なんけ鮮魚店の過去記事
9:57 なんけ鮮魚店です。お客さんは誰もいませんと言うか、クソ暑いので車の中で退避されています。暑すぎると水揚げはどうか気になるところです。水槽にはヒラメとキジハタが泳いでいます。対面販売には、レンチョウ、イシガレイ、マゴチ、スズキあたりがよさそうです。今回はマゴチとタケノコメバルを買ってみます。
・ラインナップ
大型魚は刺身用のパックになっています。水槽はヒラメとキジハタです。対面売り場のマゴチとタケノコメバルを買ってみます。
・マゴチ、タケノコメバル
マゴチ 46cm 594g 1565円、タケノコメバル 23cm 166g 330円 税込み 2047円です。
・捌き
今回はカマ、胃袋、白子もいただきます。肝は色がよくなかったので破棄します。タケノコメバルはエラとお腹を取って寝かせます。食感がザクザクするので刺身で楽しむのがよさそうです。
【マゴチのその後】土曜 夜
・マゴチの晩酌セット
マゴチは夏フグと言われていますが、身に旨味があるのでフグより数段美味しいと思います。刺身は弾力があって噛むとじわっと味と風味があり、淡白なのですが上品で美味しいですね。蒸しは身がほろっとしてフグより食感は弱いのですが、美味しい魚だって事は間違いありません。白子 胃袋 クズ身ポン酢は食感が楽しめます。肝が今回は今一つだったので使いませんでしたが、肝を使うともっと美味しかったと思います。次回は洗いのモミジポン酢で食べてみたいです。 うまいです。
【タケノコメバルのその後】日曜 朝
・タケノコメバルの煮付け
ザクザクする刺身にするか、煮付けにするか迷いました。今回は料理屋風の煮付けです。酒:水:みりん:醤油を8:0:1:1です。水は使わず、砂糖は好みで後入れです。お酒代が高くつきますが、煮詰めたタレが美味しいです。タケノコメバルはふわふわの身質です。メバルのコロッとした身離れのよさはありませんが、これはこれで美味しいです。
【マゴチのその後】日曜 夜
・マゴチのカルパッチョ オニオン醤油ドレスソース
マゴチは淡白ですが旨味があるので醤油を加えた塩味がいいのではと思いました。和食との違いはオイルを使うところでまろやかさと口ざわりのよさがあります。美味しいですね。
【マゴチのその後】日曜 夜
・マゴチのロースト カマのフリット アンチョビ ケッパー 醗酵バターソース
これもどんな塩味にするかですが、アンチョビ ケッパーです。簡単で美味しいです。フリットは小麦粉にワインを溶いたものです。鼻に抜ける風味がよく、骨があり食べにくいのですが、絶妙の味です。揚げすぎで色はよくありませんが、非常に美味しいです。
【マゴチのその後】月曜 夜
・マゴチの御前セット
2日半寝かせです。マゴチの握り、刺身、カマ塩焼き、クズ身のお味噌汁です。コリコリ感も落ちてしっとりと旨味も出ています。しゃりとの調和があり寿司屋の味です。好みはありますが美味しいです。寝かせると魚種の食感と風味がわからなくなり、かろうじてカマの形でマゴチを食べている実感が湧きます。私は、寿司屋より釣り人の感性に近いのだと思います。締めたての美味しさと熟成の美味しさは別ものですが、好みですね。マゴチ、タケノコメバル全ていただきました。完食です。