『社長とサラリーマン社員の一番大きな溝の正体とは?』
最近、研修のインタビューで、サラリーマンの社員さんに共通する、
あるお金に対する、考え方が解ってきました。
それが、『自分の稼げる限界を現在の年収+αで考えてしまう』いうお金のメンタルブロック!
本業を持ちながら、土、日バイトに精を出したり、投資などで老後資金を、
しっかり確保しようとしている、副業派のサラリーマンの方にも、ヒアリングしてきましたが、
年収アップの幅は、百万円単位で多少の違いはあるものの、
現在の年収+αで考えていることに違いはありませんでした。
これは、将来に渡って、お金に困らなければ、いいと思っている点で、
一般のサラリーマンと共通している事が原因ではないかと考えられます。
(もちろんこの中でも、将来起業を考えられている方たちは全く違う考えをお持ちの方もいらっしゃいましたが)
そして、それは、ある意味仕方のないことで、
サラリーマンの目標設定のやり方が、必死で努力すれば、何とか達成できる。
前年対比10%アップ程度を設定し、会社のルールの中、今までの考え方の延長で、
自分の持っている、スキル、人脈、などを使って達成できる範囲で考え、
達成を実現するための自己成長に関しても一般常識の範囲での新しい情報入手や、
スキルアップでの成長の範囲に限定されており、
根拠のない大きな目標を立てることなど、
とんでもないことと教えられてきたからです!
ここで質問ですが、あなたの考えている、会社№2の定義ってどんな人材なのでしょうか?
あなたが、社長の大切な仕事に、多くの時間を投入できるよう、
社長に代行して、社員をまとめ、現場を仕切ってくれる、№2の定義です。
その№2の年収のお金に対するリミットが、
350万円+αだったらどうでしょうか?
年商ではありません、年収です、実利益です。
これでは、現場を任せることは難しいのではないでしょうか?
私は研修の一番最初、自己紹介をしていただいた直後に、こんな質問をします。
『もしも何の制約もなくって、すべてが、思い通りになるとしたら、あなたは、年間どれくらい稼げますか?』
この質問ではその人の、お金に対する、視野の広さ、視点の高さを確認することが出来ます。
サラリーマンの視野なのか、個人事業主、経営者、
会社オーナーの視野なのか?、投資家などのタイプの視点なのかがわかります。
何かの機会があったら、№2候補の社員さんに試してみてください!色々なことが、見えてくると思います。
あなた自身はどうだったですか?、いくら稼げると思いましたか?
私自身は、7年前に、保険の仕事を始めた頃この質問を、
ある方にされて、答えを紙に書いてよ!と言われ、
「ん~2億くらいかな!」
と答えて記入するとその先生は、こんな風におっしゃいました。
『2億の2の横に0を書いてもらえるかな!0をひとつ書き加えるに、
ほんのわずかなインク代しかかからないんだけど?』
何で書かないの言われて、自分はお金に関して、
自分で限界を作っていたことに気づいて、ショックを受けたのを覚えています。
どうですか?少しはお役に立てましたか?
追伸、多くの起業家の方にインタビューして、
社長がよくわかってないなーと思うことのひとつに、
社長が今まで出来てきたことや、考え方が、
社員にも同じように出来て、同じように考えられると思っている点です。
その、知識や、経験、考え方には大きな隔たりが、あるにも関わらず、
「何でこんなことも出来ないの、わからないの、知らないの、覚悟がないの」
と言われても、社員さんにとっては、ちんぷんかんぷんで、
言ったことの3分の1も伝わっていないのが正直なところだと思います。
日本で起業する社長の割合は、全体のわずか3%程度にしかすぎません。
社長の天才的な、感覚を解らないのはおかしいと、
攻められても、社員さんは戸惑うばかりでしょう。
社員の脳のスイッチをいれるためには、
地道な気づきの繰り返しと習慣作りが必要です。
いったんスイッチさえ入ってしまえば、
後は勝手に学んで、成長していくようになります。
それまでは、地道な社員への働きかけが必要になります!
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【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】
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