What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

乙一の児童書 『イグナートのぼうけん』がWJで宣伝。

2010年10月25日 15時07分27秒 | 
 今日発売のWJ47号に、乙一さんの子供向けのお話『なみだめネズミ イグナートのぼうけん』の宣伝ページがあってびっくり。挿絵担当の小松田大全さんには「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破の副監督」という煽りが付いていて、はは~ん、大きい読者たちを狙ってるな?と、即座に思いました(笑)

子どもも大人もたのしめる、新しい児童書シリーズ!!わくわくキッズブック←このHPの一番下に、『イグナートの冒険』特設ページへ飛ぶリンクがあります。

「高学年向け児童書・A5判・ハードカバー・1260円」というのは、今の時代では売るのは難しい部類に入るんでしょうか?この本、今年の8月に発売されているんですが、同じ出版社とはいえ、WJで宣伝するのか必死だなという印象を持ちました。売れると良いですね。
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昭和50年以降の『週マ』の話し。  

2010年10月25日 14時47分08秒 | 漫画
 たぶん私が小学校5・6年生の頃は、欠かさず少女漫画雑誌『週刊マーガレット』を読んでいました。家の近所でおばあさんが一人で営業されていたちっさな雑貨屋さんで、毎週習い事の帰りかお使いの帰りに買って読んでいました。

今更なんですが、振り返って考えると当時の掲載されていた作品が、どれも子供向きじゃないんですよ(苦笑)購読者の設定年齢は、いったい何歳だったんでしょうか?単に恋愛モノと区分できない、少女が学校生活や友人との葛藤を通して自立していく話しとか、ホラー話もバレエの話しも、はんぱなくレベルが高い内容だったと思います。

今でも台詞から絵から覚えているのは、有吉京子さんの『SWAN』、山本鈴美香さんの『エースを狙え』と『7つの黄金境』、すごく大人な話しだったのが、塩森恵子さんの『希林館どおり』、柿崎普美さんの『白球を叩け』(この人の描かれるホラーテイストの作品も覚えてる)あとは『つる姫じゃ~』とかのギャグ系。雑誌の傾向としては、ほんとオールラウンダーで、いまの雑誌のように特化されておらず、いろいろな作品が読めて愉しかったですよ。なにせ実兄も欠かさず読んでましたからね(苦笑)まんま、さだまさしさんの歌詞のようなお話(作家さんが思い出せない)がお気に入りでした。

衝撃的で斬新なB級ホラー『赤い爪あと』(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース

この記事に取り上げられている作品、恐らく読んでいるはずなんですが、まったく覚えていないです。当時の私は、ドラマ『Gメン』のせいで、日本人形をめっちゃ恐がるようになるわ、ワイドショーの怪奇現象特集のせいで、家にある日本人形も髪が伸びるんじゃないかと、置いてある部屋を一人で歩けなくなるわ、ものすごい恐がりでした。でも『週マ』には、割と欠かさずホラー系の話しが掲載されていたんですよね~。よく読んでいたもんだ!(笑)この頃に「恐いもの見たさ」とか「その話は置いといて」とかが、脳内で形成されたに違いないです。



 でも、『週マ』から『LaLa』などの年齢設定の高い少女雑誌を読み始め、少年誌に青年誌をまんべんなく読んできた積み重ねでしょうか、小説でもマンガでもアニメでも、斬新な設定あるいは非日常的な設定に、まったく違和感がありません。すんなり受け入れられちゃいます(爆笑)これって昭和30~50年代の強み、なんでしょうかねぇ?アニメでもマンガでも、素晴らしい作品がどんどん発表された時代をリアルタイムで生きてきた、恵まれた私たち。時流がどんどん変化していってどんな世の中になっても、独自の価値観で受け入れて生きていくんだろうなぁと思ったりします。
コメント (2)
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