がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

心にもおいしい水とおいしいものがほしい

2013-09-10 19:17:01 | 食道がん術後
本当に最新の問題は答えはまだない
日々そう思う。
何しろ、こうすればいい、と答えがちゃんと確立していることさえちゃんとクリアできないことがある未熟なわたし。
感情が邪魔しているんだと思う。


未知なこと、かつて体験したことのない問題には、私たちは答えをもたない。
でも、立ち止まる訳に行かない。
今、今、今、どうするの?と方向を探すしかない。


昨夜はインターネットに糸口を求め、朝寝坊する
昔、学校で一切口をきかない子がいた。
そのこの家の前を通ったら、大声で歌を歌っていてびっくりした。
喋ったりうたったりできるんだと驚いたものだ。

そういう子がいるものだからどうしたらいいのかインターネットを徘徊していた。
緘黙症とアメリカでは積極的対処がなされているというところまではたどり着いた。
本人の気質的障害ではなく、社会性の問題、対人恐怖症に似たもののようで、
早期の治療がないと固定するという。
具体的にどうしたらいいのかはどう探してもなく、ぐったり疲れてしまった。
無能だなあ。
そう悩んで寝たら、朝寝坊した。


それだけでけっこういい感触
悩むと、今までの自分を止める。
接し方がかすかにでも変わるとこどもは気がつく。

するとこどもがいい反応を見せる。
言葉は出ないも、笑顔が増えて、可能性を感じる。

本人が悩んでいたことがわかる。
黙りたくて黙るのではない、問いただされることも怖い。
皆が怖い。

一番になれば得意で自分を感じられるがそれ以外は全部いやという完璧症も納得できた。
生き難い子もいるものだ。

ふと自分に重なる。


元気元気と言われて元気になんかなれない
ものを食べるのがへたくそになり、栄養失調になり、しばしば低血糖になってしまう体。
下向けば消化液が逆流してくる。
こんな体で生き生きと生きろと言われてもむっとする。
病院に文句はないが、心のケアまではしてはくれぬどころか、栄養指導もない。
そこまで手が回らない。
このがんは少ないからだろう。
年寄りが多くかかるので若く罹患するがんと扱いも違う。

本当にケアが必要なのだと思う。

生きがたさをもったことの受け入れ、
頑張らなくてもいいし、悲観しなくても良いと言う気持ちにであわないと笑えない気がする。


この世の中といつまで繋がっていられるのかなとふと思う
今日はこうして働けた。
いつまでつながれるんだろう。

7年後のオリンピックをよろこぶ人たちの画像を見る。
彼らはまだ自分の命はまだまだ続くと疑いもない。
わたしは少し違う感じをもっている。

たまたま今日まで生きて来られたラッキーさだと思う。


食道がん術後を生きるケアを手探り
心のケアもしないと、何も出来ない自分を持て余す。
自分の症状を客観的に理解して受け入れるのはわかっているようで時々ワカランチンな自分になる。
行きつ戻りつして見つけていくしかないのか。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村