がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

思いがけない陣中見舞い、人のあたたかさに感謝

2013-05-07 19:59:33 | 家族、友人
仕事から帰ったら友達がきた
もう、20年の付き合いになる、普段は会うこともあまりない友達。
(仕事が忙しいせいです、クルマで30分の距離がなかなか)
私のがん闘病を知らなくってゴメンネ、ととんできてくれた。

元気そう、と言ってくれる。

病気をした人にとってこの言葉はあたたかい。
おしゃべりな人だが、この人は根掘り葉掘り聞くことがない。
笑顔でよかった、よかったと私の回復した部分ばかりみてくれる。

こういう言葉は本当により元気になる。

スンバらしいお見舞いの品々
まずは、そらまめ


そら豆って茹でずに生のまま冷凍して保存して、食べる際に茹でるといいそうです。
まあ、なんてすてきな旬の手作り野菜。
夏みかんは不細工ですが、すごく甘い品種、私は河野みかんだといい、友人は河名みかんだという。
減酸品種でみずみずしくとてもおいしい。

そら豆むきながら色々二人で話す。

そして、トマト

畑で赤くなってからもいだもの。

ひらめ

私のために焼いてくれたんだ。
大きなヒラメの真ん中辺。

すてきだ、すてきすぎる。

身も心も元気になるって感じがする。

こころに届く雑談
昔、この友人と、高校生のお嬢さんとお昼を頂いてバイバイして、その夜、お嬢さんがなくなった。
非の打ち所のないお嬢さんで、ジョギング中なくなってしまった。

どうしようもなく苦しいことを抱えてきた友人。
彼女の涙もいっぱいみた。
今も苦しいけど、笑顔でお嬢さんのことを話す。
過去のことではない。今のことだ、彼女にとって。
そんな痛みを知っている彼女。
ひと言一言がいきていることを考えさせてくれる。

明日は約束されているもんじゃなく、今日今いることがすばらしいことなんだよ、という。
そら豆は上向くでしょ、そしたらもぐの、
しばらくするとまた下向くの、それはもう遅い、種にする。
会話はそんな風に続く。
そら豆、お嬢さんがなくなってからもう10回くらい収穫したんだったと彼女を思う。
普通に言える雑談じゃないことをずっとずっと大事にこころに思い、優しい言葉で言えるまでになった人生。

そんなものに深く共感し、今の大事さにあたたかく感じ入った。
そして温かなハートご飯を頂く。
元気になろう。

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