(以下C)チャイロ系ちゃんならわかるけど、おまえがどうして赤坂にいるの?
(以下クマル)今回はチャイロ系ちゃんも参戦させるから
(以下チャ)ここ、懐かしいなぁ ぼく、以前ここに住んでたことがあります 赤坂レジデンシャルって書かれてあるけど、ぼくが住んでたころは秀和レジデンシャル・ホテルでした 郵便局の配達車が停まってる裏口はこんなに豪華じゃなかったけれど、いまもフロントがあり、郵便物はフロントを通して受け取ります。ロビーも広々としていて、商談するには最適。部屋をオフィスにしないでも、そこで話せるからね。商売向きのホテル(東京オリンピックにできたホテルだけど、現在はホテルではありません)なんです
チャ「ホテルの裏口を出たとこに檜町公園があるんだけど、まさにその位置に屋台のおでん屋さんが深夜出ていて、仕事上がりのホステスさんなんかが飲みにくるんだよ。よく奢ってもらったなぁ すごーいむかしの話だけど」
C「なんだそりゃ? またチャイロちゃんの思い出コーナーか?」
クマル「どうしてお知らせのカテゴリで【思い出のようなもの】をやんなきゃなんないのさ チャイロ系ちゃんを引っ張ってきたのは、あくまでも赤坂に詳しいから それと今回は助手も兼ねてるの」
C「助手? なんの?」
クマル「クマルこれに参加する」
C「古本祭? それって古本市のことか?」
クマル「アタリ」
C「……やッ、ちょっと待った!! おまえ、わたしの蔵書、勝手に売っぱらうつもりだろう!? それ、赦さないからな! 特にエラリー・クイーンの初版本とか、横溝正史のおどろおどろしい装丁の文庫本とか、絶対持ち出すなよ」
クマル「この扉、おもしろいでしょ? 扉がになってるの を開く感じで扉を開けて入るなんて、なんてメルヘンチックなの? きっとこの店主さん、めっちゃクマルと波長が合うはず」
クマル「扉を開けて入ると、そこには上がり框があって、靴を脱いで店内にあがるのね なんか本屋さんというよりは、友だちのうちに遊びにきたみたい」
クマル「といっても、基本新刊を扱う書店さんです」」
C「それで古本祭なのか? 新刊書店で?」
クマル「そこがユーモアでしょうが たく、センスのない、あたまが固定観念でガッチガチのクロネコとは会話できんわ」
C「わるかったな、古いタイプのネコで」
C「おや! そいつは確か……」
クマル「あ、わかった?」
C「“弥生坂 緑の本棚”にあった本屋発の文芸誌ってやつだよな?」
クマル「ご名答 つまり、その本屋がここってことな」
C「なるほど。でも、そんなすごいところで、おまえ、いったいなにを売るつもりなの? おまえが持ってる本って、主にマンガばっかだよな あッ! 『よつばと!』は売るなよ それ、おまえが手術して入院してるときの見舞いでもらったやつなんだからな」
クマル「ここは普段ギャラリーとして使ったり、ワークショップを開いたりするスペースで、今回は古本市会場となります」
C「ちょ、ちょっと待った! 奥の本棚、下の段に、どっかで見たような本とポップが立ってるぞ」
C「コラー おまえら、なんて恥知らずなことやらかしてんだ ていうか、古本市とか見たことあるだろ? そんな売り方してる書店、見たことあるか? もっといえば、他の書店さんと被らないように、みんな気を使って本を選んでるんだぞ それなのに、どうして自分とこで被りまくってんの おまえら、つくづくシロウトな それ、そこの本屋さんに失礼だから、全部撤収してこい」
クマル「ということで、納品完了しました」
C「や、ということでじゃねーよ おまえ、新刊書店で平積みどれくらい置いてるか見たことあるだろ? ベストセラー作家でも、そんなに数積み上げないから」
クマル「新刊じゃないから。つか文庫書下ろしで新刊だけど、古書価格自分でつけてきたから つか、ポップよく見てよ 新作『少年』発売記念価格って書いてあんでしょ」
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C「や、でも、それ許可得たのか?」
クマル「許可されずにこんなことやったら、ヤクザにショバ代も払わずテキ屋やるのといっいしょでしょうが」
C「や、そのたとえ、まちがってるから」
クマル「だから最初にいったでしょ、竹田さんとクマルの波長は恋人以上に合ってるから」
C「でも、相手は文芸誌まで出してるプロだぞ」
クマル「だからなに つねにおもしろいこと考えてるヒトっていうのは、こっちがおもしろがってやってることに理解があるものなの 誰もやってないから、とか、常識的ではないから、とか、そんなあたまの固いヒトにおもしろいものなんて絶対につくれっこないから」
だからみんな 1/18(水曜日)~1/21(土曜日)の15:00~21:00のあいだに、ゼヒ遊びにきてケロな 文芸書を発行してるからって、文学ガチガチの堅苦しいイメージって、まったく、もう一回、まったくないから 友だちンちに遊びにくる感覚で気軽にきてケロ そこでチャイロ系ちゃんから耳寄りな情報を提供します では、『わらのいぬ』登場人?物、チャイロ系ちゃん、どうぞ」
C「そっちか!?」
C「いや、待て これって古典酒場の編集長がつくったやつだよな」
チャ「ぼくたち友だち同士だから、多分大丈夫」
『CS旅チャンネル「平成酒どころめぐり」、1月14日(土)13時半〜放送開始です。』⇒ https://t.co/bhWS6JEhRq #アメブロ @ameba_officialさんから
— 古典酒場 (@kotensakaba) 2017年1月11日
チャ「現在二代目太田和彦(って、ぼくが勝手に呼んでるだけだけど)として旅チャンネルでがんばってます こちらもよろしかったら見てね」
チャ「ちなみに三冷ホッピーとはこのことです 氷がないのは焼酎をシャーベット状にしてるからなんだよぉ めっさおいしいから飲んだことないヒトは試してみてね 双子のライオン堂で、本を買ったら、どこか好きな店に入って、ホッピー片手に読書 しかも赤坂の夜 これをオツといわずに、なにをオツと呼ぶ? みなさん、赤坂の夜に会いましょう」
クマル「PS 塾長さまは定宿が近くなんだから、土曜日チェックインしてから来るよに」
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