長い間放置されていたラジカセ、ナショナルのマックFTに電源を入れてみた。
ラジオは各バンドとも普通に受信できるみたいだ。
ワイドFMではないが、ダイヤルを回してゆくと90MHzを超えてからも結構
進んでいく。
目盛は無いが、感覚的には100MHzあたりのところまで針は進む。
これはと思いFM補完放送を受信してみると、91.5MHzも余裕で受信できた。
ラジオは大きな問題もなく使えそうだ。
カセットの方はというと、プレイボタンを押しても回らない。
モーターは回っているようなので、ゴムベルトが切れているのかも。
中を開けて見ると、ベルトが外れていた。
しかし、ただ外れているのではなく、完全に硬化しておりベルトの裏側
にはヒビ割れも発生していた。
昭和50年くらいに購入したものなので、このくらいは当然だろう。
ベルトの代替品などは手に入るのだろうか?
このマックFT(RQ545)は当時39,800円(定価)とラジカセと
しては高価な方だった。
当時流行りだったワイヤレスマイクも付いているだけではなく、
本体に搭載した状態ではワイヤレストランスミッターとしてテープの
音を飛ばすことができた。
そして面白いのが4電源方式というもの。
その名のとおり、4種類の電源が使えるのだ。
1.AC100V
2.乾電池UM-1×4個
3.DC6V
ここまでは特に珍しいものではないが、これに加えて
ニッカド電池の充電機能も備えていたのだ。
ベルト以外にも不具合や壊れているところがあるけど、なんとか復活
させたい。
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