いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

『ぼくらのミライへ逆回転』の感想

2009年08月29日 16時45分27秒 | 俺のそれ
意外に、バカウケ。

話の筋は単純。まあ、現代版ニューシネマパラダイスみたいなものかな。特に、ラストシーンはそれを意識させるようになっていたのかな、とは思った。


でも、多分、この映画を作った監督とか脚本の人とかは、やっぱり「映画が好き」ということを心の奥底に持っているんだな、ということを感じさせるものだった。

で、映画撮影にのめり込んでゆく街の住人たち、というのが、この映画最大の見せ場だ。大作なんかじゃない、無名の地味な映画が敬遠されてゆく(儲けにならないから)ということ以上に、映画作りを通じて自力で困難を切り拓こうとする住人たち、というのが、現実世界に生きる私たちに勇気を与えてくれるのだ。

(例えば夕張とかの)問題を抱える日本に、あまりにうまく符合しているのだった。日本のどこかの田舎町で、実際に地域住人が登場する自主映画を作製しているところがあったと思うが、あれを彷彿とさせてくれる映画だった。


要するに、みんな「映画が好き」と言いたいようだ(笑)。



逆風下で耐えて生き延びた自民党議員は

2009年08月29日 16時45分12秒 | 政治って?
今回選挙で、多くが枕を並べて討ち死にという状況にあって、それでもなお、当選して上がってくる自民党議員は、ある意味、本物、ということになるだろう。

それくらい地力がある、ということかと。

その要因は何かというのは、私にはよく判らないけれども、ある種の選抜試験のようなものということになるので、自民党は以前よりもよくなる可能性だってあるかもしれない。無用な枝葉、みたいなワケのわからん議員が多すぎて、かえってダメになってしまったかもしれないので、精鋭主義でいいんじゃないか(笑)。



民主党だって、前回選挙で大敗を喫して、かなりの数の民主党議員が粛清に遭ったので、それが功を奏して役立たず議員を整理できた可能性すらあるかもしれないからね(笑)。
だが、今回選挙で数が一気に増えるということになると、小泉チルドレンがそうだったように、足手まといばかりが増えてしまって、かえって党内混乱を招く可能性はあるんじゃないのかな、と思ったりもする。

安倍政権下での官邸スタッフ大幅増で、意思決定が難しくなったりとか、補佐官制度がうまく機能しないとか、色々とあるだろうね、多分。