あっぶね~ もうWJが発売になってましたよ!来週の月曜日は祝日だから今週末の発売だと思っていたら、もうコンビニに並んでいるんだもん、びっくり。
それはさておき、震災の後、PCがまだ生き返っていなくて、コメント欄に長男の携帯から書き込んだ私の生存報告に、「WJが読みたい!」の一文があったのを、ご記憶の方はおいででしょうか?
非現実の中に突然として放り込まれた人間が最も欲するのは、恐らく他人からは「くだらない」と一笑されるであろう「日常」だと、痛切に思い知りました。私にとっては、毎週月曜日に発行される週刊少年ジャンプが、平穏な毎日の大事なアイテムでありました。その後、仙台市一番町内の某コンビニが震災後初めて営業した日に、たまたま行き当たって、ビニールに包まれた古いWJ(震災直後に発売された号です)を買えた時の喜び!
願わくば、集英社編集部にあるWJが、未来永劫保管されて、この想いが語り継がれますように。
★「河北新報 / 伝説の「ジャンプ」 仙台の書店主が集英社に譲渡」
( http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111230t15022.htm )より引用
東日本大震災で物流が止まり本が入らなかった時期、仙台市内の書店で子どもたちが夢中になって読んだ「少年ジャンプ」が、出版元の集英社で大切に保管されている。店主は年の瀬に「子どもたちを元気づけたい一心だった」と振り返る。
塩川書店五橋店(青葉区)の塩川祐一さん(48)は、3月11日の震災から3日後、在庫だけで店を再開した。近所の人に「テレビは悲惨な映像ばかり。子どもに漫画や絵本を見せたい。いつ開くの」と尋ねられたのがきっかけだった。
「伝説のジャンプ」が生まれたのは21日。来店した男性が「ほかの人にも読ませてあげて」と、山形市で買った19日発売の最新号を置いていった。
「ジャンプ読めます」との貼り紙を出すと、小中学生らが次々に訪れた。1人が読み終えると次の子に。声を出して笑う子どもたち。「いっときでも震災を忘れ、楽しい気持ちになれたんだ」と塩川さんはうれしくなった。4月10日の配本再開まで読み継がれた本は、表紙がめくれ、一部がこすれてインクが消えた。
伝え聞いた集英社は「これほど愛されたジャンプをぜひ譲り受けたい」と塩川さんに申し出、5月に引き取った。今は額装され、編集部にある。集英社広報室は「子どもたちを勇気づけるため回覧してくれたことはありがたい」と塩川さんに感謝する。
配本再開まで店に置いた募金箱には、子どもらの善意約4万円が集まった。「子どもの支援に」と仙台市教委に贈った。「全ては1冊のジャンプから始まった」と塩川さん。「子どもが笑い、支援も広がった。やっぱり漫画の力ってすごい。関わった皆さんにありがとうと伝えたい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはさておき、震災の後、PCがまだ生き返っていなくて、コメント欄に長男の携帯から書き込んだ私の生存報告に、「WJが読みたい!」の一文があったのを、ご記憶の方はおいででしょうか?
非現実の中に突然として放り込まれた人間が最も欲するのは、恐らく他人からは「くだらない」と一笑されるであろう「日常」だと、痛切に思い知りました。私にとっては、毎週月曜日に発行される週刊少年ジャンプが、平穏な毎日の大事なアイテムでありました。その後、仙台市一番町内の某コンビニが震災後初めて営業した日に、たまたま行き当たって、ビニールに包まれた古いWJ(震災直後に発売された号です)を買えた時の喜び!
願わくば、集英社編集部にあるWJが、未来永劫保管されて、この想いが語り継がれますように。
★「河北新報 / 伝説の「ジャンプ」 仙台の書店主が集英社に譲渡」
( http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111230t15022.htm )より引用
東日本大震災で物流が止まり本が入らなかった時期、仙台市内の書店で子どもたちが夢中になって読んだ「少年ジャンプ」が、出版元の集英社で大切に保管されている。店主は年の瀬に「子どもたちを元気づけたい一心だった」と振り返る。
塩川書店五橋店(青葉区)の塩川祐一さん(48)は、3月11日の震災から3日後、在庫だけで店を再開した。近所の人に「テレビは悲惨な映像ばかり。子どもに漫画や絵本を見せたい。いつ開くの」と尋ねられたのがきっかけだった。
「伝説のジャンプ」が生まれたのは21日。来店した男性が「ほかの人にも読ませてあげて」と、山形市で買った19日発売の最新号を置いていった。
「ジャンプ読めます」との貼り紙を出すと、小中学生らが次々に訪れた。1人が読み終えると次の子に。声を出して笑う子どもたち。「いっときでも震災を忘れ、楽しい気持ちになれたんだ」と塩川さんはうれしくなった。4月10日の配本再開まで読み継がれた本は、表紙がめくれ、一部がこすれてインクが消えた。
伝え聞いた集英社は「これほど愛されたジャンプをぜひ譲り受けたい」と塩川さんに申し出、5月に引き取った。今は額装され、編集部にある。集英社広報室は「子どもたちを勇気づけるため回覧してくれたことはありがたい」と塩川さんに感謝する。
配本再開まで店に置いた募金箱には、子どもらの善意約4万円が集まった。「子どもの支援に」と仙台市教委に贈った。「全ては1冊のジャンプから始まった」と塩川さん。「子どもが笑い、支援も広がった。やっぱり漫画の力ってすごい。関わった皆さんにありがとうと伝えたい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・