Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

念彼観音力(ねんぴかんのんりき)

2012-12-05 14:40:41 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

念彼観音力カードができました


念彼観音力@Chris's monologue】←坂東三十三観音のカードはこちら



みんなにご利益あるようにクマル念じておいたから、どんどんコピペしてケロな

写真にポインタ合わせて右クリックして「名前を付けて画像を保存」でもいいし、単純にコピーしてワードかなんかに貼り付けてもいいし



このちびっこい写真をポチッとクリックすると簡単だぞ。やりかたはおんなじ



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札所34番日沢山水潜寺

2012-12-02 12:45:17 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの
 
ついに満願。
または結願(けちがん)ともいいます。
そう、ここが日本百観音結願所なんでございます。
 
苔むした道を進むと、

着きました。
札所34番。

水潜寺。
約1年半かけて、ようやく最終地点。

*秩父札所34番寺の前に、結願の御砂ふみがある。平らな黒御影石に二つの足形が揃えて彫ってあり、「足形の上で拝めば、百観音巡礼の功徳がある」と刻まれています。この上に乗って手を合わせると、西国33ヶ所、坂東33ヶ所、秩父34ヶ所の合わせて日本百観音巡礼を果たしたという爽快な気分になるから不思議です。秩父札所34番の観音堂は、寛政の頃(1789~1800)、江戸在住の人々の寄進によって再建されたと伝えられる方形屋根、四間四面の建物で、周囲の環境と調和して結願の寺にふさわしい森厳な寺域であります。観音堂に向かって右奥の岩下に、自然の岩窟があり、清水が湧き、かたわらに石仏がまつってあります。秩父34ヶ所の巡礼を終えた人達が、ここで結願の水垢離をとって、笈を解いたところである。秩父札所34番の寺名はこの行事に由来します。苔むした大きな水鉢にあふれる清水を口に含むと、山の霊気がこもったようなすずやかな味で、身も心も清冽な気分に満たされます。



心願成就の写経34枚( ̄人 ̄)どうかよろしくお頼み申し上げます(○ `人´ ○)
西国阿弥陀如来さま、坂東薬師如来さま、秩父千手観音さま、どうかよろしくお願いいたします☆彡     (-人-;)

*秩父札所34番寺の本堂の前に百観音御砂と彫られた足形があります。ここには百観音の御砂が納められております。この上に立って、西国阿弥陀如来、坂東薬師如来、秩父千手観音の三体の御本尊を拝めば、日本百観音巡礼の功徳が得られるといわれております。

 
この観音堂の前にも足形があるので、ここでもお願いしました。
西国阿弥陀如来さま、坂東薬師如来さま、秩父千手観音さま、どうかよろしくお願いいたします☆彡 *.:*:.。.: (人 *)


そうだ、身体を清める前に無心にならなくては。

*佛足は佛の遊行教化を表象したもので、最も尊いものであります。人々に厚く信仰礼拝されております。このお堂の前に立って無心になり、心から礼拝するとき、おだやかな心になってくるのであります。参道にも佛足の碑が建っております。

そしてまたお願い(m。_。)m


*水潜りの岩屋から湧いている水が、筧から流れ落ちています。夏でも冷たい清水です。この水は「長命水」といわれ、健康によいと言われております。このそばに「水潜寺水かけ地蔵尊」が立っておられます。長命水を柄杓にくんでお地蔵様の頭から三杯かけてお願い事を三度お唱えするのであります。

三杯かけて、三度お唱えしました。
クマルの本が多くのヒトの手に届きますように。…届きますように。…届きますように( ̄人 ̄)


*秩父札所34番寺の本堂右手の方に石の絶壁があり、その下に、自然にできた岩屋があります。ここには清水が湧いております。観音詣りが終ったら、この中をくぐって身を浄め、俗世間にもどる習わしがありました。これから水潜り寺が水潜寺となりました。多くの巡礼者が岩屋に入っていくのをみかけます。

残念なことに、いまは岩屋に入れなくなっていました。落石とかがあるみたい。
なので、長命水を汲んで持ってかえり、俗世間にもどることにしました。
あ、そうだ! 帰りがけに27番に寄ってもらって、延命水も汲んいこう。で、うちに帰ったら水ソムリエしなきゃ。

札所27番龍河山大淵寺@Chris's monologue】←延命水汲めます

 
秩父札所巡りはこれでおしまい。
近所に“満願の湯”があるんだけど、この前入っちゃったしなぁ。
ってことで、今回は省略。

アド街っくなお出かけ 番外編@Chris's monologue】←満願の湯


振り返ってみると、どのお寺さんも個性的でよかったよね。
しかも、どこも、ものごっつーパワーがあったから。

さ~て、次はどこをターゲットにしようかなぁ。


日沢山水潜寺
秩父市皆野町日野沢3522
0494-62-3999


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札所33番延命山菊水寺

2012-12-02 12:03:39 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

秩父札所巡り、本日が最終日。
気合いを入れてお祈りしましょう。
 

どうかクマルの本が、たくさんのヒトに読まれますように(*・人・*)

*秩父札所33番寺の参道の正面に「正大悲殿」の額を掲げる間口8間、入母屋造りの観音堂があります。向拝の内部は広い土間で、本尊を間近く拝むようになっています。秩父札所33番の本尊は聖観音一木造りの県指定文化財、藤原時代の秀作。右手の壁面高く、名高い「子がえしの絵図」が掛かっています。秩父聖人と言われる井上如常が奉納したものであります。如常はこの絵の中で、嬰児殺しの悲惨な風習を戒めて、わが子を圧殺するなど極悪非道の所業だと母親をはげしく責めています。そして左側には孝行和讃と、唐の楊夫人がわが子を差し置いても姑の老婆に乳を与えている彩色絵の奉額があります。秩父札所33番の境内には数基の古碑があるが、中でも芭蕉の句碑は有名で寛保年間1741~1743)に翁の50回忌に建てられたもので、「寒菊やこぬかのかかる臼のはた」と刻まれ、秩父で最も古い句碑といわれています。


あ、あの杖をもってるお地蔵さん、厄除けのご利益があるんだ。

どうかクマルの本が、ヘンテコリンの批評家にこき下ろされませんように(m。_。)m オネゲーシマスダー!

*本堂前に厄除地蔵尊と彫られた台座の上にお地蔵様が立っておられます。厄除のご利益にあずかりたいと、小さなお姿を供えて供養する人が多いです。巡礼者が何度も拝んでいる姿をよくみかけます。


で、こちらが慈悲深いお地蔵さま。
ご慈悲でゴゼーマスダm(._.)mどうかクマルの本が、売れますように(;人;)

*秩父札所33番寺の本堂前に、慈悲地蔵尊と彫られた台座の上に、地蔵尊が立っておられます。文字通り慈悲深いお顔のお地蔵様であります。よろず困ったとき、この前に立って拝むと不思議にもお慈悲によって希望が湧いてきます。熱心に拝んでいる巡礼者をみかけます。


檜の観音さまなんだ。
念彼観音熊でございまって!( ̄人 ̄)

あ、芭蕉の碑にはお願いすることないか?
いや、この際なんにでもすがってしまおう。
わらしべ長者みたいなことがあるかもしんないもんね。
「わら」繋がりだし。
どうか松尾芭蕉さまのように有名になれますように⊂((〃'人'〃))⊃

*秩父札所33番寺の本堂前に芭蕉句碑があります。寛保年間に建てられたもので、県内最古であります。

    寒菊や

     こぬかのかかる

       臼の端


あ、お願いするときは、まずお手手を清めましょうね。
 
秋の33番もいいけど、

今度は春に来たいな。
だって、ほら、ここサクラのトンネルになるんだもん。


延命山菊水寺
秩父市吉田町桜井1104
0494-77-0233


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札所32番般若山法性寺(後編)

2012-11-28 10:25:36 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

しからば、奥の院、行ってみるべか。
まずは大日如来さまを目指して。

*秩父札所32番寺の大岩までたどり着くには、大岩の洞門をくぐりながら山腹につけた岩道をたどります。やっとの思いでつくと、急な斜面になっているので落ちないように奥へ進むと大日如来が祀ってあります。大岩の上にあるので、見たときには大変、有難く思います。

なにやら大変そうなことが書かれてあります。
途中、

こんな強そうな岩がありました。
龍と虎だから。
めちゃめちゃ強そうだから。
しかも、胎内観音。
むちゃくちゃ気になるぅ。
けれども……
 
この急斜面を、あの鎖を頼りに登れと?
無理!
絶対ムリ!!

じゃあ小説も売れないな。

行ってやるわよそのかわり、落ちて死んだら化けて出るからね


チョー危険な岩山を登って、これいったいなんですか?
祠があるだけでした。
ええい!しったことか!念彼観音熊、本が売れますように(-人-)
その後、
 
獣道を通り、

危険な山登りをしながら、
 
あともう一歩のところで、更なる試練が!!
この岩、さっきの龍虎岩より急斜面だから。
しかも山登りで体力使い果たしてるから。
すでに膝がケラケラ笑とるから。

ここまでたどり着いて、この岩を見た瞬間、諦めて引き返している参拝者が何人もいました。
せっかくここまで苦労して登ってきたのにぃ
もういい。
落ちたら、落ちたで、自己責任
つか、絶対に観音さまがクマルのこと守ってくれるから
気合で登ったわよ

あ、大日如来さまだ!

頂上なう

天辺なう

落ちたら間違いなく死ぬから
このスペース、畳一畳分もありません。
そんななかで、

大日如来さまと、ハイ、チーズ
いったん岩山を降り、つづいては岩舟へ。

どうよ。
ここが船の舳先(へさき)みたいになってるの。

*秩父札所32番寺の大岩の洞門をくぐりながら山腹につけた岩道をたどると頂上につきます。右側の方へいくと大きな岩の背に岩船観音様がみえてきます。ここは、あたり一面が見渡せるので、清々しい気分になれます。岩船観音様まで行くときは気をつけていかれてください。


この場所って、おそらく人間界の次元じゃないから。

菩薩界の次元っていったらいいのかなぁ。
あんま長居するところじゃないような気がする。
だって、ここにいると、もう俗世間に戻れなくなりそうなんだもん。
観音さまの視線の先には、

見事に晴れ渡った武甲山が見えました(ちなみに昨日の天気予報では)。

これ、チャイロ系ちゃんが写したクマルのベストショット of 岩舟観音さま。
さ~て、陽が暮れないうちに下山しますか。

めっちゃしんどかったぁ
やっと観音堂まで降りてきた。

マジでよく怪我しなかったわよね。
でもがんばって行ってよかった。
 
菩薩界から降りてくると、あれほど恐かった般若のお寺もたいして恐くありません。

山々をめでる余裕さえ生まれています。

本日は31番と32番だけだけ。
これ以上はまわれない。つか、もう腹ペコで死にそう。
チャイロ系ちゃん、早く“薬師茶屋”連れてってケロ

アド街っくなお出かけ Part. 5@Chris's monologue】←岩茸ずし&わらじかつ丼


般若山法性寺
秩父市小鹿野町般若2661
0494-75-3200


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札所32番般若山法性寺(前編)

2012-11-28 09:19:14 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

秩父札所巡り最大の難所です。
けれども、ここを避けて通ることはできません。
だって今回は、
クマルの小説をたくさんヒトに読んでもらうための、お願い巡礼なんでございますから。
けれど……

びびって、中に入ることができません。
だって、ほら、山門を潜るところの右手上方に、恐ろしげなものが!

ギャー!
たしけてケロー!!

瞬間移動で寺に逃げ込みました。
般若山って、般若心経のことじゃなく、モロ般若ぢゃん!

そこにもいるぞ。


ギャー
やめてケロー

*秩父札所32番寺の般若山の額をかかげた山門は、白木の精巧な造りで、札所では唯一の鐘楼門で楼上は鐘を吊る為、化粧屋根になっています。舞台造りの観音堂は、方形屋根、三間四面で内陣の外側は吹抜けになっています。秩父札所32番の本堂の前立に、冠の上に笠をかぶり、櫂を持って船を漕いでいる珍しい観音像が安置されています。観世音が船に乗って出現されたという縁起にもとづく立像で、この寺のことをお船観音と呼ぶのはこれによる。また、奥の院である山上の岩場が大きな船の舳先の様な形をしているのも名の由来の一つであります。そこには、等身大の青銅製の大日如来がまつってあります。札所32番の観音堂の寺宝の一つに長享番付がある。札所が34ヶ寺に編成替えになる前、つまり33番寺番付を記したもので、1488年(長享2年)の記録であります。昔、巨岩からあやまって落ちてしまった江戸の町人の手代の話があります。観音様のご利益でけがをしなかったばかりか、盲目の主人の眼が開いたといいます。

 
こうなったら観音堂に逃げ込むしかないから。
 
左に行くと奥の院(ここが難所)、右に行くと観音堂。

まずは観音堂。
 
びびりまくってたのでピンボケ。
つか、ここ、ものすごく暗いの。
でも、観音さまにフラッシュは焚きたくないので、露出をあげて撮ったんだけど、失敗だった。ごめんしてケロな。

*秩父札所32番寺は、お船観音と呼ばれて親しまれております。裏山の奥の院は、巨大な岩石でできていて、船のへさきのような形をしています。本堂には笠をかぶり、かいを持って船をこいでいる観音様の額が掲げてあります。

観音堂の裏に廻ると、

うわぁ、洞窟みたい。

*般若堂の裏にお堂があってお地蔵様が祀られております。この地蔵様は子授けのご利益があるといわれております。断崖を背にしたお堂の前で熱心に拝んでから本堂でお地蔵様のお姿をお借りしていくのであります。

ここで、やっとモチツクことができました。
あれほど恐かったお寺も、

こうして見下してみればなんてことありません。

見下すんじゃないよ

って、こんなところで景色に見とれてる場合じゃなかった

山は陽が落ちるのが早いからね
急いでいかないと


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札所31番鷲窟山観音院(後編)

2012-11-27 10:05:41 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

よくよく考えてみたら、クマルって基本クマだから、熊に怯えること、ひとつもないのよね。
しかも出没したクマって、よく酒場とか徘徊してる無害なクマだし。
マジ迷惑なクマよね

*秩父札所31番寺の水子地蔵の紫雲山地蔵寺は、山を切り開き、ひな壇式に地蔵が並べられている。この世に生まれ出ることのできなかった水子が安らかに成仏できるよう、その菩提を弔うため石彫の地蔵を納めた霊場で、一体一体に赤い前掛けや風車が供えられています。そこを突切り、トンネルをくぐり沢沿いの道を行くと、右手の山麓に仁王門が見えてくる。仁王は身の丈1丈3尺、台座まで入れると4mを超す札所第一の高さを誇る荒削りの石像で、1868年長野の石工藤森吉弥一寿の作と言われます。秩父札所31番の門をくぐると、不規則に踏石を置いた急な石段道で、上りつめると三方を岩壁に囲まれた平坦地で、正面奥に近年再建されたコンクリート造り、三間四面の観音堂が建っています。堂の左側岩壁から一条の滝が落ちていて、その落差は約60m、滝下の池のそばには不動明王が立っています。秩父札所31番は昔は、水量も豊富で修験者たちが滝に打たれて荒行をしたといわれ、それを証するように池の近くの断崖には体長18cmほどの爪彫り千体仏が浮き彫りされております。

 
ここ、すごいパワーだから。
まるで胎内に入ったような感じ。
札所28番より、坂東19番大谷寺に近いかな。

札所28番石龍山橋立堂@Chris's monologue】←鍾乳洞のあったとこ

大谷寺(19番)@Chris's monologue】←大谷石が採れるとこ


これが落差約60mの聖浄の滝。

滝壺が輝いて見えます。
滝の右手に鎮座しましておれれるのが、

不動明王さま。怖ッ!

*秩父札所31番寺の堂の左側に滝のしぶきを浴びて不動明王が剣を持って立っておられます。不動様は悪鬼を払い、家内安全のご利益があるといわれております。滝の下には鯉の姿もみられ、とても美しいです。近くには家内安全、子育てのご利益がある地蔵尊も祀られております。

 
これ、見えるかなぁ?

*秩父札所31番寺の滝の左側の断崖の大岩に刻まれた磨崖佛は有名で、県指定史跡であります。弘法大師の爪彫りで、十万八千体あるといいます。風雪に堪えてきたこの磨崖佛を拝んでいる人も多いです。永い歳月にわたって人々に心の安らぎを与えてきたのであります。



*左手の大岩の崖に弘法大師像があります。高いところから観音堂を守護するように見守っておられます。この聖地を守護し、拝む人の家内安全を守って下さるといわれております。多くの巡礼者が拝んで行く姿をよく見かけます。


これ奥の院から見た景色。
あの階段登ってきたのよね。お経唱えるのバックレたけど。

これも見えるかなぁ?
あ、お供のチャイロ系さま、もしこしカメラ寄ってくださいます。

あんな断崖絶壁、どうやって登ったんだべか?
すご杉!


え゛え゛え゛ッ!?

*納経所の奥の左手には、新生代第3紀(2千万年前)の地層があります。花崗岩質砂岩と礫岩の互層、ノジュール(結核もある)もあります。とてもすごくて見上げるよな地層です。多くの巡礼者がここを通り奥の院へいきます。


鐘を撞いていいみたい。
ハウリングがいい感じ。
さ~て、こんどこそ296段、お経唱えながらしっかり降らないとね。
♪仏説摩訶般若波羅蜜多心経ぉ クマルの本が売れますように 『わらのいぬ』がベストセラーになりますように……



ウギャー


鷲窟山観音院
秩父市小鹿野町飯田観音山2211 
0494-75-3300


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札所31番鷲窟山観音院(前編)

2012-11-27 08:53:46 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

ご朱印帳で確かめてみたら、去年の11/4が最後でした。
うひゃ!
でも、今年、忙しかったから
つーことで、秩父三十四ヵ所観音霊場巡礼の旅、再開です。
来る途中、

水子地蔵の山がありました。
このあたりは、

熊が出没するらしいです。

クマルが立ってる場所は31番の入り口。
山門です。または仁王門ともいいます。
 
石造りの怖い顔した仁王さまがいらっしゃいます。
あまりにも怖いお顔をされていらっしゃられるので、門を潜るのに有機農法……じゃなかった 勇気がいります。
でも、本日のアテクシ、この仁王さまに用があってきたの。


*秩父札所31番寺は立派な仁王門があり、大きな仁王様が立っています。明治元年に製作されたものであります。ここに仁王様の大きな手相があります。願意を書いて奉納するのであります。次のように書いております。「この手形は 石造りでは日本一 古人が刻んだ重さ十屯 一年間あなたの手助けをします」


むろん、もらってきたから
だって、クマルの小説、店頭に並ぶのはたったの一年ぽっち。
その間に売れないと、返品になってしまうだよぉ
なので、一年間、仁王さまの御手で手助けしてもらおうと、もらってきました

それではお寺にレッツらGo!


*秩父札所31番寺の仁王門をくぐると石段があり、観音堂までつづいています。やくよけかいだんと彫られた所からはじまります。石段の数は296段あって、般若心経276字と、普回向20字の合計の数になります。一段づつお経を唱えながら登っていくと、厄除けのご利益があるといいます。

♪仏説摩訶般若波羅蜜多心経ぉ 観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……


うわぁ、なにコレぇ?

めちゃめちゃキレイ!!

この世のものとは思えないべさぁ!

おい、お経唱えるのはどうした?

あ、しまった


あまりにも美しい光景に目を奪われ……って、どんだけ熊の注意書きがあんのよ

ギャーで、出たー

つづく。。。


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札所30番瑞竜山法雲寺

2011-11-27 08:56:40 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

かなり山の上まできました。
つっても、歩いたわけじゃなくなので、余裕でした。

フツーは歩いて巡礼するものだ。


今回の巡礼の旅は、ここが終点。
 
チャイロ系ちゃん、写経ご苦労であった。
呑んでよし。

運転があるからまだダメですよ。


*秩父札所30番寺の参道につけられた10数段の石段を上ると、右側に納経所を付設した庫裏がある。前面には谷水を引き入れた池があり、その周りは手入れの行き届いたサツキで埋め尽くされています。宝形屋根、三間四面の朱塗りの堂であります。楊貴妃観音とも呼ばれる本尊の如意輪観音についての寺伝は、1319年(元応元年)鎌倉建長寺の道隠禅師が、唐朝の玄宗皇帝が寵愛した楊貴妃の冥福の為、自ら彫刻し、不空三蔵が開眼したものをこの地に招来安置したものだと説く。高さ39cmの如意輪観音は、片ひざを立てた金色燦欄たるもので、ふくよかな手や頬の流れ、華やかな冠や瓔珞など、まさに中国渡来だという寺伝も納得できる。この寺に保存されている納札は、全国的にも珍しい木の板に陰刻されたものであります。6枚現存されているが、秩父札所の貴重な一級資料ではなかろうか。

ほんと、この如意輪観音さまの美しさといったら、クマルのびゅーちふる観音さまの5本の指には確実に入るわよ。

〆に最高のお寺でないべか。


この寺の近所に、谷津川館という宿があります。一度泊ったことがあるけど、いい宿でしたよ。

谷津川館】←HP


本堂の周り、ぐるりと回ったら、龍発見!
これ天然の木なんだって。
不思議。龍にしか見えないから。

*秩父札所30番寺の境内は広くて綺麗な池があり、まわりにサツキ、アヤメ、ツツジ、フジなどが植えてあります。この池は心の字の形に造ってあり、心字池といいます。ここにかけられた石橋を渡ると浄土があるといいます。巡礼者の方が有難く渡っている姿を見かけます。

むろん渡ったわよ。
クマル極楽浄土に行ってきちゃった。
これからはホトケのクマルさまとお呼び。
え、浄土がどんなところか想像できないの?
しょうがないわねぇ。

こんなとこよ。

ますます分からないから。


瑞竜山法雲寺
秩父市荒川白久432
0494-54-0108



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札所29番笹戸山長泉院

2011-11-27 08:31:59 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

さっきまでの苦行がイッキに癒されました。

ここはなんて美しいお寺なんでしょうか。
ここに着いたとき、ネコのお出迎えがありました。
ネコちゃん、「ニャー(着いて来い)」と鳴いて先導してくれます。(マジな話)

この辺りに来ると、山もずいぶんと紅葉してきています。

このシダレ、花をつけたらキレイなんだろうなぁ。

*秩父札所29番寺の山門に古木のしだれ桜があります。毎年美しく咲いていたが、だんだん前方の杉が大きくなって日陰となり花が咲かなくなりました。その時、ダム工事がはじまり、この杉が伐採されました。それからは美しい花を咲かすようになりました。「よみがえりの一本桜」と呼ばれます。


ウフなんか顔かわいい。

*秩父札所29番寺本堂の縁側に小さなお堂があります。ここにはショウヅカのお婆さんが祀られております。三途の川でお守りをしてくれると言われております。像を撫でたり、鉦を叩いて拝んでいる人も多いです。

 
眼福。眼福。
お寺はこうでなくては。
ネコの案内で境内へ。すると……

うわ!今度はお猿さんのお出迎えだ。
しかも……でけーよ!
つか、なんでお賽銭箱の上に乗っかってンの!?
着合い入れて近づいていったら、どいてくれました。

そりゃシロクマが近づいていったら、たいがいの動物は逃げるわな。


*秩父札所29番寺の入口のしだれ桜の下に「篠戸山長泉禪院」と深彫りされた苔むした立派な石碑、その右側には、石の延命地蔵が「二十九番」と彫られた台座の上に座っています。秩父札所29番の昔の観音堂は、寺の前方にある小山の頂上近くの岩山に懸崖造りで建っていたが、焼失してしまったので、江戸中期に寺内に移された。間口7間、奥行5間半の寄棟瓦葺きの堂であります。一木一草に至るまで手入れの行き届いた境内は、いかにも観音の霊地らしさを感じられます。秩父札所29番の本堂正面の欄間に、寺宝の一つである板絵額があります。葛飾北斎52歳と署名入りの楼花の絵であります。またこの寺が石札堂と呼ばれるのは、1234年円教寺開山性空上人が、秩父巡礼の折納めたという古い石札があるからであります。昔、山峡の渕の中に光るものが見えるので里人は何だろうと怪しんでいました。その時、十数人の僧が現れて小笹の茂る岩屋の中の観音像を見出し、お堂を建ててお祀りしたのが寺の創始であるといいます。


*秩父札所29番寺本堂の前方に新しいお堂があります。ここには紅葉大権現が祀られております。昔はこの奥の山中にあって、山村火災を防いでくれると村人に信仰されていました。今は火伏せの神として寺院をはじめ、信者の家を守ってくださるといいます。


笹戸山長泉院
秩父市荒川上田野557
0494-54-1106



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札所28番石龍山橋立堂

2011-11-26 15:39:54 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

26番&27番でヘロヘロのクマルです。

この美しい紅葉は、
 
札所28番。
こうやって見るとフツーのお寺っぽいんだけど、
 
実はこう。

*秩父札所28番寺の観音像は、迫り出した70m程の石灰岩の岩壁の下に建つ。三間四面、流れ向拝を付した方形銅板葺きの堂であります。秩父札所28番の本尊は、札所中唯一の馬頭観世音で、高さ26.5cm、漆箔三眼、三面三臂の坐像で鎌倉時代の逸品だが、現在三臂並びに馬頭を欠いているのが惜しまれています。秩父札所28番の馬頭観音は、六観音・八大明王の一つで、冠に馬頭をいただき、身色は赤で、いかりの相を表し、一切の魔や煩悩を打ち伏せるといいます。ところで、ここには県指定天然記念物の橋立鍾乳洞があります。洞穴の長さは130~140m、入口の高さ2.2m、幅3mで、内部には鍾乳石・石筍・石柱・岩皺など奇怪な形容で入った人を驚かせています。弘法大師の後姿、上り竜、下り竜、仁王の足などと名付けられた奇石の洞内くぐりは、子供たちはスリル満点の探検であり、大人たちにとっては魅力ある夏のひと時となります。また、札所境内から鍾乳洞にかけての一帯は、地質・鉱物・古生物・考古学の宝庫であります。

ちょっと坂東の【大谷寺(19番)@Chris's monologue】に雰囲気似てるよね。

大谷寺の近くには、大谷石の採掘場があり、平均気温13℃、地下60メートルの採掘現場を見学できました。
そして今回。
このお寺の裏の岩山の中を見学します。

って、なによこれ!?
通路狭ッ!
中腰でしか歩けないし、ハシゴ何度も登ンなきゃだし
アテクシはインディー・ジョーンズか?って、突っ込みいれたくなったわよ。
途中ちょびっと道に迷って、マジ泣きしそうになりました。
迷宮の鍾乳洞。
はっきりいって老人は見学するのやめたほうがいいです。
体力使い果たしていたアテクシは、真剣に遭難しそうになりました。
馬頭観音さまが熊頭観音さまに変身して、お導きしてくれなけらば、おそらく助かってはいなかったことでしょう。
たぶんでっかい石の玉に押しつぶされていたことでしょう。
ていうか、もう歩けましぇ~ん

*秩父札所28番寺の橋立鍾乳洞は、自然の造った奇岩、造形美が見事であります。石筍や石柱があり、更に上り竜、下り竜、弘法様の後姿などと名づけられた奇岩があって大勢の人で賑やかであります。毎年、多くの人々が訪れております。


石龍山橋立堂
秩父市上影森675
0494-24-5399



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札所27番龍河山大淵寺

2011-11-26 08:50:33 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

美しかお寺さ着いたばいねぇ。
つか、ここまでの行程、けっこう大変だったわよ。
だってで移動つったって、岩井堂かられいの階段(300段)降りてきたわけだからね。

知ってた?山登りより、下りのほうが疲れんのよ。
ヒーヒーいいながら、ようやく到着。
このお寺には、

延命水があります。

*秩父札所27番寺本堂の前に綺麗な清水が流れ落ちています。この水を飲むと、三十三ヶ月長生きすると昔から言い伝えられています。今でも遠方からこの水をもらいに来る人がいます。涸れることなく流れ落ちる清水の音が心地よいです。側の告知板にある言葉もよい。よく意味をかみしめている人もいます。「楽しむっていいですね。苦しむのもいいですよ」

延命水といえば……そうそう坂東三十三観音の雨引観音のとこにもあったよね。

楽法寺(24番)@Chris's monologue】←クマル、このお寺めっさ好き!

今回もコントレックスのペットボトル2本に汲んできました。

信州の旅(第一回)@Chris's monologue】←水汲み熊。こんな時期に、こんな場所でも!

そしてここが、

観音堂。

*秩父札所27番寺の山道をたどり登りつめた所で白衣観音に着く。高さ16.5mの鉄筋コンクリートで、1935年11月に建立されたものです。高崎・大船とともに関東三大観音像と呼ばれるが、戦争の足音がひしひしと迫ってきた時代のこと、本来左手に蓮華を持つ筈なのに代わりに剣を持つ像に仕立てられ、護国観音と呼ばれています。秩父札所27番の旧観音堂は、山上の護国観音の付近にあったという。のちそれを麓の寺の境内に移したが、1919年4月12日、開通したばかりの秩父鉄道の蒸気機関車から吐き出された煤煙で寺もろとも焼失しました。3年後、再建されたが、観音堂の方は平成8年5月18日に落慶しました。秩父札所27番は昔、宝明という坊さんが、ここへ来た時、足の病気になり動けなくなりました。たまたま巡錫中の弘法大師が、観音像を刻んで与えました。熱心にこれを拝んだら病気が治ったといいます。この像を祀ったのがこの寺の創始だといいます。

せっかくだから、その関東三大観音の白衣観音でも拝んでいくべかねぇ。

ゲ!また山登りですか?
 
めっさ疲れたぁ
さっきの階段よりも疲れたぁ。

*高さ16.5mの白衣観音は、遠方からもその美しいお姿が拝めます。山門に立つと、真正面の山頂に立つ姿がありがたいです。昭和十年に建立されたもので、時代を反映して蓮華でなく剣を持っています。これから護国観音と言われております。やさしいお顔の観音様は、人々に安らぎを与えてくれます。


なに秩父市街一望できるところまで来てんのよアテクシ?
つか、これさっきの岩井堂から歩いて来れたぢゃん
なに山登ってんのよアテクシ?
山登ったら、また降りなきゃなんないでしょ
 
楽勝だと思ってた秩父札所巡り、ここへきてようやく修行の過酷さを見せ始めてきました……ってかんじぇ?(まあね。観光じゃねーし)
なんかもう、へこたれてきちゃいました。


札所27番龍河山大淵寺
秩父市上影森411
0494-22-5259



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札所26番(特別編)岩井堂

2011-11-26 08:14:03 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

必至こいてテッペンまで登ってきたわよ。
もう歩くのヤだからね。

このときのクマルさんはまだ知る由もなかった。これが単なる序章だということに。


昨日UPした【札所26番万松山円融寺】に載せた、あいばクマりすの写真だと、岩井堂の姿って、てんでわからないよね。本人、あれが芸術だと思ってるらしいけど、見る側に伝わんなきゃ、意味ないっつーの。

てことで、優しさあふれるクマルさまが、激しく体力を使い果たして、写真撮ってきたわよ。
 
なんか清水の舞台みたいな造り。

正観世音って書かれてあるけど、おそらくお堂のなかは空っぽ。
てか、中覗くこともできませんでした。

札所絵巻も、無造作に境内に置かれてあるだけ。
ちょびっと廃墟っぽくて、悲しくなりました。
清水の舞台っぽい造りだったので、ここはお約束で舞台から飛び降りようとしていたら、うしろでなにやらこの世のものではない声がしました。
「もちつけ」と。
ふと、いま来た道筋を振り返ると、

閻魔大王さま率いる、武闘派に睨まれていました。

睨まれていました。
かわいい。もっと睨んで

しかし、よくこんななにもない山ンなかに、こんな建物建てられたものよね。
階段にしたって、フツーに歩くだけでも大変なのに。(石段の幅が狭いので、めっさ歩きづらかったわよ
こっから山越えして27番に行けるらしいけど、また山越えて駐車場まで戻って来る体力も気力もないので、札所27番には車で移動することにしました。

その選択は間違ってはいないが正しくもない。それに気づくのはこの後すぐ。



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札所26番万松山円融寺

2011-11-25 08:12:08 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

ここのお寺、奥の手があります。

奥の院のことか?


*秩父札所26番寺円融寺はいくらかの張りの美しい寺で、堂々としていて安心を与えてくれます。正面の鰐口を叩いてよく拝むと、商売繁昌、家内安全のご利益があるといいます。綱の下に墨字ではっきりとかいてあります。

右手の赤いモミジのところに、

チョーすてきな観音さまがいらっしゃいました。

美し杉!

*秩父札所26番の本堂の戒壇には、高さ1.2mの衣の下に鎧をつけた軍身姿の勝軍地蔵菩薩立像、十一面観音像、毘沙門天像などがあります。岩井堂は更に30分ほどの山の上にあります。昭和電工の間を抜け、つきあたりの琴平神社の石段を上れば、神社の奥の院をめぐって岩井堂に着きます。鳥居をくぐらず、右横の山路を登るのが本来の参道で、尾根に向かって一直線300段余りもある苔むした石の段。勾配が急なので少々きついです。登りつめると懸け造りの岩井堂が見上げるような岩山に抱かれるように建っています。間口・奥行各三間、方形屋根二重垂木、三方勾欄をめぐらした朱塗り舞台の堂であります。前面は急傾斜数丈の高さで、浜縁からの景観は左手に武甲山の山肌がせまり、前方に奥秩父の連峰が望見できるという素晴らしさです。秩父札所26番は昔、このお堂に参拝した江戸の巡礼者が、一人で手すりにもたれているとき、湧き上がる霧の中に有難いお姿を見て「極楽浄土だ!」と感激したといいます。

これがその岩井堂。
でも今回撮影されたものではなく、あいつが大昔に写したもの。

カメラ小僧のくせに、アイドルとかじゃなく、ミョーな写真ばっか撮ってんのよね。

おおきなお世話だ!

昭和電工の守衛にピースサインをおくって、敷地内に無断侵入して車を走らせました。
けれど、チャイロ系ちゃんが琴平神社(昭和電工の敷地内にあります)の鳥居を見逃してしまったため、山の頂上(昭和電工の敷地内を進めば山になっています)付近に出てしまいました。

武甲山がものすごく近かったです。
山を下って、

ようやく入り口発見。
けれど、車を駐車しなきゃならないので、この鳥居の右脇の舗装もされてない山道を登っていきました。(これが本来の参道)
はっきりいって、ジープとかじゃないとムリ。普通だったから、腹とかガンガン擦りまくり。

石段キツそうなこと書かれてあったけど、余裕そうじゃん。

お地蔵さんとか眺めながら、レッツラGOよ。

あッ
ムリムリ。チビッコ熊にはムリだから。

つづく。。。


万松山円融寺
秩父市下影森348
0494-23-8838



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札所25番岩谷山久昌寺

2011-11-23 11:37:27 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

今回は心臓が弱いヒトは注意してケロな。
 
*秩父札所25番寺入口に「御手判寺」の大石柱。御手判というのは、札所開創の時、性空上人らが冥土からもたらした石札の一種で閻魔大王の手形石だと言われています。石柱のすぐ向こうに小さな仁王門。千社札の一枚も貼られていない茅葺の門は小さいながら品格高い仁王像を両袖に納めています。秩父札所25番の観音堂は、三間四面、宝形屋根流れ向拝の建物。1尺7寸1分の一木造りの観音を拝し、背後の土手に上ると弁天池がひろがります。古くは、この水上に弁天堂がまつられ参詣したというが、今は池の対岸にある久昌寺の境内に移されている。境内には、たくさんの猫がいるが、皆、すてていくのだと言う。なんともおろかなことです。猫を捨てるためにこの寺にくる人がいるなんて・・・。観音様のバチがあたるでしょう。昔よこしま女がいて村を追われ洞窟の中に住んでいた。娘は気立てのよい子で母の死後もその菩提のため寺を建てたいと念願していた。里人もその考心に打たれて助刀して出来たのがこの寺だといいます。



*秩父札所25番寺は「御手判寺」ともいわれております。性空上人をはじめ十三人の聖者が、秩父の札所を巡拝したとき、閻魔大王から贈られた御手判石をここに残したからだといいます。希望する人には、この御手判の墨刷りがいただけます。この御手判を持って札所詣りをすれば道中安全といわれております。

その御手判がこれ。
袋から出して見せてあげないわよ。
これをコピペされてもやだから。
ほしいヒトはお参りしに行きなさーい。

屋根が見えてるのが観音堂な。

*秩父札所25番寺の弁天堂前の竹林から、池を透して見る観音堂の姿は、秩父十景に入れてもいいほどの美しさで、この堤を白衣の巡礼者たちが影を映して歩くなど眼福まさに千両ともいえます。また、この池で、釣りを楽しむ人たちの姿も見えました。フナでもいるのでしょうかね。


で、こっちがお寺の方。

美しいベよぉ。
御手判は、

ここでもらえます。

わたしは心臓が弱いほうだけど、なんともなかったぞ。


さて、問題の場所です。
あ、誰かいる……。

ぎゃー!!

*秩父札所25番寺の近くの里にはジャランポン祭りという奇祭があります。これは生きたままの人間を棺桶に入れ葬るという儀式ですが、人間再生への願いを込めた習俗行事の一つであります。こういう珍しい奇祭は、いつまでも続けていってほしいですね。


岩谷山久昌寺
秩父市久那2215
0494-23-7309



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札所24番光智山法泉寺

2011-11-23 10:57:38 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

今回はキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!って感じのお寺だから、覚悟してケロ。
まずは怪談。
 
登っただよぉ。

それは怪談じゃねえ!階段だ!

*秩父札所24番寺に入るとすぐ目の前に116段一直線の階が迫っています。数えてみると117段あるが、一番上は観音の霊地で階段ではないから116段の階と言うのが正しいです。途中で休みながら、のぼるほど急な階段です。巡礼者の多くが息切れをしてもがんばって登って行きます。

身延山久遠寺の階段登ったことがあるアテクシにはヨユーだったけどね。

秩父札所24番寺に入るとすぐ目の前に116段一直線の階が迫っています。数えてみると117段あるが、一番上は観音の霊地で階段ではないから116段の階と言うのが正しい。銅板葺き四注屋根、三間四面のこの堂は、三間の表一間を吹放しにし、左右の袖に小さな仁王尊を納めてあります。がんを設けて仁王尊をまつり込む、つまり仁王門と観音堂を一宇とした造りは、堂の柱が全部八角柱であると共に、他に例を見ない特徴と言えます。秩父札所24番の本尊は、坐高7寸6分(23cm)一木造りで胡粉彩色を施しており、袈裟には切箔をおいた宗朝風の美しい姿であります。昔、信仰深い女性が、口中の腫物で困っていた。秩父から来た僧が「この柳の枝で口を洗え」と教えたのでそうするとすぐ治ったといいます。秩父札所24番の縁日の4月18日には、集落の男女が各戸一人ずつ出て廻り念仏を行います。境内いちめんに咲いた桜の下で、人々は輪になって子供のにぎりこぶしほどの木の玉を連ねた長い数珠を南無阿弥陀仏の称名を繰り返しながら順次わきに座る人に廻します。


ところで、そのどこらあたりが…キターって感じなのかね?


ネズミ……キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!……じゃなかった。
  
ホレ、これよ。降臨でないべか。
クマルが平和観音さまに世界平和を祈ってたら、お返事が返ってきました。

コピペしちゃってケロ。

*秩父札所24番寺本堂の左に平和観音が祀られております。この観音様は、世界の平和を祈念しておられ、更に各家庭の平和を願っておられます。穏やかな表情を拝していると、しみじみと平和の有難さが感じられます。


光智山法泉寺
秩父市別所1586
0494-23-0943



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