==2012年の想い出== 北京の夏祭り
2012年は日中国交正常化40周年の記念の年、“日中国民交流友好年”として多くのイベントが予定された。
2月16日、国貿展覧中心で日中関係者による開幕式を開催、19日には、“活力日本”展in北京が行われた。
そして、メイン行事として夏祭りを行うことを決め準備に入った。
寒い冬の季節の2月に候補地の1つとして朝陽公園を視察したことを覚えているのだが、会場は北京在住日本人側の意向だけで決めることはできず、日本側だけでなく、中国側当局の意向などを考慮し、会場決定までは二転三転、いや三転四転したかも・・・
2012年は日中関係の良好の雰囲気でスタートしたのだが、急転直下、暗雲を投げかけた出来事が起きた。
それが尖閣諸島問題。
この影響で開催を危ぶむ声もあったが、ともかく無事に夏祭り開催を迎えることができた。
会場が朝陽公園の少し特別なイベント場所でなく、別の場所だったら警備の問題などを指摘され開催はできただろうか…
8月31日は大使公邸において前夜祭、そして本番は9月1日、2日の2日間だったか、1日午後に天気が急変の予報が入る。
北京市からは、市内での野外イベントは中止の指示が出され、なむなくスケジュールの変更。
このスケジュール変更に伴い、イベント関係者は裏側で調整に大慌てしていた。
9月2日は天気が回復し、開始時間を遅らせたが夏祭りスタート。
夜は盆踊り大会を行い盛況の中で終了した。なお、主催者資料では入場者は7000名。
主な写真
・40周年開幕式
・前夜祭
・さんさ踊り(盛岡から来た彼女たち、かわいかったです)
・すずめ遅り(仙台)
・よさこい
・少林寺武術団
・沖縄のおどり
・アニメソング きただにひろし、佐咲紗花
11月24日にはグランドフィナーレとして首都体育館でライブが計画されていた。
AKB48も来るという噂もあったが9月の夏祭り以降、尖閣の影響で日中交流事業は大きな打撃を受け、大きな日中交流イベントは開催することができなくなった。
AKB48は日中国民交流年親善大使だったので、尖閣さえなければ、間近でコンサート観れた可能性高かったと思えます。
“日中国民交流友好年”開幕式の国貿
夏祭り
日中獅子舞共演
松伸は私の北京滞在中の社員食堂状態でした。懐かしい、名前忘れたけど、あの女将さんは健在かな。
あの美人女将さん、同じく名前忘れた…
威〇ビルの同じ場所に、別の日本食屋が開店していました。(2019年情報です)