☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

有馬の法則7~相性度チェック

2008-12-24 20:00:00 | 長距離血統の法則
有馬記念を攻略するための最大のキモ―
それはリボー系である。
このリボー系は、今も昔も有馬記念となかなか相性が良い。

まずは、血統傾向過去20年↓

字面だけを見れば…
・92年2着レガシーワールドの母父ジムフレンチ

・01年1着マンハッタンカフェの母父ローソサエティ

・02年2着、04年2着タップダンスシチーの父プレザントタップ
と、全く目立たない。

が、リボー系内包馬を探してみると…
・89年1着イナリワンの母父父ラグーザ

・94年1着ナリタブライアン、95年1着マヤノトップガン、97年1着シルクジャスティスと3頭の優勝馬を輩出した父BTのの母父はグロースターク

・98年、99年連覇したグラスワンダーの母母父はヒズマジェスティ

一昔前までは、有馬記念で活躍していたロベルト系だが、その理由は、ひょっとするリボー系の影響なのかもしれない。

・01年2着アメリカンボスの父キングマンボの母母父プルーヴアウト

・07年1着マツリダゴッホの母父ベルボライドの母父がグロースターク

と、このように過去20年でリボー系内包する馬も合わせても、そんなに目立つ成績ではないのだが、89年~92年まで4年連続して3着以内に入ったセントサイモンは、リボーの源流となる種牡馬である。

ということは、セントサイモン~リボーへ繋がるこの血流は、昔から有馬記念と好相性であると言っても良いのではなかろうか。

否、そういうことにさせて貰う。
なんせこのリボー系を根拠に昨年、マツリダゴッホをあと一歩の所まで追い詰めたのだから。
あしからず。

=つづく=

有馬の法則6~ア共杯組の秘密

2008-12-24 19:00:00 | 長距離血統の法則
アルゼンチン共和国杯出走馬で、次走で勝った馬5頭の共通点がある。
それは、全てリボー系内包馬であるということ。

こちら↓

・スクリーンヒーロー…父グラスワンダーのボトム、即ち母母父がヒズマジェスティ

・ダンスアジョイ…父ダンスインザダークのボトムがキートゥザミント

・トウショウシロッコ…自身のボトムにドロールロール

・マンハッタンスカイ…父マンハッタンカフェの母父がローソサエティで、母父はゴーフォージン

・エアジパング…祖父キングマンボのボトムにプルーヴアウト

このようにア共杯後の次走で勝った馬5頭全てが、リボー系の血を持っているのである。
となれば、母母父にグロースタークを持つアルナスラインが、ア共杯後の有馬記念を勝ってもなんら不思議はないのである。

そして、このリボー系こそが有馬記念を紐解く最大のキモなのだ。

=つづく=

有馬の法則5~最強サンタの贈り物♪

2008-12-24 06:00:00 | 長距離血統の法則
メリー有馬記念♪

ということで、今年の最強サンタからの贈り物はこちら↓

☆アルナスライン!

決してペリエに乗り替ったからではない。
むしろペリエには乗って欲しくなかったくらいだ。
なぜなら、ペリエ人気で結構な穴人気になってしまい、儲けが減るから!
いやマジで。

アルナスの前走は、アルゼンチン共和国杯。
勝ったのは同馬と4kgの斤量差があったスクリーンヒーロー。
ということは、ハンデキャッパーの当時の見立てでは、「アルナス≒スクリーン+4kg」だったのだ。
で、実際の着差は、1.5馬身+クビ差。

そして、JC―
スクリーンが4kg増、即ちア共杯のアルナスと同じ57kgを背負いながらもJCをブッコ抜いた。
となれば、競馬界の定説「1kg≒1馬身」に当てはめると、約1.5馬身-4馬身≒▲2.5馬身となって、もしアルナスがJCに出てれば、スクリーンよりも約2.5馬身先にゴールしていたことになるのだ。
だが、こんなことは周知の事実。
そんなものをわざわざプレゼントするほど、最強サンタは無粋ではない。

根拠は他にある。

実は、今年のア共杯はレベルが高いのだ。
時計を比較分析したわけではないのだが、こちらを見れば一目瞭然↓

そう、ア共杯出走馬全16頭のうち、5頭が次走で勝利を収めているのである。
しかも、そのうち3頭が重賞勝ち。同レース13着エアジパング、15着マンハッタンスカイですら、重賞を制覇しているのだ。
また、2着のジャガーメールにしても香港GIで3着と大健闘。

そして、次走勝ちした5頭のうち3頭は、ア共杯より斤量増で勝っているのである。(ちなみにジャガーも1kg増で3着。)
となれば、順番からいってもアルナスラインであり、ましてや1kg減なのである。
たぶん、馬が「やけに今日は軽いなあ」と思うはず。
それほど、馬は賢い動物なのだ。
必然のアルナスラインである。

が、根拠はこれだけではない。
驚くなかれ、ア共杯後に勝利を収めた5頭とアルナスラインには、ある共通点がある。
それこそが、有馬記念を紐解く鍵なのである。

そういえば、この「鍵」については去年の有馬の時にも書いたのを、スッカリ忘れていた。
その「鍵」のお蔭でマツリダゴッホを拾ったのに、最後の最後で切ってしまったのだった。
まあ、どっちみち◎はウオッカだったので、どうやっても当りっこなかったのだが―

=つづく=