What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

やがて時は来たらん

2011年05月16日 20時20分44秒 | 日常
 面白いなぁと思うこと。

私、プロテスタントの高校に通ったんですよ。別に信仰があった訳じゃなく、家から歩いて通えるというだけで選んだ学校なんですが、卒業して30年近くたった今でも、毎朝夕歌った賛美歌の言葉が支えになっています。当時は、慣れいせでしか歌っていなかった賛美歌のワンフレーズが、四十を越えた今でも支えになっているなんて、十代の私には想像もつかなかったなぁと思う反面、言葉の持つ力って計り知れないと実感する毎日です。

『やがて時は来たらん』

約束された訳でもなく、恐らくその「時」は来ないと、99%思っているにもかかわらず、残りの1%、その「時」が来るのを信じて心の励みにしている、嘘偽りの無い自分が面白いなぁと思うんです。

○讃美歌 453番

 聞けや、愛の言葉を 諸国人(もろくにびと)らの

 罪科(つみとが)を除く 主の御言葉を 主の御言葉を

 やがて時は来たらん 神の御光(みひかり)の
 
 普(あまね)く世を照らす 朝(あした)は来たらん


決して、宗教の勧誘でも何でも無いんですが、言葉の持つ力って、凄いなと実感する毎日なので、記事にしてみました。例えるなら、『君が代』の歌詞の、主を想う気持ちに頭を垂れる、この和歌を歌った人に敬意を表する、そういう気持ちです。


『あなたが 心の戸を開くのを 待っておられる』

これも「何かを始めるのに、遅いという事は無い」という意味で、同じく心の支えになっている言葉です。「名言好き」の方なら判って貰えるかしら(苦笑)


○賛美歌 第二篇196番

 救い主は待っておられる お迎えしなさい。

 心を定め今すぐ 主にこたえなさい。
 
 今まで主は待たれた、今も主はあなたが 心の戸を開くのを 待っておられる


凹まないようにと、自分を奮い立たせている毎日なので、ちょっとこんな話をしてみました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大学読書人大賞 2011」 『天地明察』が大賞受賞

2011年05月16日 08時51分13秒 | 
 長男の大学には、SF研しかないそうですよ!無念。(まぁ、文芸部でなくとも、この賞を選ぶのには参加できるんですけどね)それはともかく、”全国の大学文芸サークルによる投票と評論と議論によって、大学生に最も読んでほしい本を選ぶ”「大学読書人大賞 2011」が決定しました。

「大学読書人大賞」―大学読書人大賞―大学文芸部イチオシの本より引用

大賞 『天地明察』冲方丁 角川書店

2位 『虐殺器官』 伊藤計劃 ハヤカワ文庫

3位 『告白』 湊かなえ 双葉文庫

4位 『砂漠』 伊坂幸太郎 新潮文庫

5位 『これからの「正義」の話をしよう』 マイケル・サンデル 早川書房

6位 『インシテミル』 米澤穂信 文春文庫

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>大学読書人大賞公式ツイッターより

「dokushojin この結果を受けまして、私たちは、大賞に輝いた『天地明察』だけでなく、他の5つの作品も、多くの大学生に読んでもらえるような活動を続けていきたいと思います」

まったくだ!少なくとも、大学生っていうなら、ここに挙げられている七冊は読んで欲しいですよね~。人間の創作するちからの凄さとか、読書によってそれまでの自分を形作っていたモノがひっくり返される快感とか、知らない世界が目の前に広がる喜びを、ぜひ味わって欲しいです。


 そういえば、学生生協主催の「読書マラソン」(四年間の在学中に、100冊以上読書しましょうというもの)ってあるじゃないですか?大学ごとに、10冊読んだら生協で使える500円分の割引券が貰えるとか、いろいろ特典があって本好きな学生には、美味しさニ倍な企画なんですが(笑)今の長男の読書ペースでいくと、一年で100冊突破できるみたい・・・まぁ、授業で読まなきゃいけない本が、めっちゃあるだろうし、そうそう自分の読みたい本ばかりに集中できないとは思うんですが・・・彼はやるだろうなぁ。すでに市と大学の図書館を利用して何冊か借りてるらしです。

本棚としてカラーBOXを3つ用意したんですが、それでいつまで持つんだろう(汗)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北の文藝活動 ~盛岡市 一箱古本市~ 

2011年05月16日 08時50分34秒 | 
 5月14・15日と、岩手県盛岡市では「一箱古本市」ほか、様々な本に関する催し物『モリブロ』が開催されました。

ふふふ、さっそく長男に「どんな様子なのか行って来て!」と指令メールを送りまして、初日の14日(土)に行って貰いました。この日の盛岡は、三日ぶりの晴天で、売り手の皆さんはに暑かったみたい。

一枚目はイベント会場のひとつ、桜山神社。喫茶店で絵の展示会が開かれていたり、いろんな雑貨が売っていたり、このちんまりとした感じ(失礼)が、身の丈サイズでたまらんですよね。



二枚目は戦利品の一部。長男は、大田垣 晴子さんのイラストとお話の本が大好きなんです。どちらも半額で買えたそうで(ピンクの猫ちゃんは、おまけの栞)古本市を満喫したようです。



↓リンク先によると、6月には仙台でも開催されるそうなんですよ!これは行かねばなるまい~(笑)

ナンダロウアヤシゲな日々より引用

盛岡では「モリブロ」が5月31日まで開催中。一箱古本市は5月15日(日)に桜山にて。

http://moriburo2011.blog79.fc2.com/

仙台は「Book!Book!Sendai」が6月に。サンモール一番町での一箱古本市は6月25日(土)。

http://bookbooksendai.com/2011/

会津は「BOOK!BOOK!AIZU」。6月20日~26日で、一箱古本市は26日(日)。

http://bookbookaizu.main.jp/

秋田は「東北ブックコンテナ meets AKITA!」。7月に開催予定。

http://madowaku-books.blogspot.com/

↑中心となるブックショップ「まど枠」のブログ

ブックコンテナとは別だが、秋田県では美郷町でも一箱古本市が。

「美郷古本市」5月29日(日)に開催。

http://ichi.bricolab.net/

新潟では、初開催となる一箱古本市。

ニイガタブックライト vol.01「一箱古本市in現代市」が、6月12日(日)に開催。

http://niigatabooklight.com/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東日本の本好きな皆さん、こんな素敵な催し物があるんだもの、どしどし外へ出かけましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする