☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

愛知の法則5~トップハンデ

2008-12-19 20:26:01 | 中京の法則
実力馬の証であるトップハンデ―。
過去2年のうち、トップハンデを背負った馬の成績は2-1-1。
ハンデキャッパーの目論見とは裏腹に、4頭が馬券対象圏内に突っ込んだ。

今年のトップハンデは①ニシノマナムスメの55.5kg
重いのか重くないのかよく分からない中途半端なトップハンデながらも、
昨年2着の実績もあり、さらには、ヤネも浜中からルメールへとスーパー強化したここでは、おそらく一本被りの1番人気になるだろう。

だが、ハンデキャッパーを侮ってはいけない。

ご存知だろうか?ニシノマナムスメの成績を↓
【全成績:4-3-3-6】

そして、その斤量別の内訳をご存知だろうか?
【ニシノマナムスメ斤量別成績】
52kg:1-0-1-1
53kg:2-1-0-0
54kg:1-1-2-1
55kg:0-1-0-3
56kg:0-0-0-1

なるほど、さすがハンデキャッパーである。
4勝全てを54kg以下で上げている同馬にとって、55.5kgの半端なトップハンデすら酷量なのだ。
55kg以上では、阪神C2着の実績があるものの、それ以外は全部着外。
そこに他馬が付け入る隙があるはずだ。
いや出来ることなら、馬券圏外に飛んで欲しいのだが―

=つづく=



2010年ダービー馬を探せ!

2008-12-19 00:52:55 | ダービー馬を探せ!2010
なんとも気の早い話ですが、偶然番長が再来年のダービー馬を買おうか買うまいか迷っているとのこと。
最強師匠の見立てでは、「もう少し馬体の変化を見極めてから」の方がいいようだ。
馬体診断は師匠に任せるとして、私は血統診断を。

2010年ダービー馬候補はこちら↓

レディフェアリーの07(牡)…ネオユニヴァース×フェアリーキング
父は只今売り出し中の新種牡馬ネオユニなので文句なし。

先週までのネオユニ産駒の勝馬のリストはこちら↓

■ここまで81頭がデビューして勝馬は18頭。勝馬率22.2%

■勝率10%:19勝/190回出走

■勝馬18頭のうち10頭が新馬勝ち(馬名を塗っているのが新馬勝ちした馬)

■配合相手
・×ノーザン系:6頭
(うち×ダンチヒ系、×サドラー系が各2頭)

・×ナスルーラ系:5頭
(中でも×トニービンがダートで2勝を上げているのが面白い)

・×ミスプロ系:4頭
・×ロベルト系:2頭
・×リボー系:1頭

どうやらネオユニは配合相手の系統を選ばないようだ。

母父フェアリーキングはノーザン系なので和合性としてはいいのではないだろうか。
母父フェアリーキングの産駒ですぐに思いつくのはスズカフェニックスとロックドゥカンブの2頭の重賞勝利馬。

だが、問題は母レディフェアリーの産駒の成績。
ここまで4頭を世に送り出しているが、なんと!母自身も含めて一勝も上げていないのだ。

まあ、これまでの配合相手を見てみると、
初仔…ジェイドロバリー
二番仔…バブルガムフェロー
三番仔…ボストンハーバー
四番仔…アグネスタキオン
と、タキオンを除いては決して一流種牡馬とは言えない種牡馬ばかりだ。
だが、リーディングサイアーのタキオンでもダメで、同じSS系のバブルガムフェローでもダメだったのが気にかかる。
そして、ミスプロ系(ジェイドロバリー)でもダメだったのも。

なぜなら、父ネオユニはSS×ネイティヴダンサー系クリス。
ということは、ミスプロ系はネイティヴ系に属するので、ネオユニ自身がレディフェアリーと全く相性の悪い父系と母父系を持っていることになるので、血統面からはお勧めすることはできない。

そういえば、今月の「競馬最強の法則」のクリスマスプレゼントに、この馬が載っていたから応募してみれば?
あわよくばタダ貰いですよ。

でもまあ、偶然番長はこのレディフェアリー自身を一口持っていたので、なおさら思い入れがあるのだろう。
あとは、お金と思い入れを天秤にかけて決めてちょうだい!



=おしまい=

愛知の法則4~上り馬の条件

2008-12-19 00:31:13 | 中京の法則
実力馬の証である重賞実績もなければ、もちろん前走はエリ女にも出走していないカイゼリン。
ましてや、トップハンデを見込まれるどころか、出走馬中最軽量の48kg。

だが僅かながらも可能性は残されている。
過去2年の3着以内実質5頭のうち2頭は、愛知杯に出走する前までに重賞実績を持っていなかった。
そこにチャンスがあるはずだ。

早速、その2頭の共通点について調べてみると、「上り馬」というキーワードが浮かび上がってきた。

■06年2着コスモマーベラス
・1600万⇒OP⇒愛知杯2着

■07年2着ニシノマナムスメ
・500万⇒1000万⇒1600万⇒愛知杯2着

と、2頭とも連勝の勢いを駆っての参戦、所謂「上り馬」である。

で、カイゼリンの前走、前々走を調べてみると…
■カイゼリン
・おおぞら特別(1000万)5着⇒ゴールデンブーツ(1000万)10着
上るどころか、下がっている。

なんだか僅かな可能性を探そうとしてたのに、むしろ止めを刺してしまったようで誠に申し訳ございません。
まあ、今週は潔くあきらめて来週のキリンに期待しましょう!
ダメですか?
師匠?

=つづく=

愛知の法則3~実力馬の証明

2008-12-19 00:02:35 | 中京の法則
愛知杯に幻のオークス馬・カイゼリンが参戦するらしい。

『裸の女帝 カイゼリン (最強)
2008-12-18 23:09:54
カイゼリンが愛知杯出走です。
SS系で48kg裸ですけど・・・ダメかなぁ』

カイゼリン…アドマイヤベガ×ブロードブラッシュ
父はSS系のアドマイヤベガなので血統傾向に合致するのだが―。

過去2年の3着以内の馬について調べてみると、「愛知杯は実力馬を狙え!」というキーワードが浮かび上がってくる。


★実力馬の証1~重賞実績★
全6頭のうち4頭が、愛知杯前までに重賞実績がある。

<2006年>
1着アドマイヤキッス…06年チューリップ賞1着/桜花賞2着/ローズS1着
3着ソリッドプラチナム…06年マーメイドS1着

<2007年>
1着ディアデラノビア…05年フローラS1着/オークス3着/06年VM3着/エリ女3着他多数/07年京都牝馬S1着/阪神牝馬S3着
3着アドマイヤキッスは割愛。


★実力馬の証2~エリ女組★
JRAのHPに載っているデータ分析によると、過去2年、前走G1組が2-0-2-4で、その3着以内の4頭全てが、前走エリ女組であるとのこと。

<2006年>
1着アドマイヤキッス…エリ女5着
3着ソリッドプラチナム…エリ女6着

<2007年>
1着ディアデラノビア…エリ女4着
3着アドマイヤキッス…エリ女5着

なるほど、4頭とも全てエリ女で、しかも4着~6着と上位入線を果たしている。
GIでの好走。これぞまさに実力馬の証。


★実力馬の証3~トップハンデ★
過去2年トップハンデ馬が4頭も馬券対象になっている。

<2006年>
1着アドマイヤキッス
2着コスモマーベラス
ともにトップハンデの56kg

<2007年>
1着ディアデラノビア
3着アドマイヤキッス
ともにトップハンデの57kg

06年2着のコスモは重賞実績はないのだが、その実力を見込まれてのトップハンデである。
これもまた実力馬の証である。

と、このように過去2年で3着以内に入った6頭、否、アドマイヤキッスが2年連続馬券対象になっているので、実質5頭のうち4頭が実力馬の証明書を持っているのである。

ということで、裸の女帝は残念ながら…

=つづく=