Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

沖縄旅行【最終回】

2006-10-29 18:18:11 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
たまたま全くの偶然で「祭」の日に竹富島にいた。
その日は旧暦の十五夜祭。
西洋とは違って、月の神さまはここでは男神だという。

島に一校だけある小中学校の校庭で行われた。



この後、観光客も一緒になって綱引きをした。
わたしたちが泊まった集落は西に位置するので、当然西チームで参加。
勝敗は?
西の勝利!
当然です。すべてアテクシの力なりけり。


夜です。
白いサンゴの道が美しい。
蛍が沢山飛んでいます。

空を見上げると……

当然の如く、満月です。

宿でネコと遊んでいたら、宿のアンマー(おかあさん)が、なにやらゴソゴソと。
テーブルにお供え物なんか並べたりし始め。
おや?

お祈りが始まりました。
厳かです。
それもそのはず、このアンマー、バイヤーオン(波利若御嶽)の神司であられるのであります。

お供え物はこんな感じ。
左のイナリ寿司みたいなのは……

実はタマゴ。
アンマーの奢り?で、泡盛を飲みながら、そこに集まっていたユンタク仲間と皆で一緒にいただきました。
アンマーによるアカペラでの島歌には、心が震えました。
すごい声。
目と鼻の先で、素晴らしい歌声に酔い、泡盛で酔い、その相乗効果が更に感動を呼び。
ありがた~い、お話なども聞くことができ、背筋がピーンと伸びた夜となりました。
竹富最後の夜。いや。沖縄最後の夜はこうして更けていったのであります。
そして……
今日でネコちゃんたちともお別れ。

いろんな人と出逢い、そして別れ。
今回と旅は多くの旅人と話し、飲み、笑い。
本当に楽しく、ステキな旅となりました。



アイヤル浜から登った朝日は、それはそれは美しく。
この世のどこかで、争いや戦争や殺人などという出来事があるとはとても想像できず。
この島のことを絶対忘れないと心に誓い。
また八重山ソバを食べるために……

……いやいや、そうではなく。
また今度、かならずこの島へ戻ってこよう。
と、心の中に固く誓ったのでありました。

宮古島を経由し、帰ってきたばかりなのに……
もう次の旅行がしたくてたまらない。
今度はどこにいけるのかなぁ?
今のところ候補はトルコのカッパドキア。
もしくはカンボジア。(これは、今回の宿で知り合った女の子(職業:旅人)からもお薦めと言われた)
あ、でも御蔵島でイルカと遊ぼうツアーもいいなぁ。
当然、いくのはわたしたち。

次回をお楽しみに!
それでは、またいつの日にか。
See you again...

沖縄旅行【竹富島編その4】

2006-10-26 19:56:18 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
今回は竹富島の海特集!
まずは……

コンドイ・ビーチ。
このビーチは映画『ニライカナイからの手紙』の冒頭シーンで出てくる浜。
ニライカナイからの手紙 ニライカナイからの手紙
蒼井優 (2006/01/24)
ポニーキャニオン

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アイヤル浜。
ここ気持ちいい!
観光客があまりこないので、海独占。てか、浜辺全て独占!



説明いりませんね。

これも説明いりませんね。
いや、海老ではありませんって。

売り物じゃありませんよ。
ゴロゴロ落ちてます。

誰が描いたんでしょうか?
けっこう上手いです。

「おなかすいたぁー!」

「へい、おまち!」
蟹じゃないですよ。

次回、いよいよ最終回!
え、前回も言ったって?
人生……予定は未定で確定にあらず。
次回も最終回にはならないかも。
終わりのない旅。
けっこう、憧れです。

沖縄旅行【竹富島編その3】

2006-10-24 15:33:09 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

他に竹富島で有名なものといったら……
やはりなんといっても、シーサー。
竹富島の人口は340人。
牛369頭。ネコ46匹+野良猫多数。
そして、シーサーは100以上あるらしい。

魔除けとして、家を守るといわれているシーサー。
この島ではどれもこれも個性的。
その一部を紹介します。











ロン毛のシーサー。笑える。






これ、泊まった宿の屋根バージョン。
ちょっと、他のオシャレなのと違って、歴史と威厳を感じる。
なんてったって、島の神司経営の宿ですから。
シーサーのパワーだって普通とは違う。

この宿の前を守ってるシーサーだけど。
後ろにガジュマルの木が見えるよね?
この木が、この前の台風13号で倒れたんだって。
それって凄い突風でしょう?
ところが、ここに2匹?のシーサーがあるんだけど、2匹ともビクともしなかったんだそうな。
さすが!神に仕えている家の番犬?
中心付近の最大風速は40メートル。最大瞬間風速は60-70メートル。
中心気圧は955ヘクトパスカルなんて、屁のカッパってことですかぁ!?

西表島のユンタクで他の客から仕入れた情報によると、竹富島の100を越えるシーサーの中に、一つだけ手を合わせて拝んでいるシーサーがあると聞いた。
そのシーサーを「お願いシーサー」と呼び、皆で手分けして観光客は探しているらしいとのこと。
見つけて、お願い事をすると必ず叶う。と言われては、探すっきゃない。
ちなみに、西表島に来てた客は見つけられなかったとのこと。
ところが!
アテクシは見つけてしまいました。
しかも初日に。
上ばかり(屋根)を見て歩くから判らない。
普段から、「お金落ちてないかなぁ」と下ばかり見ているアテクシにはイージーすぎました。
してお姿の方は?

お願いシーサー。
ほほう、ほんと、お願いしてる。

そして本日の子猫たちは?

格闘中です。
客にK1の選手がいたから即発されています。
一応この子たちも島の46匹のうちにカウントされてるはず。かも?

いったい、いつまでつづくんだこのシリーズ?
と疑問をお持ちの方。
いよいよ次回、最終回……の予定……の筈。
全く期待しないで待て!!

沖縄旅行【竹富島編その2】

2006-10-23 13:24:49 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

竹富島で有名なものって判るかなぁ?
白い砂の道。(サンゴを砕いたもの)
星の砂。
ミンサー織発祥の地。
三線(さんしん)もここから伝わった。

色々あるけどやっぱこれっしょ。
すいぎゅ~

角がシブイ。

働く水牛。
昔は農耕用だったけど、今は観光がメイン。
一生懸命働いてます。

どうです、この頼りがいのある顔。
ステキ。
働いた後は、ご飯が食べられます。

これ普通に野に放たれてます。
コレが本当の野放し状態。

道を歩いていたら、草むらがあって(柵などありません)そこでお食事中でした。

あとは、なんと言ってもネコちゃんでしょ。

乳を飲みながらそのまま寝てしまいました。

竹富は花が多い島で有名なのだけど、今回は台風13号の影響でほとんど吹き飛ばされてしまっていました。
本当はどういう島か、またもや他人のサイトからパクってご紹介いたしましょう。







つづく...

沖縄旅行【竹富島編その1】

2006-10-20 11:21:57 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
ええ!?船がでないんですかぁぁぁぁぁ?
絶海の孤島!嵐の孤島!……殺人事件の巻?
「あ、でも大原港からは船でますよ」
はい?

勝手にクリスがクリスティーで盛り上がっていたら、宿のお兄さんが教えてくれた。
西表島の北の港、上原港は波が強すぎて船が接岸できないとのこと。
ただし、島の南に位置する大原は比較的大丈夫なのだそうだ。

な~んだ。

船も無事に出港でき、一路石垣島へ。

石垣港、離島桟橋。
午前中はお土産を買うのに半日使った。
だからお昼も石垣島で食べた。
どうせなら郷土料理も食べたい。

ということで郷土料理を食べることにした。

実はこんな怪しい店もあったのだけど、さすがに「やぎ」は食べれないだろうなぁと却下。
食べたのは……

これはいったい何なんでしょうか?
アバサー汁だそうです。
アバサー???
な、なんとハリセンボンなんだそうです。
食べてみたら、なんとも噛みごたえのある、お肉っぽいお魚?でした。
午後2時の船に乗り、乗船時間10分。
ついに念願の竹富島へやってきました。

竹富港

中心地

宿

てとこ。
新田観光(水牛車)もやってるから、泊り客は水牛車が安くなるよ。

コンドイ・ビーチにて。
「この島ではわたしたちの出番が少ないけど勘弁してね。だって宿にはもっと可愛い生き物がいたんだもの……」

※一番最初の動画がその(可愛い生き物)正体。

沖縄旅行【西表島編その5(最終回かも…)】

2006-10-19 15:44:13 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
遊びすぎ。
もうクタクタ、ふらふら、ダレダレ……。
ということで本日は
やっぱこれだよね、ニッポン人は。
日本最南端の温泉に入ってきた。
詳細はココ↓。
http://www.iriomote.com/home.html
気もちがよかったぁ!
その名も西表島温泉「やまねこの湯」。

♪ずんずん♪(ジョーズ風)

♪ずんずん♪

♪ずんずん、ずんずん、ずんずん、ずんずん♪

♪たらら~♪……って、クマかよ!?

飲める。

はぁ~、気もちがええわぁ

内風呂独占!

気分はジャングル風呂。

ジャングルのクマ。

外にも内にもサウナがあるんだけど、これ不思議サウナ。
なんとも形容しがたい初体験サウナ。(気もちはイイ)
この温泉はホテルと直結していて、昼はホテルのレストランで食べた。

さすがは「山猫の風呂」だけあって、しっかりマーキングがされあった。


さて、長かったようで短く、短かったようで長かった西表島も本日が最終日。
明日一番でこの島を去る。
一旦、石垣島に戻って、次なる島は念願の竹富島。
しか~し!
夜、宿の青年に訊いたら「明日、船欠航っスよ」だって。
え”え”え”-!!
「台風近づいてますからね。当然スよ」
てことは、嵐の孤島殺人事件ですかぁ!?
そして……
そして誰もいなくなった……ってことになるんスかぁ!?

次回、アガサ・クリスティー風ミステリ、沖縄バージョンがあるかも。ないかも。(どっちやねん!?)
期待しないで待て!

沖縄旅行【西表島編その4】

2006-10-17 08:35:26 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
旅には欠かせないもの。
それはやはり宿。
前回紹介した、庭のハンモックのある宿。
キャンプ場もあり、更に裏へ行くと馬も飼っている。(乗馬もできるとのこと)
そんなステキなお宿がここ。

このブログのデザインとなっているゲッコーさんも沢山いる宿。

家の中。

家の外。
虫を食べてくれるのでありがたかった。
さすが家の守り神。ヤモリ。

そして、宿には素泊まりと食事付きが選べるのだけど、食事付きを選択。
その選択は見事な選択であることが判明。

なかなかでしょ?
でも、これだけだと見事な選択とはいえないかな?
ま、フツーの上ってとこ?
じゃあ、何が見事なのかというと……コレ。

よく読んで。
コーヒー・紅茶
泡盛は、ご自由にお飲み下さい。
……ですよ。
ま、マジですかぁ!?
なんとコーヒー・メーカーの傍にあるではないですか。
しかも、違う種類の泡盛、ボトルで3本。
ほんと、ご自由に飲んでしまいました。
沖縄旅行では、旅人同士で夜ユンタク(お喋り)が行われる。
そこで情報交換したり、友達になったり、恋人になったり……とまあ、色々。
飲みましたねぇ。ただ酒だとガンガン飲みましたねぇ。
いえいえ、アテクシではなく、他の客のことですよ。
この料金でこんなことしていいの?
なんてステキな宿なんでしょう。
でも、それ以上にステキなのは、やっぱこのお庭かなぁ。





ああ~ん、ステキでございますわ~ん。
(微妙に寄り添う二人)
このハンモックを吊るしてる小屋?が何ともいえない粋な小屋。


次回、西表島最終回。
ただし、沖縄旅行はまだまだ続く。

沖縄旅行【西表島編その3】

2006-10-13 13:17:01 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
今回は、海
シュノーケリングを楽しみました。
そのため、ケータイを濡らす恐れがあったので、写真撮影はなし。
だから、他人のホームページから無断で借用してしまいました。
行ってきたのは、まず最初はバラス島。
白いのは全て珊瑚礁の破片。
勝手に寄り集まって出来た島らしいけど、ほんとかなぁ?



遠くに見えてる島は次の目的地、鳩間島。
とりあえず、チャプチャプしたみた。
お魚は少なかったけど、海の中は奇麗だった。

そして鳩間島。
ここで、昼休み。
灯台でお弁当食べた。
ものすごく小さい島。島の周囲は3.9キロしかない。

だけど、この近くのサンゴはムッチャ奇麗。
なんか海の中の宇宙ステーションって感じ。
お魚の基地でもあるんですねぇ。
鳩間から、宿で餌付けをしているポイントがあるというので、そちらにも移動。
波が荒かったけど、海の中は最高!

ニモ?
そうです。ファインディング・ニモのお仲間、クマノミです。

こいつは、こう見えて凶暴。
ソーセージすり潰して、与えていたんだけど……
突進してきます。
それはまるで猪です。なんも考えてません。
こういうのを猪突猛進っていうのですね?
もう、餌もってないのに、軍手ごと指をかじられました。
軍手に穴が開き、左手薬指負傷。あんたとだけはは結婚できない。そう確信した。
一日かけて、かなりハードなアクティブ系な遊びをしてしまいました。
楽しかったです。またね鳩間島。
ということで、あとは宴会。
といっても、お金がないので発砲酒。

へえ、あるんですねぇ、オリオンビールの発砲酒。
もちろんつまみは……

でた、沖縄限定商品。
もひとつオマケに……

アクティブ系もいいけど、アテクシはやっぱダラダラ系がいいみたい。
見よ、このだらしなさ。

網に引っかかった、クマみたいだって?
ちゃうわ。

ハンモックやねん。宿の庭です。
気持ちよかったぁ。
西表島の4日間で一番、このハンモックが気持ちがよかった。
何しに行ってきたんでしょうかねぇ?

でも、まだまだ続く。

沖縄旅行【西表島編その2】

2006-10-12 12:20:21 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
あれぇ、道わかんなーいってならないように、みんなガイドは頼もうねぇ。
といっても、アテクシはそんなものを一度も頼んだことがない。
屋久島でもそうだった。
だから今回も自力。カヌーもレンタルのみ。
ってことで、どうやって抜け出したかというと、そこらを歩いているガイドの優しいお兄様に「滝つぼどっち行ったらいいんですかぁ?」とアホ顔で訊ねてみたってわけ。
そして着きました。マイナスイオンたっぷりのピナイサーラの滝。

沖縄県下最大の滝だそうです。

滝の上まで行けるのらしいけど、虚弱体質のアテクシはそそくさと退散。
川に戻りました。
ラッキー!
カヌーが1艘もいない。

この川独占。
でも気をつけよう。シーズン中はこの川に300艘は出るんだって。

さて、沖縄と言ったら『星の砂』ではないでしょうか?
て、ことで、行ってきました。その名も『星砂の浜』。(まんまやん)

一番遠くに見える岩の先まで、遠浅の海。
下は珊瑚の破片がいっぱいなので、マリンブーツを履くか、ビーサンで。
海の中には南国風の真っ青な魚が泳いでいたりして。
浜辺にはこいつ↓が沢山いた。

隠れているけどヤドカリです。
とりあえず海をバックにハイポーズ。

きれいでしょう。
いや~ん、アテクシじゃなくって。

でも一つだけ注意。
自転車でココに行ったんだけど、自転車だけは止めとけ!って感じ。
西表の道はかなりDOWNが激しい。
たどり着くまでに、干からびてしまいそうになりました。
どことなく痩せた感じしません。

あ、写真が縦になってただけか?
あ、でも、自転車ならではの楽しみもあったかな。
名もないビーチに出くわしたりね。

『名まえの知らないビーチ』

西表島、まだまだ続く。
次回は…………次回。

沖縄旅行【西表島編その1】

2006-10-11 08:41:59 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
どっかーん!と那覇空港到着。

空港内には、こんなものまでが

無論、見なかったことにして乗継便へ
石垣空港から、港へバスで移動。さらに船に乗り……
やってきました西表島。
初めてのジャングル体験。
なんてったって、ジャングルに熊はいないですからねぇ。
だから、『ジャングル・ブック』のお話はありえない。
多分、アテクシが初めて。

マングローブの生息する川を下りました。

うひょー!やっぱジャングル

ここは何処?わたしはクマ?

西表島には野生のヤマネコが生息していることで有名だけど、さすがにクマはいないだろう。
水辺をピョンピョン跳ねるミナミトビハゼや、木登りトカゲなどという珍しい生き物を目撃。

いびつな形の木は、もはやこの世のものではない。

「蛸の木」と呼ぶらしい。確かに言われてみれば……。
マングローブの一種でマヤプシキっていうのがあるんだけど、その前でハイ、チーズ!

この妙なヒレヒレは何なんでしょうか?
根?

と、見とれていたら……
「やば!道に迷った!」
はたして、このジャングルを抜け出すことができるのか
次回、「脱出編?」をテグスネ引いて待て