スタンダードC150の修理をしたばかりたが、もう一台同じ機種の
トランシーバーがあり、これも前回と同じような症状の不具合が
出ているので、修理することにした。
修理内容は、ケミコンの全交換だ。
二台目ということもあり、分解はなんなくできた。
ケミコンを一つ々外して、液漏れしたあとが無いところも含めて
基板をアルコールで洗浄して新しいケミコンを付けてゆくという
だけの作業だ。
数ヶ所に液漏れの跡があり、かなり酷いところもあったが、基板
まで侵食しているところは無かった。
ケミコン液漏れに加え、バックアップ用ボタン電池も液漏れして
いた。
当然ながら、電池は放電しており、無負荷電圧が規定の半分以下
になっていた。
この電池自体は、一般的なCR2025なのだが、電極に足がスポット
付けされているもので、同じものは入手できないだろうと、探す
こともせずに、市販のボタン電池にリード線をハンダ付けした。
これをケース内でショートしないように養生テープで包んで収める
ことにした。
全作業を終えて組み立てが終わり、これで直っていてくれと祈りを
込めてパワーオン!
基本的な動作はするようになった。
詳細な機能チェックまではまだやっていないが、多分大丈夫だろう。
また一台、ゴミから救うことができた。
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