お前は苦労しらずのあほなんだろうと言われればそのとうりなんですが、今の日本で17年もの間、偽名で生活できるんだなぁと、平田容疑者が出頭したニュースの第一報をTVニュースで観た時に思いました。
★「Yahoo!ニュース / 斎藤容疑者が偽名で支えた16年余りの逃亡生活 平田容疑者は「一歩も外に出なかった」
( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000504-san-soci )より引用
オウム真理教元幹部、平田信(まこと)容疑者(46)の出頭・逮捕から10日。一緒に逃亡していたとされる元信者、斎藤明美容疑者(49)が後を追うように警視庁に自首した。目黒公証役場事務長監禁致死事件の直後から行動を共にしていたという両容疑者。斎藤容疑者の平田容疑者に対する思いは「尊敬から愛情に変わっていった」。東日本大震災が逃亡犯らの生き方を左右する。「偽りの人生は終わりにします」。16年10カ月の逃亡劇は幕を閉じ、警視庁は10日夜、2人の潜伏先などを家宅捜索した。
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命に関わる急病になっても、保険証が無いから病院には行けなかっただろうし、公的機関の恩恵が何も受けられない生活をずっとしてきたんでしょう、大変なことですよ。しかも齋藤容疑者は、自分が罪を犯したんじゃなく、内縁の男性の逃亡の為に17年もですよ。
震災のせいで、例えば保険証や銀行の通帳やハンコを再発行したり登録しなおしたりするのは、しんどい作業というか、震災で負った精神的苦痛に追い討ちをかけるものでした。ご家族ならともかく、実家の甥ごさんの通帳がなんぼあったかとか、それぞれの家の登記簿とか、もう何が無くて何をどうしたらいいのか判らない状態の人間が、大勢役所にあふれていました。(随分減りましたけど、今も役所はザワザワ人が居ます)
そういう些細だけど膨大な手続きを見ていたので、それらとまったく関わり無く生きるって、想像にしか過ぎませんが、随分としんどい生活だったろうになと思います。「17年」長いですよ。齋藤容疑者が32歳から49歳になるまでの17年。それでも平田容疑者との生活を守るのに、自分を全部突っ込んで満足だったんでしょうか。
リンク先の記事に、
>平田容疑者は昨年11月末、「出頭」を決意。斎藤容疑者は昨年12月31日夕に自宅から送り出した。平田容疑者のリュックの中の下着数枚はきれいにたたまれており、「女性がそろえたという感じだった」(捜査関係者)という。
とあるんですが、二人はなんで一緒に出頭しなかったんだろう?齋藤容疑者に逃げて欲しかったのか、それとも、それだけの相手だったのか。齋藤容疑者が出頭するまでの10日間は、彼女の内で17年間に匹敵するくらいの長さだったんでしょうね。
彼女は「自首」扱いになるそうですから、裁判の後に刑務所で刑期を務めても、そこそこの期間で帰って来るはずです。平田容疑者は無期か死刑か、ともかく裁判は長引くんでしょうから、それを支えて差し入れしたりして残りの人生を過ごすんでしょうか。それとも、きっぱりと縁を切るんでしょうか。どちらにしても、彼女の生きる時間は、まだ随分と長いです。
★「Yahoo!ニュース / 斎藤容疑者が偽名で支えた16年余りの逃亡生活 平田容疑者は「一歩も外に出なかった」
( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000504-san-soci )より引用
オウム真理教元幹部、平田信(まこと)容疑者(46)の出頭・逮捕から10日。一緒に逃亡していたとされる元信者、斎藤明美容疑者(49)が後を追うように警視庁に自首した。目黒公証役場事務長監禁致死事件の直後から行動を共にしていたという両容疑者。斎藤容疑者の平田容疑者に対する思いは「尊敬から愛情に変わっていった」。東日本大震災が逃亡犯らの生き方を左右する。「偽りの人生は終わりにします」。16年10カ月の逃亡劇は幕を閉じ、警視庁は10日夜、2人の潜伏先などを家宅捜索した。
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命に関わる急病になっても、保険証が無いから病院には行けなかっただろうし、公的機関の恩恵が何も受けられない生活をずっとしてきたんでしょう、大変なことですよ。しかも齋藤容疑者は、自分が罪を犯したんじゃなく、内縁の男性の逃亡の為に17年もですよ。
震災のせいで、例えば保険証や銀行の通帳やハンコを再発行したり登録しなおしたりするのは、しんどい作業というか、震災で負った精神的苦痛に追い討ちをかけるものでした。ご家族ならともかく、実家の甥ごさんの通帳がなんぼあったかとか、それぞれの家の登記簿とか、もう何が無くて何をどうしたらいいのか判らない状態の人間が、大勢役所にあふれていました。(随分減りましたけど、今も役所はザワザワ人が居ます)
そういう些細だけど膨大な手続きを見ていたので、それらとまったく関わり無く生きるって、想像にしか過ぎませんが、随分としんどい生活だったろうになと思います。「17年」長いですよ。齋藤容疑者が32歳から49歳になるまでの17年。それでも平田容疑者との生活を守るのに、自分を全部突っ込んで満足だったんでしょうか。
リンク先の記事に、
>平田容疑者は昨年11月末、「出頭」を決意。斎藤容疑者は昨年12月31日夕に自宅から送り出した。平田容疑者のリュックの中の下着数枚はきれいにたたまれており、「女性がそろえたという感じだった」(捜査関係者)という。
とあるんですが、二人はなんで一緒に出頭しなかったんだろう?齋藤容疑者に逃げて欲しかったのか、それとも、それだけの相手だったのか。齋藤容疑者が出頭するまでの10日間は、彼女の内で17年間に匹敵するくらいの長さだったんでしょうね。
彼女は「自首」扱いになるそうですから、裁判の後に刑務所で刑期を務めても、そこそこの期間で帰って来るはずです。平田容疑者は無期か死刑か、ともかく裁判は長引くんでしょうから、それを支えて差し入れしたりして残りの人生を過ごすんでしょうか。それとも、きっぱりと縁を切るんでしょうか。どちらにしても、彼女の生きる時間は、まだ随分と長いです。