What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

ふと思い出の風景を見つけると、胸が痛くなる。

2012年09月03日 09時18分22秒 | 日常
 次男の部活が、土・日や祝日などの、学校が無い時にあるかないかは、その日の朝5時ちょっと過ぎに連絡メールが来る。それは連絡してくれる部長さんが、バスを乗り継いで学校へ来るために起きる時間だから。部長さんがいま住んでいるのは、震災前なら電車が走っていた駅に近い場所だけど、今は赤く錆びたレールが、生い茂る雑草に見えなくなっている。

たぶん、三陸の海沿いに震災前と同じようなルートで電車が走ることはもうない。ずっと続く穏やかな海の景色を、見飽きて眠くなることはもう二度とない。

なんのこともない雑談の中に、ふと思い出の風景を見つけると、胸が痛くなる。


★「育児板拾い読み@2ch / 電車ルールを知らなくて」
( http://blog.livedoor.jp/ikuzi2p/archives/5883390.html )より引用


三陸の男子高校生集団は優しかった。


降りようとしてドアのボタン押しても開かなくて、え?え?って思ってたら、

「今の時間、一番前のドアしか開かないよ!」って教えてくれて、

荷物持って先頭ドアにダッシュしたら「おねーさん、頑張れ~w」と一斉に応援してくれたwww


「ありがとう~」とエコー残して無事に降りることが出来た震災前の話。

今線路無いもんな…

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コメント
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