What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

第139回直木賞は、井上荒野 「切羽(きりは)へ」に決定

2008年07月16日 08時38分09秒 | 
芥川賞 中国人の楊逸氏 直木賞は井上荒野氏(産経新聞) - Yahoo!ニュースより引用

 直木賞の平岩弓枝選考委員は「満票で決まりました。上質の作品であり、官能的な小説。人物がしっかり書けている。全体に大人の文体であり、人物の描写ができている。それが、ほぼ完璧(かんぺき)であると評価された」と最大限の賛辞で受賞作をたたえた。

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 「満票」か~、つまり三崎亜記さんには一票も入らなかった訳だ、う~ん。どうやら選考委員の皆さんに、すっかりあの文体が嫌われてしまったようですね。



ところで、スポーツ報知の記事をちょっと引用。

■ 第139回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は来日21年の中国人女性、楊逸(ヤン・イー)さん(44)が日本語で書いた「時が滲む朝」(文学界6月号)に、直木賞は作家の故井上光晴さんの長女、井上荒野さん(47)の「切羽へ」(新潮社)に決まった。

 中国人作家の芥川賞は史上初。日本語を母語とせず、中国という異文化を背景に持つ作家の受賞は、日本の文学界に与える影響が大きいとみられる。同賞の選考委員の1人、石原慎太郎都知事は「体調不良」を理由に選考会を欠席した。

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 第34回芥川賞受賞作家の石原さんは、欠席されたそうですよ、今のお立場を考えると意味深ですね~。そしてスポーツ報知もいろいろ勝負するよね~(苦笑)

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三浦しをん 「風が強く吹いている」 舞台化

2008年07月16日 08時22分10秒 | 
舞台「風が強く吹いている」より引用

■キャスティング

 清瀬灰二(ハイジ)・・・ 黄川田将也
 蔵原走(カケル)・・・ 和田正人

 杉山高志(神童)・・・ 佐藤智仁
 城太郎(ジョータ)・・・ 高木万平
 城次郎(ジョージ)・・・ 高木心平
 柏崎茜(王子)・・・ 松本慎也(Studio Life)
 平田彰宏(ニコちゃん)・・・ 鍛治直人(文学座)
 坂口洋平(キング)・・・ 瀧川英次
 岩倉雪彦(ユキ)・・・ 粕谷吉洋
 ムサ・カマラ(ムサ)・・・ デイビット矢野

 藤岡一真・・・ 伊藤高史
 勝田葉菜子・・・ 近野成美

 榊浩介・・・ 荒木宏文
 田崎源一郎・・・ 花王おさむ

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 「いつもの人たちが出ますよ」(by 萌えプレ)という事なんですが。

う~んう~ん、アレを舞台でかぁ・・・だってメインの駅伝シーンはどうするんでしょう?流れる映像をバックにして、走る演技をするのかな?でも、それを言ったらテニプリだって試合を再現するのにいろんな事やってたから、駅伝くらいアリなんだろうなぁ・・・。
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WJ33号 「Dグレ」感想 あれ?私だけですか??

2008年07月16日 08時18分53秒 | 漫画
 今週のWJの「Dグレ」なんですが、あちらこちらのWJ感想サイトさんを巡っていたら、どうやら私だけ違う読みをしていた事に気づきました・・・あれれ?


*注意:以下WJ33号のDグレを読んでいない方には、まったく訳判らん話です、お気をつけ下さい。


 冒頭のピエロと子どもAが、犬を埋葬するシーンなんですが、後から出てくる「14番目&マナ・ウォーカーは双子」というシーンで、この子どもAとそっくりな子どもBの絵が使われているので、私はこの子どもAが14番目だと思ったんですよ。で、ピエロが伯爵の人間体(?)なのかなと。そして、14番目が死ぬ時に、宿主(クローンかな?)としたモノに、一時でも友達だった思い出からアレンと名づけたのかな~?と思いました。

この埋葬シーンは、ピエロが犬の墓に向かって「キミはアレンのお友達だったんですね」という場面で終わります。さぁ「キミ」は犬と子どもAのどちらを指しているんでしょう?(これは作者さんが読者のミスリードを誘う作戦だと、私は思ったんですが・・・)
子どもAの左手が、アレン君と同じ寄生型イノセンスに描かれているので、子どもAが14番目だと仮定すると「ノアなのにイノセンスに適合した人」だった事になります。だから伯爵&ノアを裏切ったのではないでしょうか?それともハイブリット(生き物としてもっと高位の存在)として、人間もノアも救う存在、または全てを滅ぼす存在として生まれたんでしょうか?


 ところが、ここでもう一つミスリード臭い絵があります。アレン君が「マナと14番目が兄弟」と言うシーンのバックは、冒頭の「ピエロ」なんです。ここだけ見ると、「ピエロがマナで子どもAがアレン君」とも読めます。(マナはピエロだったという話がどこかにあったはず)作品を読んでいる限りでは、寄生型イノセンスは適合すれば他の人が継いでいけるようなので、やっぱり「記憶を移植した」とマリアン元帥が語っている以上、アレン君は14番目のクローンか何かじゃないのかな~?


 でも、子どもAの髪の色は濃い色(黒または他の色)でアレン君は白髪(という設定)なのは、14番目の宿主となる儀式(実験)で白髪化したとか?

マナとアレン君が一緒に暮らしていた頃の絵では、マナはすらりとした細身のおじさんとして描かれていますが、マナも放浪のせいで痩せちゃった?(笑)伯爵からアレン=14番目を逃す為に必死に逃げ回っていたとか?

それにしたって、マナが死んだ時のアレン君て、子どもAより幼かったよねー?!(叫)


 あぁ判らん・・・・・私の混乱を招く一因が、この作品の「キャラの実年齢が判らない」という事にあるんだと思います(わざとだと思いますが)マリアン元帥は、いったいいつの時代から生きてんのさー!伯爵に至っては、約7000年前に起きた「ノアの大洪水」にも関わってる、人類存亡のカギを握る生き物ですからねぇ(げんなり)来週号以降でも、びしばし謎が明かされるのを切に願っていますが、まったくもって単に私の読み違えだったら、ここまでお付き合い下さった皆さん、ごめんなさいね。

7/17追記「The 男爵ディーノ」様のWJ33号感想より

>> この少年がアレンだと一発で気付いた人はどのくらい居るんだろう。最初神田かと思ったぜ。(掲示板より)

 僕なんて最初、死んだ犬がアレンだと思ってたぜ! 「こいつ、なんて名前だったの?」⇒「キミはアレンのお友達だったんですね」の流れで、犬がアレンかと思ったよ。

>> キミ=少年、アレン=犬だと思います。少年は名前を持ってなくて、マナが少年を引き取る際に自分の友達(犬)の名前をつけてあげるとかじゃないでしょうか(掲示板より)

 ………………! も、もしかして、あってんじゃね、コレ……。

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 いらっしゃいましたよ!私以外にもこんな事考えてた方が!(感涙)でも、やっぱりあのピエロがマナなのかな~?
コメント (2)
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