今日はちょっと凹んだ。
ご存知、両親の飼う猫を探している。
ネットで愛嬌のある猫をみつけた。
両親の望む条件にも近い。
でも、その猫は半年前から里親募集に掲示されている。
「こんなに愛嬌があるのになんでやろ?」
と思いつつ、善は急げとメールした。
すると、飼い主から怒り(?)のメールが返信されてきた。
<飼い主からの返信内容>
はじめまして、△△と申します。
まず最初に募集サイトにも書いておりますが、
××さまのご家族構成と、詳細な家の間取り、借家、マンション、持ち家などと
猫飼育経験の有無をお聞かせいただけますでしょうか。
里親募集をしているとはいえ、
唐突に会いたいとだけ言っていただきましても、こちらといたしましても何も存じ上げない方を自宅にお招きするようなことは出来かねます。
せめて簡単な自己紹介やご応募いただいた経緯などをお聞かせください。
はっきり言ってメールに誠意などが感じられませんし、
そう言う方に大切な猫をお譲りするのは本意ではありません。
ご了承下さい。
幾分、やわらかい口調ではあるが、私にはグサッと来た。
他人を家に入れたくないって・・・
じゃあなんでネットで猫の里親募集しているの?
そして私が送ったメールの内容はこうだ。
はじめまして。
1才前後の女の子の成猫を探しております。
本日、○○ちゃん(猫の名前)のプロフィールを拝見し、
一度会わせていただきたくメールいたしました。
無礼を承知でのお願いですが、○月○日の夕方にでもご都合がよろしければ、そちらへお伺いしても大丈夫でしょうか?
たまたま近くへ出かける用事があるので思い立った次第です。
急な申し出ですみません。
もちろん別の日でもぜんぜん構いません。
そちらのご都合に合せます。
当方、××市に住んでおります。
お返事お待ちしております。
そんな怒りをかうような内容だろうか?
誠意が感じられない?そうだろうか?
そして飼い主は、
こちらの質問に対する答えが全く書かれてないと憤慨している。
応募フォーマットはきちんと記入して送信したはずなんだけど・・・
と思い、サイトに戻って記入する内容を確認した。
すると飼い主のコメントの下の下の下の方に
上記の質問が小さい字で書かれていた。
私が見落としていたのだ。そこまでカーソルをずらしてなかった。
私が悪いんだな・・・と大人の対応で
もう一度、丁寧な謝罪と質問の答えを記して返信した。
やっぱりお断りのメールが送られてきた。
高齢者には譲れないとのこと。
近くに世話の出来る妹が住んでいる、と明記したのだが
同居じゃなきゃ意味がないとのこと。
乳幼児のいる夫婦や引越しの可能性の高い夫婦、
結婚するかもしれない若い女性よりも、
高齢者の方が猫を手放すリスクが
よっぽど少ないと思うのだが・・・。
おまけに両親は車も持っているし、健康でピンシャンしている。
ほとんど留守もしない。
前の猫は28年も寿命をまっとうした。
こんな優良な飼い主が他にいるだろうか?
と、思いつつ「了解」のメールをそっけなく返信した。
結局、最初に私が送ったメールで判断されたのか・・・?
私はなぜこの猫がまだ引き取られずにいるのか理解した。
きっと、この頭のかたい飼い主のせいだ。
完璧なまでに条件にぴったりくる里親を探し続けているのだ。
どっちにしろ、イヤな思いをした。
実は猫を探し出してから、
こんな感じの嫌な思いは何度かしている。
猫の保護活動家の中には良い人もいっぱいいる。
しかし、猫を溺愛するあまり
他人に平気で冷たい言葉を吐く人も目に付く。
今回は最たるものだった。
ま、そんな訳でちょっと凹んでいる。
もちろん商売も上がったりだ!
なんで客、来ない!?
アベノミクス!!!
もしかして私らが猫を飼った方がいいのかも知れない?
招き猫をね!
福を呼ぶ招き猫。真剣に考えてみよう!