==海外在留邦人数調査統計==
毎年、外務省が海外在留邦人数を調査して公表している。10月1日付で調査してから、その公表まで約1年掛かる。 と、いうことで平成元年(2019年)に調査した海外邦人数の調査報告が2020年10月に外務省のHPにUPされたので、私の偏見に基づきその公表データをグラフ化してみた。
色々な分析・判断があると思うので、数字に対するコメント・私見はしません。
なお、グラフ化したのは主にアジア圏だけなので、欧米などの状況は外務省のHPをご覧ください。
外務省のURLは下記です。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/index.html
(注:グラフ化にあたりinputミスを除き、数字そのものは改変していません)
通常なら、過去の邦人数と比較して今後の邦人数動向が検討できるのだが、今回のデータは調査が2019年10月で2020年の新型コロナによる邦人数の変動に関しは時期的に含まれていない。そのため、新型コロナにおける駐在員やその家族の帰国等で現時点での各国での邦人数とは乖離が発生していると推測される。
今から来年発表される海外在留邦人数調査統計の数字が待ち遠しい。
というコメント付きの新型コロナの影響大の数字であろうことをご理解の上、お読みください。
世界第1の邦人数の国はアメリカです。アメリカの邦人数は44万4千人です。そして第2位が中国ですが、ここ数年で中国の邦人数は減少しています。
アジアのいくつかの国々や都市における邦人数をグラフ化しましたが、日本における今後の経済活動としての中国、そしてアジア諸国との関係はどう推移するのでしょうか。
都市においては、最も邦人が多い都市はロスアンゼルス、第2位はハンコク、3位が上海、4位ニューヨークと続きます。
この外務省の統計調査報告ですが、以前はかなり詳しい部分まで公表されていたのですが、簡易的な数字しか公開されなくなり公開される情報量が減少しました。本職がプロダクツリスク管理と品質管理屋さんだった私としては数字の分析ができなくなって非常に残念です。