☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

ステイヤーの法則11~パクリ

2008-12-05 01:53:04 | 長距離血統の法則
GⅡなのに11回目となったこのシリーズだが、それほどこのレースは何としても獲りたいレースということだ。

まだまだ引き出しはたくさんあるので、最後までお付き合いの程を。
とはいうものの、素人の能書きに付き合わされるのもいい加減飽きてきた頃だと思うので、今回はプロの見解を。

以下、清水成駿著「競馬 無敵の孫子流21攻略」より引用。

●2006年12月3日●ステイヤーズS
「(前略)

で、中山のステイヤーズSはアイポッパー。
今回のアタマは鉄板だろうし、勝ち方ひとつで有馬記念の惑星にまで浮上する。

下敷きは出走馬中7頭が出走したアルゼンチン共和国杯でハンデ戦。
別定の今回は、当然、斤量が変わる。
他6頭が斤量増となる中、1キロ減るのがこの馬一頭。
しかも58キロのトップハンデを背負ってメンバー最先着とあれば、
落馬と故障以外に負ける要素はない。

3000以上の長距離もお手のもの。
3000の万葉S勝ちがあり、同距離の阪神大賞典では2、6着で、さらに1ハロン延びる春の天皇賞でも3、4着。このメンバーではズバ抜けた実績。
唯一の長距離大敗は豪のメルボルンC。
が、これは実力ではなく、敵地のホーム・アドバンテージに屈した競馬。
快晴の良馬場にもかかわらず3200で3分20秒近くかかった不思議。
アイポッパーの持ちタイムは3分14秒9。
寝ている間の「大散水」しか謎を解く鍵はない。

(後略)」

で、結果は↓
⑥アイポッパー…1着(1人気) 単勝170円

アイポは断然の一番人気なので、そんなに威張れたもんじゃないが、なんと1着~4着までが印通りの完全的中となった予想であった。
さすがプロである。

で、素人の私がパクるとこうなる↓

「ということで、今年のステイヤーズSはトウカイトリック
今回のアタマは鉄板だけど、たとえ勝ったとしても有馬の惑星馬にはなり得ない。

下敷きは出走馬中5頭が出走したハンデ戦のアルゼンチン共和国杯。
別定の今回は、当然、斤量が変わる。他4頭が斤量増となる中、1キロ減るのがこの馬一頭。
しかも58キロのトップハンデを背負ってメンバー最先着とあれば、落馬と故障以外に負ける要素はない。

3000以上の長距離もお手のもの。
3000の万葉Sで07年2着、08年1着があり、同距離の阪神大賞典では06年2着、07年3着、08年4着で、さらに1ハロン延びる春天でも07年3着。
そこからさらに1ハロン延びたステイヤーズSでも06年2着、07年4着の実績がある。
だが、これで驚いてはいけない。
現在JRAのレースの中で最長3600mのダイヤモンドSでは07年1着がある。
今回のメンバーではズバ抜けた実績。

長距離での大敗はたくさんあるが、前走9着大敗は実力ではなく、休み明けで力を発揮できなかっただけ。
元々叩いて良くなる馬。
今年と同じローテを踏んだ一昨年は、休み明け初戦のアルゼンチンは4着(436kg)⇒ステイヤーズS(434kg)2着とキッチリ仕上てきた。
昨年こそ鉄砲のアルゼンチンで2着し、続くステイヤーズSでは4着だったが、馬体重は442kgから440kgとキッチリ2kg絞られていた。

もとより狙いはここ一本!
否、ひょっとすると、ここはタダ貰いなので、帰りの駄賃に来年2月のダイヤモンドSまで虎視眈々と狙っているのかもしれない。
なんせ当代きっての長距離大将なのだから―。 」

と、ここまではたぶん大丈夫だと思うけど、問題はこのあと。
成駿のように1着~4着まで完全的中とは言わないけれど、せめて三連単は仕留めたいなあ。

=つづく=




ステイヤーの法則9~スペシャリスト2

2008-12-05 01:23:15 | 長距離血統の法則
本当にダンスインザダークは3000m超のスペシャリストなのか?

前回紹介した3000m超の5レースの血統分布を調べてみた。

まずはこちら↓

やはり第一感のとおり、ダンスインザダークが全5Rにおいて3着以内に入っている。

■ダンスインザダーク:8-3-3
・ダイタクバートラム:03年万葉1着、ダイヤ3着、春天3着、04年ステイヤーズS1着
・ファストタテヤマ:06年万葉1着
・マッキーマックス:06年万葉3着、ダイヤモンド1着
・ダークメッセージ:08年万葉2着
・ウイングランツ:05年ダイヤモンド1着
・メジロトンキニー:06年ダイヤモンド2着
・コンラッド:08年ダイヤモンド2着
・ザッツザプレンティ:03年菊花賞1着
・デルタブルース:04年菊花賞1着、05年ステイヤーズS1着

しかし、ダンスインザダークはいいとしても、他の種牡馬の成績はある特定の馬の活躍によるものが多い。

父SSは、今後出走馬が減っていくので省略するとして、エルコンドルパサー(3-2-2)は、
06年菊花賞1着のソングオブウインドを除く全てはトウカイトリックによるもの。

またサッカーボーイ(3-0-1)にしても、2勝3着1回はアイポッパーによるもので、
残りの1勝は03年春天のヒシミラクルである。


母父についても同様のことが言える↓

母父シルバーホークの成績は全てトウカイトリックによるものだし、
母父リアルシャダイの3勝のうち2勝はイングランディーレによるものだ。

これは何を意味するのか?

「3000m超」という特異な距離では、ある特定の産駒数頭が、そのスペシャリストとして長年に亘り活躍しているので、
そういった馬を狙った方が良いということだ。

とはいうものの、上述の9頭の好走馬を輩出している父ダンスインザダーク4種牡馬6産駒合計で3-4-3の父サドラーズウェルズ系を初め、
ここに登場している種牡馬は常に警戒するにこしたことはない。

=つづく=





ステイヤーの法則8~スペシャリスト

2008-12-05 00:08:27 | 長距離血統の法則
3000m超のレースは、万葉S(3000m)、ダイヤモンドS(3400m)、春天(3200m)、菊花賞(3000m)、
そしてステイヤーズS(3600m)の計5レース。

この5レースの血統傾向を見れば、「3000m超のスペシャリスト」が自ずと明らかになるはずだ。

ということで、5レースの血統傾向を↓










第一感ではダンスインザダークなのだが―


=つづく=