10月31日から11月3日まで奈良遷都1300年祭の記念事業の一つとして
いこま国際音楽祭がありました。
生駒市出身でドイツのカールスルーエ大学のピアノ科教授、韓伽倻(ハンカヤ)さんが
音楽監督を務め、彼女と交流のある一流のソリスト6人がドイツ・オーストリアから
招かれました。
オープニングのガラコンサートも聞きたかったのですが、APAの国際交流コンサートの
練習日だったため、聞きにいけませんでした
11月2日、ミッシャ・マイヤーのマスタークラス(公開レッスン)を聞きに行くことに。
すると、なんと、2日の受講生は相愛大学のAさんと、高三になった伊東裕くん
日本音コン1位になった時よりちょっぴり大人っぽくなってました。平日なので伊東裕君のレッスンは
聞けないものと思っていただけに、ラッキー
おまけにAさんの受講曲はハイドンのコンチェルト1番Cdur、伊東裕君はブラームスのソナタ1番。
なんだか宝くじに当たった気分でした。
ハイドンはもう何か月も練習中なので、とても勉強になりました。ドイツ語が分からなかったけど・・
伊東裕君のレッスン。お母様はレッスンをビデオに撮られていました。先生が注意されると
「うん」と頷いて、すぐに音が変わるのです。とにかく反応が早い。
ドイツ語でのレッスンなので、通訳の方がどう訳そうか考えているうちに、彼は先生が求めている演奏を
始めるのです。感動ものでした。
年が明けると裕君も東京へいってしまい(多分)彼の演奏を聞く機会が減ってしまうでしょう。
残念ですが、ますますはばたいて世界で活躍してほしいです。
それにしても、音響効果の悪いコミュニティーセンターのホールでのレッスンなのに
あの素晴らしい音色。「音響効果が悪いから~」というのは下手な者の言い訳なんだと
つくづく思いました。
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