☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

大賞発表!2

2008-12-31 18:30:00 | ダービー馬を探せ!2009
今年最後を締め括るのは、こちら↓
2歳サイアーリーディングは既に発表されているようですが、2歳新馬限定のサイアーリーディングは当ブログだけ。

☆第1回新馬戦サイアー大賞~2008☆

マンハッタンカフェ:11-6-4
自身がそうであったように、その産駒にも晩成型のイメージがあったマンハッタンカフェ産駒だが、意外や意外、新馬戦サイアーランキングの第1位。
おめでとうございます!

TOP10はこちら↓

2位ネオユニ、8位キンカメと新種牡馬2頭がTOP10にランクイン。
この勢いだと、来年あたり全体のサイアーランキングの勢力図が塗り替えられるかもしれない。



このエントリーで今年の更新は最後となります。
みなさまのお役に立てたかどうかは知る由もありませんが、本年もお付き合いいただきありがとうございました。
みなさまの来年の御健勝を祈念し、最後にこの言葉をお贈りし年末の挨拶に代えさせていただきます。

『不幸の分の幸せはきっとある。
ただ、どっちかが先に来るだけなのさ―』

(浅田次郎著『霧笛荘夜話』より)

=みなさん、よいお年を!=


大賞発表!

2008-12-31 18:00:00 | 長距離血統の法則
日本ではすっかり正月モードに入っているようですが、ベトナムでは旧暦の正月を祝うのが習慣で、今年は陽暦の1月25日が大晦日。
したがって、12月31日はいつもと変わらぬ普通の月末で、正月気分も何もない。
唯一、日本人として正月らしさを感じるのはNHKの衛星で放送される紅白くらいなもの。

年末と言えば、紅白と並ぶ年末恒例番組のレコード大賞が昨日、発表されたようだ。

ならば、少しでも年末気分を味わおうと思い、勝手に大賞を発表します!

こちら↓

☆第1回長距離大賞~2008☆
*対象レース:中央競馬芝2500m以上
*合計68R

【父の部】
ジャングルポケット:6-2-1
・ヒカルカザブエ(×SS):1-0-0
・サブコンシャス(×サイフォン):1-0-0
・シグナリオ(×ボーイクセプション):1-1-1
・クィーンスプマンテ(×サクラユタカオー):1-0-0
・クレプスキュール(×メジロマックイーン)
・ジャガーメイル(×SS):0-1-0
・オウケンブルースリ(×シルヴァーデピュティ):1-0-0(菊花賞)

菊花賞馬を含む計7頭の親孝行な子供を持ったジャンポケが見事、第1回長距離王の栄冠を制した。おめでとうございます!
配合相手を見てみると、×SSが2頭がいるくらいで、あとは何でもいい感じだ。

ちなみに、父の部のTOP10はこちら↓



【母父の部】
リアルシャダイ:8-4-1
・ドリームフライト(フサイチソニック×):3-0-0
・エターナルクラウン(ダンスインザダーク×):1-0-0
・ステップシチー(ステイゴールド×):1-1-0
・フジヤマラムセス(ファルブラヴ×):1-0-0
・スズノオオゴン(ホワイトマズル×):0-1-0
・テイエムテクノオー(ダンスインザダーク×):0-0-1
・アドマイヤジュピタ(フレンチデピュティ×):2-0-0(春天・阪大) 
・フローテーション(スペシャルウィーク×):0-2-0(菊・ステイヤーズS)


こちらは、親孝行な子供8頭による活躍で、母父の部第一位。
配合相手を見てみると、父方にもズラリと長距離砲が並んでいる。
おそらく生産者は春天制覇を目標に掲げて配合したに違いない。
その目標が、見事、アドマイヤジュピタによって達成された。
おめでとうございます!

ちなみに、母父の部のTOP10はこちら↓



【騎手の部】
安藤勝己:5-2-2
名手は、どの距離を乗らせても名手なのである。

騎手の部TOP10は、こちら↓

上位は名手が揃ったが、注目はやはり4位の新人・皇成。
今更だが、こいつは本当に上手いのかもしれない。

また、10位の西田騎手の3勝は母父の部で登場したドリームフライトによるものである。

ところで、一つどうしても気になることがある。
それは、何故ダート血統であるはずのヴァイスリージェント系が、ジャンポケとリアルシャダイの配合相手として登場してくるのだろうか?
しかも、ジャンポケからは菊花賞馬、リアルからは春天馬が誕生している。
VR系はスタミナを増強する血統なのだろうか?
こいつは、いっちょ調べてみる価値がありそうだ。

=おしまい=



有馬の法則26~総括5(最終回)

2008-12-31 01:17:35 | 長距離血統の法則
有馬記念の総括の最後は、来年、否、これからもずっと有馬記念で大変役に立つ総括です。
忘れないようにどこかにメモっておいた方がいいですよ。
いやマジで。


6.ブービーを狙え!
*注)ここでは、BB=booby=最下位から2番目、BM=booby maker=最下位の意味で使います。

■今年は1番人気が勝ったものの、BM馬のアドマイヤモナークが2着に突っ込み、波乱の決着。

1番人気が4着以下に沈む根拠は知っていたが、BB馬あるいはBM馬が来る根拠については分からずじまいだった。

しかし、今年の有馬記念でその根拠を見つけた。
2着のアドモナは一頭ポツリと最後方をとことこと追走。
まるで、2004年有馬記念のハーツクライを見ているようだった。
が、勝負所で人気どころの各馬がダスカを負かしにいってくれたお蔭で、この作戦がズバリと嵌った。

なぜか?

それは、「人気がないので、思い切った乗り方が出来」たからである。
人気を背負っていたら、あんな乗り方はできない。
もし不発に終れば、ファンはおろか馬主、調教師からも怒りを買うのは当たり前だ。
人気がない⇒ファンも期待していない⇒負けてもそんなに迷惑をかけない⇒ならば、一か八かの作戦で勝負!
となるのである。
BM人気、あるいはBB人気となれば、なおさらであろう。

これが、「ブービーを狙え!」の根拠である。

ところで、私はこのBM馬アドマイヤモナークとBB馬ベンチャーナインの2頭から馬連総流しをかけましたが、実はこの馬券を買うにあたり、この2頭を強力にプッシュする、有馬記念のもう一つのキモがあったのです。
こちら↓

7.リボー系内包馬を狙え!
今年の有馬記念出走馬中、リボー系を内包していた馬は全部で6頭いたのだが、そのうちの2頭がBM人気アドモナとBB人気ベンチャーでした。
そして、この2頭はどちらもリボー系を内包していることに気付いたのです。
以前、『リボー系内包馬は、有馬記念と相性が好い』と、書きましたが、実はこのリボー系内包馬は、ただ相性が好いだけではなく、波乱を演出するのに一役買っているのです。

過去20年を振り返れば…

1989年
1着イナリワン(4番人気・単勝1、670円)
父ミルジョージの母父がラグーザ

1995年
1着マヤノトップガン(6番人気・単勝1、300円)
父BTの母父がグロースターク

1998年
1着グラスワンダー(4番人気・単勝1、450円)
ボトム(母母父)がヒズマジェスティ

2001年
1着マンハッタンカフェ(3番人気・単勝710円)
母父ローソサエティ

2着アメリカンボス(13番人気)
父キングマンボのボトムがプルーヴアウト

2002年
2着タップダンスシチー(13番人気)
母父プレザントタップ

2007年
1着マツリダゴッホ(9番人気・単勝5、230円)
父ベルボライドの母父グロースターク

そして、2008年―
2着アドマイヤモナーク(14番人気)
父ドリームウェルの母父アレッジド

と、今年と92年を除けば、リボー系内包馬が連対した年は全て1番人気が4着以下に敗れているのである。
その92年で、BB人気で1着になったメジロパーマーだが、同馬の父にはリボー系の源流となるセントサイモン系か流れている。

また、91年のBM人気で1着になったダイユウサクも、ちょっと薄くなるが、10代遡るとセントサイモンの名前を見つけることができる。

このように、ダイユウサクはちょっと強引すぎるから脇に置いとくとしても、
波乱の年の裏には、リボー系内包馬、特にBM人気・BB人気の激走があるのである。


最後に、最も役に立ちそうなこちらをどうぞ↓
8.グッドラックハンデ血統リンク

■今年もまた小系統でリンク発生。

グ:2着母父サドラー系オペラハウス
有:2着父サドラー系ドリームウェル

この血統リンクを信じさえすれば、SW系を持つ馬は人気の一角のサムソンとアドモナ2頭のみだったので、アドモナも簡単に拾うことは出来たはずだ。


ということで…

☆史上最強の有馬記念の三大法則☆
1.BM馬・BB馬を狙え!
馬連総流しがオススメ!

2.リボー系内包馬
字面だけではなく、5代以内にリボー系を持つ馬。
セントサイモン系もお忘れなく。

3.グッドラックハンデ血統リンク
有馬記念の馬券は、GLHの結果を見てから買いましょう!


この三つの法則は、とても大事なのでメモるのではなく、書初めでこの三大法則を、恭しく認め、厳かに神棚に奉っておきましょう。
そうすれば、きっと来年は『終り良ければ全て良し!』の素晴らしい年末を迎えることが出来るのは間違い有馬せん!



=おしまい=








有馬の法則25~総括4

2008-12-31 00:51:30 | 長距離血統の法則
まだまだ続く有馬記念の総括。

5.長距離王
有馬記念1着~3着までの種牡馬・BMS・騎手の有馬記念前までの、長距離王ランキングはどうだったのか?

1着ダイワスカーレット
・父~アグネスタキオン:5位
・母父~ノーザンテースト:10位
・騎手~安藤勝己:2位

2着アドマイヤモナーク
・父~ドリームウェル:24位T
・母父~トニービン:3位
・騎手~川田将雅:21位T

3着エアシェイディ
・父~SS:8位
・母父~ノーザンテースト:10位
・騎手~後藤浩輝:21位T

勝ったダスカは全ての部門でTOP10にランクインしており、エアも騎手を除く2部門でTOP10にランクイン。
また、アドモナも母父が3位と、今年の有馬記念の1着~3着は、いずれかの部門が長距離王ランキングの上位か、あるいは二部門でTOP10入りしている。


6.ハイレベルなアル共杯組

残念ながらアルナスラインは6着。

だが、アル共杯以後、出走していないキングアーサーヤマニンアラバスタの次は注目すべき。
というか、とりあえず買っておいたほうがいいと思う。

=つづく=