がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

抗がん剤から1年半でもとの髪質に戻った

2014-01-15 21:23:26 | がん・腫瘍全般
けっこう長い時間がかかるのが髪の毛

抜け始めるのも遅かったけど、本当にもとに戻って見た目が戻るまでに一年半かかった。
髪質は変わった気がする。
猫毛であったものがほんの少し太くいい髪質になった。
つらいばかりの抗がん治療だったが、ま、いいじゃないか?

このごろちょっとこれは嬉しいんだ


抜けるのはタイムラグがある

事前に聞いておけばベリーショートにしておいただろう。
抗がん治療にあたって副作用そ説明は受けた。
髪が抜ける場合もあるという記述もあった。
「ハゲになるのですか?」と心配して聞いた。
「2回の抗がん治療なので抜ける程度です、完全なハゲにはならないです」
急な入院でばたばたし、髪のことなどあまり考える余裕もなかった。

抗がん治療が始まると、わたしの場合はふらついたり、食欲が全くなくなったり、口内炎がひどくなったり。
髪はすぐには抜けなかった。
3週間くらいだったと思う。
頭皮がちかちか痛みだし、抜け毛が始まった。
次の抗がん治療が始まり、量は多くなかったが抜け毛は続いた。

手術が終わり退院し、最初の抗がん治療から2ヶ月半経ってからも抜け続け、
さらに3ヶ月くらい抜けた。


髪の毛って

長めの髪が排水溝に入っていくのは気持ちのいいものではない。
髪は不思議なもので頭皮についていれば奇麗に見えるもの。(かぐや姫)
抜けた途端におぞましいものに変わり果てる。
髪が枕についたりするのを見るのがたまらなく嫌であった。
肌は日焼けし髪も日焼けして美容なんてどうでもいいやと思っていたわたしが堪えた。
通常の女性なら心がおれちゃうくらいつらいと思う。

私の頭の抜けどまりはダチョウの頭。
地肌がくっきり見えて薄毛が覆う。


生え始めはひどいくせ毛だった(わたしの場合)

バネのよう。
くるんくるん。
オバンパーマのようである。
これが嫌いで嫌いであった。
なので、鏡は見ないにした。
顔色とかは見るけど、鏡で髪は見ない様に心がけた。


このごろしっとりの髪になった来た

髪が下を向いて生えてくれる。
バネ、コイルじゃない。
くせ毛はくせ毛だがこんないい感じって時間という神様がいると思える。

明日はもっといい日になるかなあ。

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皆忙しいけど、時間を惜しまずに人と過ごしたい

2014-01-14 20:21:48 | 家族、友人
早朝、娘を送り出す

真っ暗なうちにコーヒーを淹れて、娘を送り出す。
この時間にでないといけない、遠いのだ。
忙しいのに、無理してくれているのかな。

まだまだ元気でわたし、頑張らないといけない。

自然とそういう気持ちがわいてくる。


モノトーンになりがちな一人暮らしを見直せた

そうだった、わたしは一人暮らしだけど、一人人生じゃないんだった。
自己の体調管理のため、仕事以外は無理せず横になることが多い。
でも、自分の時間をケチらないで人との関わりを大事にして移行と今更ながら思う。

そう思わされるのは、娘の生き方に触発されたのか。
寝る時間もじゅうぶんでなくてもとことん働き、休みがまとまって取れる機会があれば飛行機に乗って飛んでくる。
いるだけで休まるような空気が漂う。
それは彼女の自分を超えた日々の中でいきているっていうことか。
そんな多忙さのなかで自己確立しているから、被害者意識のかけらもなく、やさしさが滲んでくるのか。
なんだか育児真っ最中のお母さんがやさしく変貌するのと似たようなものを感じる。


多忙な仕事の中できらきらは自分から見ないと見えない

今更ながら思う。

駆け寄って抱きついてくるこどもらをみて、休み明けはびっくりしてしまう。
「ちいさ~~~~い!」
こんなに小さかったっけ。

こんな小さな子と関わり合っていることに今更ながらびっくりする。
大事に向かい合おうと再認識。

働けるってことを大事にしていこう。
そう思う。


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早春のご飯、可愛いイタチ?発見

2014-01-12 22:59:23 | 早春
早春の食卓



地元でとれたごくごく手頃な値段(格安!)の食材。
しみじみ季節を感じます。
こういうご飯は、ありがたい気持ちになり満たされます。


川辺で見つけた小動物(多分イタチ??)可愛いしぐさ!

長いしっぽを入れなければおそらく40cmくらいじゃないかな。
川のほとりで葦に隠れながら小魚を捕って、崖を駆け上って穴にはいる。
すぐ隣の穴から出てきて(どうも入り口と出口をわけているようだった)
ちょろちょろ川に走り降りては川に潜り、なかなか魚がつかまえられず、うろうろ。
ぷるぷると毛についた水を振り払っては再び川に潜る。

可愛い。

帰ってきている娘と散歩中見つけてずっとみていた。



駆け上るイタチ?


季節を感じ、ゆっくり出来た一日

心からリラックス。
食も進む。
これが自分?というくらいお腹もすく。

こういう休み方が大事なんだな。と実感中。


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魔法のようなことはないって・・・(報道は無責任)

2014-01-11 21:53:59 | がん早期発見
希望と現実は違うようだ

もし、瞬間でがんが解ったらいいな。
もの凄く早期でもわかったらいいな。

そういう悲願がある。


報道はちょっと無責任

いつも、かつてない画期的なものがうまれたと報じる。
なんかいっぱい見聞きしてきた。
その昔丸山ワクチンで治る!と昔激しくマスコミは報じた。
その時はもうがんは怖くない病気になったのか、とばかりに報じたじゃないかと思い出す。

がんでつらい思いをしたものはそういう報道にその都度心を動かされてしまう。


医師である娘は・・

いろいろ、マイクロなんとか、に限らずいっぱい、がんの発見方法は開発されているという。
わたしは先日マイクロDRNとメモしたが、
マイクロDNAのようだ(すみません)
ごくごく初期は検査で見つかり難いという。
また、見つかり難いがんはあるという。
報道の仕方が常に画期的だと万能である様に言い過ぎると言っていた。

そうかもしれない。


惑う心の核

わたしの心の中には、
なんでもなかったと言ってよ、
もう大丈夫と言ってよ、
治るよと言ってよ
そういう思いが強くある。

だから、色々なものに惑わされてきた。
本にいいと書いてあればそうかと鵜呑みにしてしまう。

自分の覚悟の弱さ、知性のなさを感じ入ってしまう。

がんになってみて疑うということを知った。
わからない病気に「治る」と自信満々な治療方法がいっぱい。

んなもんに惑わされているから冷静さ、客観性を失うのか。
魔法なんてこの世にないよ。
自分にそういいきかせるのだった。

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高タンパク高カロリー食で冬なのに肌がぷるぷるになった

2014-01-09 20:57:00 | 食養(食べてからだをつくる)
手術後は老人ぽい肌になってしまった

痩せた体重は5kgくらいだったが(もともとが痩せてはいた)
肌は全くハリがなくなった。
あまり思い出したくない状態だった。


量が食べられないため、高タンパク高カロリー食を心がけてきた

術後はあまり食べられなかったが、これではいかんといろいろ勉強し、高タンパク食を第一目標にした。
ダンピング防止のため、糖質が摂れないから、その分脂質を多く摂る様に心がけた。

毎食なるべく頑張って半年以上が経つあたりから徐々に徐々にお肌がかつてないほどいい感じに

これには大いにびっくり。
だって肌荒れの季節なのにぷるぷる。
もちろん小じわはあります、年齢相応。
でもそれは普通、夏でも海に出てお日様の下でいきてきたわたしなのにいい感じなのです。

顔を洗う時なんかにモッチリ感があるのです。
風呂入っていても「あれえ、つるつる~~」
あらま~
嬉しいんです

がんになる前より確かにお肌がいい感じ。


肌荒れってタンパク質脂質不足だったのかしら

お肌が素晴らしくいい感じと感じたのは妊娠中くらいだった気がする。
もともと脂の量が少ない肌で冬は粉がふく様に荒れたりして悩んでいた。

ところがこの歳になってお肌の調子がいたっていい。
これは食べ物の所為だとしか思えない。

いっぱいいっぱいタンパク質はとる様にしています。
朝はにんじんと林檎のジュースとチーズオムレツとか。
中途でチョコをかじったりして。
以前はパスタなど夕飯を炭水化物でとることが多かったけど肉や魚に置き換えています。

なんだか冷えもいいような感じ。
寒がりが少し改善されたような。

心配せずもりもり肉を主食にしてみたのが良かった感じです。

不自由な食生活になってみて見つける良さもあるんですね


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マイクロDRN診断の普及を願う

2014-01-08 22:47:31 | がん・腫瘍全般
昨夜テレビでマイクロDRN診断を知る

少量の血液でがんの罹患がわかるというものだ。
国立がん研究センターが開発したという。
まだ、研究段階で費用もかかるそうだ。
国がこの研究に費用を出せば実用化することが出来、
健康診断などでがんの罹患が調べられる様になるという。


強く期待し、希望する

もし、これが普及したら、がんは早期発見早期治療がなされる。
高価なP.E.T.検査を超えるんじゃないだろうか。

早期発見されれば、助かる命も増える。
要らない臓器など人にはないのだから、ざくざく切られて術後苦労して暮らすこともなくなるんじゃなかろうか。

そんな時代が早く現実のものとなってほしい。


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イライラするお母さんをみて思う

2014-01-07 22:38:08 | 生活習慣
怒るお母さんたちの内容が変わっている

自分の気分で怒るお母さんが増えている。
なぜかそういうお母さんは叱ったという自覚がなく、「けんかした」と必ず表現する。
そんな言い方って。
親と子では力関係がある。
親はけんかでもこどもにとってはそうではなかろう。


叱ると怒るは違う部分がある

いけないことを厳しく怒る。
危険なこと。
目上のものをばかにすること。
人に対して傷つけること。
食べ物を粗末にすること。
ウソをつくこと。

こういうもので厳しく怒られてもこども自身は納得するのだ。
納得せずとも、繰り返し食べ物を粗末にするなと言われれば身に付く。

祖母や叔母はわたしをみていてくれていたので本当に厳しく怒ることは少なかった。

どちらかというと母はもっともらしい正義を語り気分で怒る人だったけど。

叱るっていけないことを伝えることが主なんだ。


こども的に

いつもいいこはいられないさ。
この生活につらさも感じたりなんかもして当然。
それは普通、正常。
だからたまにぷつんと切れてわけもなくないて騒いだりすることもある。
溜まったものを訴えただけで、それで明日から生きようとするものである。
こどもは強い。
支えと受け止めさえあれば育つ。

切れてあたったり泣いたりしても落ち込まずけろっとしているところが凄いなあといつも思う。

これはいつも真似たいと思う。

すべすべの肌には戻れないけどこのリセット感は絶対真似して身に付けば身に付くものじゃないだろうか。

なんか、こどもの世界に「わ~、負けた」って思うところを持たないといけない気がする。
それって小手先のことじゃなくて敵ながらあっぱれ!と笑っちゃう世界。
育児のよさってそういうところにある様に私は思うんだけど。


そんなことを思うともなく働いている

お腹痛かったりなんかしても、こわごわ食べて空腹でふらふらだったりなんかもしているが
得るものがあるとけっこう日々は過ごせるものだなあ。
明日はお腹が痛いのが治っています様に!


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おお、もうダメ!激しい腹痛

2014-01-06 21:26:21 | 食道がん術後
お腹の動きがない

昨日から少しおかしいと思っていたのだが、
今日はず~~~~んと痛い。
帰宅後はうんうんいって過ごしている


困っちゃうよなあ、でもどうにもならんよなあ

くよくよ考えても治らないから、何も考えず休む。
パルメジャーノをかじって横になる。
高カロリー高タンパク、アミノ酸いっぱい。旨い。
痛いなあ。
痛い。

仕方ない。


明日は治っていて

今週は長そう。
笑顔で働きたい。
なおってくれ!



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ことしは緩やかな人に!(新年の抱負)

2014-01-05 18:51:32 | 楽に生きる
癒す一日を過ごしながら考えた

静かに休む一日。
もちろん、朝寝坊を楽しむ。
昼頃、友人が訪れ、コーヒーと最後の一切れのキッシュロレーヌを出して喋る。
よかった、残っていて、また作ろう

手先を動かしているのが好きだ。
ドールハウス作りで半日。

洗濯物を陽に干したり、
布巾を煮洗いしたり趣味的に過ごす。

何も考えず作業をしていると気持ちが解放される。
そしてふといろいろなことが浮かんできてはまた違うことを考えたりしている。

こういう無為な時間は自分の気持ちに素直になれる。


穏やかで大らかになりたいと思う

色々な価値観がひしめく世の中。
甲乙つけずそれはそれ、と客観的に受け入れていきたいものだ。
その人がそう考えるにはそれなりの背景がある。
それを理解できなければむなしいものになる。

わたしはわたし。
あなたはあなた。

それを大らかに受け入れていきたいものだ。
ずかずか心の中に入り批判する母の影響でどうも人に対してのガードが固く、
わたし自身のことをああせいこうせい言われると激しい防衛反応が出てしまう。
いい歳なんだから、改めたいものだ。

そんなことを思う。


憧れている人

ベニシア・スタンリー・スミスさんである。
N.H.K.「猫のしっぽ カエルの手」を録画して幾度もみている。
二つの文化のなかで自分らしく暮らしている。
ああいう風に歳を重ねたいといつも思う。

憧れるだけで、近づくものもある。
そうなりたいと思うだけでなっていける部分もある。


大らかで緩やかにいきたいなあ

ま、そうなれることを信じて。
今年もまいりましょう。

明日からお仕事!

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息子と田舎道を歩く5km

2014-01-04 19:32:53 | 家族、友人
息子はよく歩く

ちょっと時間があると走ったり散歩したり、息子はまめである。
小学生のこどもの頃に戻った様に家の近くを散策する。
で、色々なものに感動している。
キジを見たとか、水仙が咲いているとか、牛小屋に子牛がいたとか。
いろいろ教えてくれる。
小学生の頃と同じだ。


昨日、息子と一緒に歩く

風もなく暖かい日差しの中、ならんで歩いた。
わたしのペースでやや速度を落としてくれて。

「タンポポだね」
それだけのことを共有して人のいない田舎のあぜ道や川のほとりを歩く。
その今が、実にいい。
別になんでもない家のまわりの田舎道。
何でもなくても季節があって偶然見るものもある。
話しながらただ歩いた。


お昼を食べて息子帰る

わたしの病気後、月一で帰ってくる息子。
わたしが彼の立場なら、心配な気持ちになるだろうと思う。
全然、こんなにタフに生きているんだが。

ばいばい、とただ、学生の時と同じ様に駅まで送った。


あしがつる~~~

夜、ひどく足がつって痛かった。
嫌になっちゃうね、本当にやわになってしまって。
ちょっと歩いたら爆睡してしまいました。


休みでリフレッシュ

まとめて休めていろいろ出来て本当に楽になりました。
仕事を忘れてしまいそうなほどです。

がん後、2回目の正月。
復職後始めての正月。
積み重ねていきたいとしみじみ思うのでした。

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今年最初の買い物はプリンタ! 初夢は・・・・?

2014-01-02 22:28:10 | 日記
初夢、忘れちゃった

なんか人がいっぱいいて、色々なストーリーがあったんだけど。
忘れちゃった。

だって、息子の初夢が凄すぎてきいているうちに思い出せなくなっちゃった。
「ご飯を、電子レンジにいれたんだ。スイッチを入れたら飯が爆発した!」
大笑いしたら忘れちゃった。

富士も鷹もなすびも出て来なかった。
どれ一つとしてうまれてこのかたみたことない


初買い物

昨日は家電屋さんが休みだった。
今日プリンタを買う。

新しいのは安くて高機能。


賀状印刷

この泥縄感。

正月になって賀状を印刷しようとしたらどうにも今までのプリンタがダメ。
初売りにあわてて出かける新年なり。

いいのです。
いいのだ、いい。


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サザエづくしご飯(殻からひっぱりだす!)

2014-01-01 21:20:16 | 食養(食べてからだをつくる)
サザエづくし



わたしから逃げられるサザエなどない!

ふたの隙間からバターナイフを素早く差し込み、貝柱を切ってしまう。
貝はいやがってきゅう~~っとしまりたがるが、そんなこと許しません。
わたしから逃げ切れると思うか。

身はよく洗って薄く刺身に作る。
新鮮なのでちょっとの間動きます。
こりこりで海の香り。


肝はニンニクバターと(オリーブオイルでも)パセリ、パン粉で焼く。
これがとっても美味なり。


刺身とセットでいつも作るのだ。


つぼ焼きも!

おいし~おいし~

新年最初の夕飯。

大根ステーキとビーフシチュー。

皆も満足!

わたしも10gで100回噛んでおいしいものはとても好都合においしい。
違和感なくご一緒できますわ、皆様と同じペースでいくらも食べずにごまかせます。
それでおいしいんだもの、言うことなし~~

おいしい一年であれ!

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