孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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== ポチの一人旅 太宰治が愛した三鷹跨線人道橋 ==

2022年07月21日 17時54分57秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

== ポチの一人旅 太宰治が愛した三鷹跨線人道橋 ==

今日は三鷹に用事があったので、用事が終わってから中央線三鷹駅の西側にある三鷹跨線人道橋に向かった。

この三鷹跨線人道橋(以下、跨線橋と略す)は、旧鉄道省が1929年(昭和4年)に建設した。 

太宰治がのこの跨線橋を愛したといわれており、車両基地で休んでいる電車や中央線を走る電車が眺められることから人気のスポットでもあるが、老朽化が進み撤去が決定している。撤去される日程は決まっていないが、消える昭和をもう一度味わってきた。

跨線橋の下に、案内板があるのだが、ひび割れてほとんど読めなくなっていて、この案内板も劣化が進んでいる。

今まで気が付かなかったのですが、跨線橋の骨組みは、使わなくなったレールを再利用しています。この古レールは明治・大正期のものと言われています。

跨線橋 (この橋の上に、小さな子供連れとかカップルとかが電車を眺めているのが、中央線に乗っていてよく見える)

橋の上からは、三鷹車両センターで休んでいる電車が良く見えます。

跨線橋の北側からの眺めです。塗装が途中までしかされていないのが、何とも言えないさみしさを感じる。

橋の下にはバス停があります。将来、跨線橋が撤去されたら、このバス停の名前はどうなるんだろう・・・

橋のそばには、こんな掲示も

跨線橋を渡って三鷹駅に向かいました。三鷹駅(駅から1分)の駅前すぐ近くにこんな緑の場所があります。この小川の下には、玉川上水が流れています。