今日から正倉院展が始まり、奈良は観光客で大賑わい。
友人と仏像彫刻の作品展を見に不空院へ行ってきました。
高畑の新薬師寺の向かいにある不空院は鑑真和上の住坊跡に建てられた寺院で
近世には奈良町の芸妓たちの「かけこみ寺」として信仰を集めていたそうです。
仏像を彫るとその人の心の中の仏の姿が現れてくるそうです。
かつてはチェロを一緒に習っていたSさん、最近は仏像彫刻されているとは
案内をいただくまで知りませんでした。始めて約半年だそうですが、ほんわりした
かわいらしい仏像に仕上がっていました。彫っていると何も考えない時間を持つことが
できるそうです。ちょっと羨ましいですが私には無理です。
一緒に行った友人も私も、しょっちゅう怪我をしているので、「彫刻は、したくても
できないね。初日に指を切るかも・・」と話しながら帰りました。