マフラーからの漏れは、エキパイとマフラーを繋ぐコネクターが
あれば解決なのだが、既に廃盤のようなので、市販のマフラーパ
テやテープでごまかしてみることにした。
エキパイ側にひと巻きしてマフラーに差し込んだだけで、この
部分からの排気漏れはほぼ治まった。
壊れているエキゾーストガスケットの代りには、同じような
大きさの銅パイプを曲げたようなガスケットがあったので、何
用かは解らないが、漏れが止まれば良いと思い取り付けてみた。
これも、漏れは治まったのだが、相変わらず音は大きく、しか
も何やらパンパンという音まで出ている。
よく見ると、ヘッドとシリンダーの隙間から排気ガスが出てい
るではないか。
今まではエキパイからの漏れが酷かったので、ヘッドからの漏
れには気づかなかったのだ。
とりあえず、ヘッドのナットを締めてみると、下側2本が完全
に緩い状態だった。
これは、もうヘッドを剥ぐって見た方が良いと思い、一度締め
付けたナットを外そうとしたが、錆が進行していて、チョット
ヤバい感じだった。
何とか、舐めることもボルトが折れることもなくヘッドを外す
ことができた。
かなり漏れた跡がある。
ナットの緩かった下側の漏れ跡が酷く、周りもオイルでベト
ベトというよりゴテゴテになっている。
ヘッドガスケットが入っていない!?
と思ったら、シリンダーにへばりついていた。
外したガスケットは、やたら薄い板で、色からすると銅
ではなくアルミと思われる感じがする。
そして非常に柔らかい。
そして良く見ると、ピストン部分が真円になっていない
さらに、ボルトの入る穴の部分がめくれ上がっていて、
まるでバーリング加工のようになっている。
これは誰かが、作ったものでしょう。
しかも、サイズがピッタリと合わないにも関わらず、無理矢理
に取り付けたという感じだ。
これでは漏れても仕方がないが、良くエンジンがかかっていた
ものだとある意味感心してしまった。
というわけで、部品待ちとなった。
ついでに、純正のエキゾーストガスケットも一緒に注文した。
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