キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

コンパクトベースのネックの逆反り

2018年03月15日 13時00分42秒 | コンパクトベース
実は、今年の冬辺りからコンパクトベースのネックが反ってしまっていたのは知っていた。

けれど、あまり熱心に直さなかったのは、そのベースをその頃から頻繁にバンドで使わなくなったため。

やっぱ家で弾いているだけだと、多少、ネックが反っていても多めにみてしまう。

も、もちろん少しは直した。



で、症状というは、いわゆる逆反りというもので、ネックが弦とは逆の方に向かって曲がっていまい、異常に弦高が低くなってしまう。

よって、ローポジションを中心に弦がフレットに触れてしまい、音がビビる感じで、、。

これ、いつかは調整に持っていこう。

そう思いつつ、、、あまり家で弾かないので放置。

だがしかし!

あまりに弾くと音のビビりがひどいので、仕方なくブリッチのネジを上げて弦高だけは上げてみた。

で、一応、それでビビりは減り、、。



そして、この前、弦も一年弱、変えてなかったので、新しく弦を張り替えた。

その時、もしかしてコンパクトベースって、「ベリーショートスケールだから弦の張り具合も弱いのではないか?」と、思い、試しに1弦、2弦を、ひとまわり太い弦に替えてみた。
つまり、それまでは、1弦→45、2弦→65、だったのを、一弦→50、2弦→70、にしてみた。

たったそれだけだけど、意外や意外!

なんとその弦の張り具合で、ネックの逆反りが直ってしまったー。

もちろん弦を張り替えるとき、高くしたブリッジのネジも低くして。

ということで、ネック逆反りの場合は、弦を太くすると直る可能性があると分かった。

ちなみに弾き心地は、、、悪くない。

たしかにこれまで使ってきたレギュラーサイズの弦に比べると太いのが、左手の指先からも分かるけど、逆に太くなった分、押さえ易くなった気も。

そんな感じで、やっぱコンパクトベースは、コンパクトに弾き易くなった次第~。

今年はバンドでは出番がないかもしれないけど、家ではちゃんと弾いていあげたい。

そんな思いの今日この頃。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベースでト音記号のメロディを弾くことについて

2018年03月15日 08時24分42秒 | ベース
ベースを始めてから気になっていたのが、譜面のこと。

たとえばバンドのリハやジャズのセッションに行くと渡される譜面はト音記号で書かれたリードシートが多い。なにしろ、同じC譜なので、渡す方もなんのためらいもない。

ところがベースの立場からすると妙な気持ちになった。

それはベースの人が読む譜面は、普段、ト音記号の譜面ではなくヘ音記号の譜面だから。

実は、私はベースを始める前はサックスを練習していた。
(もちろん、今もやっているけど。)

厳密にいうとサックスは移調楽器なので、専用の譜面はC譜ではないけど、でも、専用の譜面の音の高さはト音記号なので、結局、ト音記号の譜面を読んでいることになる。

で、私はベースを習い始めた頃、ベース用の譜面の存在は知っていたもののあまり熱心に勉強しなかったせいか、ヘ音記号の譜面はほとんど読めなかった。
なので、ベースを習ったのをきっかけに読む練習も開始してみた。
それで、今、現在は、もう2、3年が経過しているけど、なんとか読めるようになってきた。ところが、実際、現場ではメロディの譜面はヘ音記号の譜面ではなく、ト音記号の譜面が多く、結局、それを読むことになっていて、。
というか、わざわざベースの人にヘ音記号の譜面を渡す親切な人は、(普通、)いないと思って間違いない。

結局、なにが言いたいかというと、、。

どの譜面を読めた方がいい。(おぃ!)




で、前置きはその辺にして。

本題は。


ベースでト音記号の譜面を読んで弾く時、実際に出てくる音は、実音よりも2オクターブ下にあるということを覚えておきたい。
なぜならその下のヘ音記号の譜面でも実音よりも一オクターブ下の音だから。

実際にベースで譜面の音を弾くと低い音域な気がするのは錯覚ではない。本当のことだから。

それで、もし、譜面の実音と同じ音域で弾こうと思っても、ベースという楽器は全部で3オクターブ程度しか音域がないので、高い音はちょっと難しくなる。どうしても実音の音を出したいと思っても、、、ベースだし。

というか、ベースという楽器で他の楽器のメロディを弾くこと自体、まったく別のアプローチになるので、同じニュアンスで弾くことはできない。それを考えると音域だって同じにする必要はまったくなく、ベースらしい音域で弾くのが真っ当なやり方に思えてきた。

つまり弾きたい譜面がト音記号だろうと何だろうと、譜面に書いてある「ドレミ」が合っていれば良いのではないか。

それもベースらしい低い音域で弾いた方がベースらしい?

そんな感じで、今、練習中のクラシックの名曲たちも、ベースらしい音域(ハーフポジション、もしくはローポジション)で、弾くことにした。
実音的には2オクターブ下になるけど、低い音はやっぱりベースらしく聴こえ、、。逆にオクターブ上で弾いてもいいけど、そうなるとギターの低音域と同じ音程になるので、そっちの方がどっちつかずになり、音域的な魅力が半減するかも?!
低い重低音で綺麗なメロディを弾いた方が、ベース的には本望ではないか!

そんなことを考えながら日々練習していたり、、。

ということで、練習がんばります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする