タイガーマスクの出身地です。
それは虎の穴。そこは虎ノ門!
さっそくアニキに紹介していただきましょう。
東京銘酒肴酒場―古典酒場探訪ガイド (SAN-EI MOOK)(2008/11/17)不明商品詳細を見る |
brought you by 太田和彦.
【サラリーマンを癒す大衆酒場】
升本のずらりと並んだ品書を眺めると、どれもが見慣れた肴ばかりだ。声に出して注文したい日本語である。名前を見てそれとイメージできる料理、これが居酒屋メニューの基本だと斉藤店長は話す。そして、お待ちどうさまとテーブルに運ばれたひと皿が想像よりちょっと上をいっている。たとえば串カツが大きめだったり、あご竹輪の量が多かったり。こういう裏切りはうれしい。
――途中省略(買って読んでね)――
当時からの名物が「蛸おでん」。
最初は普通のお皿に載っていたのが、機転の利く店員のひとりが蛸ならタコ壺だろうとひらめき、出汁ごと壺に入れて供した。当時、蛸は安価な食べ物であり、ボリュームもあって空腹の庶民の枯渇を癒した。薄い色の出汁が張られた中に鎮座まします蛸は、お湯で茹でただけかと思えるほどそのままの色なのだが、出汁の味がしっかりと浸み込んでいる。視覚と味覚のギャップが面白い。まるごとはグループ用、ひとり酒の時は切り分けたものがある。
あれもこれもと注文し、お腹も気分も満たされほろ酔い加減になったところでお勘定。えっ、もっと頼んだ気がするがこれでいいのというお会計。もう一軒行きますかという気にもなれる。暖簾をかき分け夜風の中にまろび出ると、晴れ上がって藍の空に東京タワーが間近である。
太田センセイ……赤字で書いた場所、
声に出して読みたい日本語(2001/09/12)斎藤 孝商品詳細を見る |
これ↑↑↑知らないヒトには意味不明。
は虎ノ門。
え、地名じゃないよ。“升本”オリジナル清酒「虎ノ門」のこと。
一合、なんと300円。
鯵のなめろうがあれば、いくらでも呑めます。
いったい何本呑んだんだ!?
「霞ヶ関」350円もあるからよろしくね!
さて、本日の脳内モルヒネは?
ケリー・アット・ミッドナイト(2002/06/21)ウィントン・ケリー商品詳細を見る |
から「ON STAGE」をどうぞ。
モルヒネじゃねえ!
【くりす的名酒場紀行/升本】←詳細
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