思い当たるのは、ゴーシュの会の前日に
ケースごとチェロが倒れたこと。
ゴーシュの会の時も、なんか音が出てなく弾きにくいなあと思っていました。
でもそれは、緊張してるからかな?会場が響かないからかな?と仕方ないことと思っていました。
その後、コスモの本番が近いこともあり、いつもより長時間弾いていました。
6月に入った頃から左肘あたりの筋肉痛に悩まされていました。
D線を弾くとA線にもG線にも触れてしまい雑音が半端ない状態でした。
何よりも音が出ない。なんか急に下手になってしまった。なんで?
だんだん弾くのがイヤになってきました。こんなに下手だとウエルナー1番からやり直しか(涙)
コスモの本番前日に腕の痛さはピークに。
弾いてこんなに痛くなるのなら、
チェロは止めてしまわなければいけないかも、、、とか
本番で弾きながらも色々考えてました。
本番が終わって、とりあえず楽器を工房に診てもらいにいきました。
まさか、まさか、楽器が壊れていたとは、、、
ネックと本体の間に1㎜位の隙間があることがわかりました。
右肩と左肩で、叩いてみたときの音が全く違います。
「よくこんな楽器弾いていたね!弦高がすごく高くなっているので弾きにくかったと思うよ。
いい状態の時の音を脳が覚えていてるから、その音を出そうと
思いっきり力を入れて弦を押さえていたはずや。腕傷めてない?」
こう言われて、すべてスッキリしました。原因がわかり何もかも納得。
裏板とネックを外して、膠でまた付けるそうです。約一週間の入院となりました。
でも、なんで楽器が悪いということに気付かなかったのか?
まだまだ自分の弾き方に自信がないからなぁ、、、
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