穴を開けて磁力線が弱まらないようにし
てみた

結果は多少動きの鈍さはあるものの、フロート
の動きに追従するようになった。
あとはキャップをつけてカシメるだけだ。
とてもユニークな構造の燃料計だが、針のシャ
フトや目盛り板は樹脂などの材料で作ってもら
いたかった。
針が動かないということで何とかならないかと
預けられた。
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外から見た感じではフロートに付けられた螺旋
状に捻られたロッドにより針が動く仕組みのよ
うであり、針とロッドが外れているくらいに思
っていた。
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しかし、どう見ても分解できる構造にはなって
いない。
持ち主には再生不能になるかもしれないという
ことを了承してもらって預かった。
キャップ裏のカシメを戻して簡単に分解はでき
たが、螺旋状のロッドとメーターは機械的には
繋がっていなかった。
??? どういうこと?
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なんと、ロッドの先に磁石がついていて、メー
ターを磁力で動かしているという構造だった。
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となると針が動かないのは何かがひっかかって
いるのか?
メーターのゴムパッキンを外すとメーター本体
の分解ができたが、中身は何もなかった。
ここでまた、どういうこと?となった。
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どうやら針自体が磁石になっているようだ。
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針がシャフトに固着していたので、これが原因
だと思って、シャフトを磨いて組み上げたが、
どうもうまく動かない。
針と、螺旋ロッドに付いている磁石が減磁して
いる可能性もあると思い、別の磁石を針に近づ
けて見ると、動くには動くが何だかギコチない
動きをする。
針とシャフトに引っかかりがあるのかと、針を
手で動かしていると、僅かではあるが変な抵抗
感があるのを感じた。
ちょうど磁石の反発と吸引のような感じだ。
はじめは何だか意味が良く解からなかったが、
どうやら針のシャフトが磁化しているようだ。
シャフトを抜いて針を近づけるとコロコロと転
がってきたり、離れたりする。
間違いなく小さな磁石になっている。
長年磁石が上に載かっていたのだから仕方がな
いかもしれないが、これではメーターとしての
機能はしない。
しかも目盛り板も磁化しているみたいだ。
とにかくここまで来たら、なんとか使えるよう
にしたいものだ。
目盛り板についている小さなシャフトを抜いて
爪楊枝でシャフトを作って接着剤で付けてみた。
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目盛り板の磁気は消磁することができないので
とりあえずこれで組直してみた。
外から磁石で動かす分にはかなりリニアに動く
ようになったが、ロッドの磁力ではうまく動か
ない。
メーターの後ろについているカバーというか
ブラケットを外すと動きが良くなるようである
金属ではあるが、磁石には付かないので、非磁
性材料であるはずだが、影響していることは間
違いないようなので、螺旋ロッドの磁石が来る
部分に穴を開けて磁力線が弱まらないようにし
てみた
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結果は多少動きの鈍さはあるものの、フロート
の動きに追従するようになった。
あとはキャップをつけてカシメるだけだ。
とてもユニークな構造の燃料計だが、針のシャ
フトや目盛り板は樹脂などの材料で作ってもら
いたかった。
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