そもそもは、民主党の主張というものがどういったものであったのか、再確認するべきであろう。
普天間飛行場の代替施設は、辺野古案だったのか、それとも県外移転だったのか?
それを主張して、先の総選挙で戦った沖縄の衆院議員はどれくらいいたのか?
有権者をバカにするのもいい加減にしろ、と沖縄県民から言われるのではないか?
約束して選挙を戦ったのであれば、ここに来て、急速にヘタレになることが全く理解できない。そんな根性ならば、はじめから「できもしないこと」「やる気のないこと」を主張したりなんかするな。
7日に普天間基地問題に関する私見を書いたのだが、その中でUSの予算の話をしたでしょう?グアム移転費用のことです。上院で大幅減額された、ってヤツですよ。
記事を探したら、まだ残っていたので、ご紹介。
>米上院、グアム移転費大幅削減案を可決 下院との法案一本化焦点に - MSN産経ニュース
(以下に引用)
【ワシントン=山本秀也】米上院本会議は17日、沖縄に駐留する海兵隊8千人のグアム移転事業費を大幅削減した軍事施設建設に関する2010会計年度(09年10月~10年9月)の予算法案を全会一致で可決した。投票を前にホワイトハウスが示していた移転費削減への懸念は押し切られた形となり、今後の焦点は法案一本化に向けた上下両院の協議に移る。
議会関係者によると、上院を通過した法案は、グアムへの海兵隊移転費として1億4200万ドル(約127億円)のみを計上している。移転費の大幅削減は、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設協議が難航していることで、海兵隊の移転実現が遅れるとの判断によるとみられていた。すでに下院を通過した法案は、グアム移転費として3億3800万ドル(約300億円)を盛り込んでおり、上下両院の金額には大きな開きが出ている。ホワイトハウスは5日、移転費の大幅削減が経費分担を定めた2月の日米協定に「悪影響を与える」と懸念する声明を発表していた。
=====
上院では、7割も「事業仕分け」してくれたみたいで(笑)、日本のせいでグアム移転は頓挫するんだからな、それだけ返還も遠のくのだからな、それでもいいのか、という、ある種の脅しをしてきたんですな。よくある手口なんですよ。「オマエが~~をしないなら、この部屋を明け渡さないぞ」という、「出てって欲しけりゃ、金出しな」戦術みたいなものですわ。
グアム移転費用は2兆円だの3兆円だのと、シーファー元大使なんかはハッタリを言ったりして、日本の出す金額をはね上げる工作を幾度も行っていたからね。どういった積算になっているのか、と質されても、軍事的機密なので教えられないみたいに、幾らでも誤魔化す方法なんかがあるからね。まあ、日本から軽く70億ドルを引っ張ってきて、麻生政権下で無理矢理にでもハンコを押させた(衆院議決→協定発効)、というようなことですな。グアムに高級リゾート建設か?と思わせるほどの基地建設費を投入させられるんだそうで。兵員住宅の建設費用が1軒当たり5千万円だの6千万円だのという、超豪華版だったんでしたか?
忘れたけど、こういうのを反対していたんじゃなかったのか?民主党は。
71億ドル(道路代含む)も転居のご祝儀代でふんだくられたようなもんじゃないか。まあ、書類のハンコ(協定の署名)をついてしまったのは事実だから、「契約書はあるぞ」と言われるだけだろうから、今更言ってみても仕方がないんだろうけどさ。
で、7日に協定の記事を書いて、九条1項の条文に基づいて「米国が金を出さないのなら、日本が出さなくてもいいだけだよ」ということを教えてあげたら、いきなりコロッと態度を変えてきたんじゃないか、USさんは(笑)。
>沖縄海兵隊グアム移転予算、米議会が満額復活 政治 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(以下に引用)
【ワシントン=小川聡】米議会は8日の両院協議会で、2010会計年度の駐沖縄海兵隊8000人のグアム移転に関する予算を、国防総省の要求額に近い約3億1000万ドルとすることを認めた。
グアム移転の前提となる沖縄の米軍普天間飛行場の移設が難航する中で、要求通り認めた下院に対して上院は約7割を削減して可決したが、両院が共同でまとめた軍事施設建設に関する予算の最終法案では結局、普天間問題の進展は本格的には考慮しないこととした。
米議会筋は「普天間問題との関係は、2011会計年度の予算審議で本格的に考慮する」としている。グアム移転に関する環境影響評価が来年夏まで続き、予算執行はいずれにしてもそれ以降になるため、普天間問題との関係は来年2月からの2011会計年度の予算審議で検討すれば十分というわけだ。 議会が予算法案に先立って審議した、予算の大枠を決める国防予算権限法では、グアム移転の予算を要求通りに認めた事情も影響しているようだ。普天間問題の進展にかかわらず、グアム移転や沖縄県名護市への代替施設建設費に関する予算措置をとる日本側の方針に合わせたという見方も出ている。
=====
僅か3週間前に、大幅減額を”全会一致で可決”した上院だったのに、いきなり満額復活とは!
アメリカさんは3億ドル少々を拠出、日本はその10倍拠出、とか、そういうことなのかな?(笑)
60億ドルとか70億ドルを単年度で出すわけではないにせよ、アメリカさんの何倍もの負担額を拠出することになることに違いはないでしょうけどね。
外交交渉には様々な難しさがあるのだろうとは思いますが、タフな人が誰もいないというのも困りますよね。
日本は日米関係について、基本的姿勢というものを出すべきでしょう。相手が不満を口にするからといって、いちいち自己の主張を引っ込めていては、何でも相手の言いなりになってしまうだけです。現に(というか、単なる偶然なのでしょうけど)、米国が金を出さないなら日本も出せない、という事実を指摘するだけで、こんなに早く上院議決さえもコロッと変わってしまうではありませんか。
日本以上に「契約書重視の社会」なのであれば、契約書であるところの協定に「書いてあるか、書いてないか」というのが重要なのは当たり前であって、どうして誰も「契約書には書いてないよ(或いは、こう書いてあるよ)」というのを言わないのかね。そういうのも、本当に不思議。給油活動止めてどうすんだ、基地なくしてどうすんだ、アフガン戦争どうすんだ、とか言うのだけれど、50年、100年という長期に渡って関係を続けて行こうと思うなら、目先のことだけ考えてもしょうがないんじゃないのか?
思いやり予算を削って安全保障が維持できるのか、とか、日本も役割を果たせ、とか求められるなら、例えば「新型護衛艦を自前で投入します」、海保のアジアでの協力関係を強化し海賊取締に貢献します、とか、いくらでも手の打ちようなんてあるはず。外に出ていけなかったのは、日本ばかりのせいではない。諸外国の非難というものがあったことも一因である。
普天間飛行場の問題に話を戻しますが、日本から海兵隊がグアムに移転するのだから、基本的には「そっちに一緒に持って行けばいいよ」というだけです。日本から海兵隊が消えると、危険に晒され大変なことになる、というようなご意見もあるみたいですが、本当に海兵隊がグアムに移転すると何処からか攻め込んできますかね?(笑)
もし、そういう危惧が大きい場合には、そもそもグアム移転なんていう米軍再編は行われないんじゃないですか?
むしろ、そうした危険性というか、リスクシナリオでの「蓋然性」みたいなものが、かつてよりも低下している、ということがあるのなら、沖縄にいなくても「グアムでもいいんじゃね?」ということなんじゃないでしょうかね。基地移転反対派の言い分というのは、よくあるのが「海兵隊がいなくなって守れるのか」みたいな脅し文句があるわけですが、そんなの判らないですよ。でも、もっと危険地帯と思われる国々でさえ、海兵隊は常駐していないみたいですが(笑)。
詳しくは知りませんが、ネットで見た限りでは、US海兵隊の組織としてみれば、沖縄が特殊なだけのようにしか見えないわけです。
第1及び第2海兵遠征軍は、共に「米国本土」にいるみたいですけど。イラク戦争やアフガン戦争に参加しているのは、こうした「米国本土」にいる部隊なんじゃありませんか?
何も、日本の沖縄にいる「最前線」に近い海兵隊が出撃する、みたいな話にはなってないのではありませんかね。それなのに、どうして第3海兵遠征軍だけが米国本土ではなく沖縄にいないと、「危険に晒される」というようなことになるんですか?そういった軍事技術っぽい?(運用?)面からは、沖縄にいる場合とグアムにいる場合で、何が大きく異なるのか、という話ですわ。
これが、カリフォルニアとかノースカロライナにいると世界が危険になり、沖縄にいると安全になるとか、そういう話もあるんでしょうか?(笑)
何と言いますか、都合よく理屈がつけられているようにしか見えないんですよね。前線にいないと危険だ・不利だと言うなら、他の海兵隊もみんな前線にいなけりゃおかしいんじゃないですか?(笑)
今の日本なんかよりも、過去数十年間の戦争の歴史だけ考えたって、中東の方がかなり危険度が高そうですが。で、海兵はどこかに常駐している基地があるんですかね?あの辺近くに、海兵隊基地があるんですか?
海兵隊はグアムに移転するわけだから、一緒に引き払ってもらえばいいだけでは。その方が訓練?(演習?練習?)も一緒にできていいではありませんか。
グアム移転案がはなっから採用できない理由というのが、まるで判らんな。
グアム移転案がどうしても拒否されるなら、その理由というものについて米国側に説明義務があるだろうね。得意の軍事機密上の理由により答えられない、とか言うのかな?単なる逃げだろうね、それは。
こういう話が漫画にあったらしい。
とあるビルにヤクザの事務所が設置されていた。家主は困り果てていて、どうにかヤクザにビルから転居して欲しいと長年願っていたわけだ。
ある時、ヤクザが家主にこう言ったそうだ。
「1億くれたら、この部屋を明け渡そう」
家主は喜んだ。泣く泣くではあったけれど、1億出すことに同意してしまった。書類にハンコをついてしまったのだ。そうしたら、ヤクザはこう言った。
「ビルの中で、半分の広さの部屋を用意しろ、この部屋を空ける代わりに、そっちに出て行ってやるぜ」
家主は泣いた。ヤクザの事務所の規模は確かに小さくなったものの、別な部屋を用意させられることになっていたからだ。拒否したかったが、ハンコを押してしまった後だったので、今更後戻りも難しくなっていた。一部はビルからいなくなるが、残りのヤクザは同じようにビルに居座り続けることになったのだ。
家主は仕方なく別な階の部屋を用意し、ヤクザに転居してもらった。結局、ヤクザが全部退去しない限り、こうしたことが続くだけなのだった。
数年後、ヤクザはこう言った。
「金を払ってくれたら部屋を明け渡してもいいぜ、その代わり…」
普天間飛行場の代替施設は、辺野古案だったのか、それとも県外移転だったのか?
それを主張して、先の総選挙で戦った沖縄の衆院議員はどれくらいいたのか?
有権者をバカにするのもいい加減にしろ、と沖縄県民から言われるのではないか?
約束して選挙を戦ったのであれば、ここに来て、急速にヘタレになることが全く理解できない。そんな根性ならば、はじめから「できもしないこと」「やる気のないこと」を主張したりなんかするな。
7日に普天間基地問題に関する私見を書いたのだが、その中でUSの予算の話をしたでしょう?グアム移転費用のことです。上院で大幅減額された、ってヤツですよ。
記事を探したら、まだ残っていたので、ご紹介。
>米上院、グアム移転費大幅削減案を可決 下院との法案一本化焦点に - MSN産経ニュース
(以下に引用)
【ワシントン=山本秀也】米上院本会議は17日、沖縄に駐留する海兵隊8千人のグアム移転事業費を大幅削減した軍事施設建設に関する2010会計年度(09年10月~10年9月)の予算法案を全会一致で可決した。投票を前にホワイトハウスが示していた移転費削減への懸念は押し切られた形となり、今後の焦点は法案一本化に向けた上下両院の協議に移る。
議会関係者によると、上院を通過した法案は、グアムへの海兵隊移転費として1億4200万ドル(約127億円)のみを計上している。移転費の大幅削減は、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設協議が難航していることで、海兵隊の移転実現が遅れるとの判断によるとみられていた。すでに下院を通過した法案は、グアム移転費として3億3800万ドル(約300億円)を盛り込んでおり、上下両院の金額には大きな開きが出ている。ホワイトハウスは5日、移転費の大幅削減が経費分担を定めた2月の日米協定に「悪影響を与える」と懸念する声明を発表していた。
=====
上院では、7割も「事業仕分け」してくれたみたいで(笑)、日本のせいでグアム移転は頓挫するんだからな、それだけ返還も遠のくのだからな、それでもいいのか、という、ある種の脅しをしてきたんですな。よくある手口なんですよ。「オマエが~~をしないなら、この部屋を明け渡さないぞ」という、「出てって欲しけりゃ、金出しな」戦術みたいなものですわ。
グアム移転費用は2兆円だの3兆円だのと、シーファー元大使なんかはハッタリを言ったりして、日本の出す金額をはね上げる工作を幾度も行っていたからね。どういった積算になっているのか、と質されても、軍事的機密なので教えられないみたいに、幾らでも誤魔化す方法なんかがあるからね。まあ、日本から軽く70億ドルを引っ張ってきて、麻生政権下で無理矢理にでもハンコを押させた(衆院議決→協定発効)、というようなことですな。グアムに高級リゾート建設か?と思わせるほどの基地建設費を投入させられるんだそうで。兵員住宅の建設費用が1軒当たり5千万円だの6千万円だのという、超豪華版だったんでしたか?
忘れたけど、こういうのを反対していたんじゃなかったのか?民主党は。
71億ドル(道路代含む)も転居のご祝儀代でふんだくられたようなもんじゃないか。まあ、書類のハンコ(協定の署名)をついてしまったのは事実だから、「契約書はあるぞ」と言われるだけだろうから、今更言ってみても仕方がないんだろうけどさ。
で、7日に協定の記事を書いて、九条1項の条文に基づいて「米国が金を出さないのなら、日本が出さなくてもいいだけだよ」ということを教えてあげたら、いきなりコロッと態度を変えてきたんじゃないか、USさんは(笑)。
>沖縄海兵隊グアム移転予算、米議会が満額復活 政治 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(以下に引用)
【ワシントン=小川聡】米議会は8日の両院協議会で、2010会計年度の駐沖縄海兵隊8000人のグアム移転に関する予算を、国防総省の要求額に近い約3億1000万ドルとすることを認めた。
グアム移転の前提となる沖縄の米軍普天間飛行場の移設が難航する中で、要求通り認めた下院に対して上院は約7割を削減して可決したが、両院が共同でまとめた軍事施設建設に関する予算の最終法案では結局、普天間問題の進展は本格的には考慮しないこととした。
米議会筋は「普天間問題との関係は、2011会計年度の予算審議で本格的に考慮する」としている。グアム移転に関する環境影響評価が来年夏まで続き、予算執行はいずれにしてもそれ以降になるため、普天間問題との関係は来年2月からの2011会計年度の予算審議で検討すれば十分というわけだ。 議会が予算法案に先立って審議した、予算の大枠を決める国防予算権限法では、グアム移転の予算を要求通りに認めた事情も影響しているようだ。普天間問題の進展にかかわらず、グアム移転や沖縄県名護市への代替施設建設費に関する予算措置をとる日本側の方針に合わせたという見方も出ている。
=====
僅か3週間前に、大幅減額を”全会一致で可決”した上院だったのに、いきなり満額復活とは!
アメリカさんは3億ドル少々を拠出、日本はその10倍拠出、とか、そういうことなのかな?(笑)
60億ドルとか70億ドルを単年度で出すわけではないにせよ、アメリカさんの何倍もの負担額を拠出することになることに違いはないでしょうけどね。
外交交渉には様々な難しさがあるのだろうとは思いますが、タフな人が誰もいないというのも困りますよね。
日本は日米関係について、基本的姿勢というものを出すべきでしょう。相手が不満を口にするからといって、いちいち自己の主張を引っ込めていては、何でも相手の言いなりになってしまうだけです。現に(というか、単なる偶然なのでしょうけど)、米国が金を出さないなら日本も出せない、という事実を指摘するだけで、こんなに早く上院議決さえもコロッと変わってしまうではありませんか。
日本以上に「契約書重視の社会」なのであれば、契約書であるところの協定に「書いてあるか、書いてないか」というのが重要なのは当たり前であって、どうして誰も「契約書には書いてないよ(或いは、こう書いてあるよ)」というのを言わないのかね。そういうのも、本当に不思議。給油活動止めてどうすんだ、基地なくしてどうすんだ、アフガン戦争どうすんだ、とか言うのだけれど、50年、100年という長期に渡って関係を続けて行こうと思うなら、目先のことだけ考えてもしょうがないんじゃないのか?
思いやり予算を削って安全保障が維持できるのか、とか、日本も役割を果たせ、とか求められるなら、例えば「新型護衛艦を自前で投入します」、海保のアジアでの協力関係を強化し海賊取締に貢献します、とか、いくらでも手の打ちようなんてあるはず。外に出ていけなかったのは、日本ばかりのせいではない。諸外国の非難というものがあったことも一因である。
普天間飛行場の問題に話を戻しますが、日本から海兵隊がグアムに移転するのだから、基本的には「そっちに一緒に持って行けばいいよ」というだけです。日本から海兵隊が消えると、危険に晒され大変なことになる、というようなご意見もあるみたいですが、本当に海兵隊がグアムに移転すると何処からか攻め込んできますかね?(笑)
もし、そういう危惧が大きい場合には、そもそもグアム移転なんていう米軍再編は行われないんじゃないですか?
むしろ、そうした危険性というか、リスクシナリオでの「蓋然性」みたいなものが、かつてよりも低下している、ということがあるのなら、沖縄にいなくても「グアムでもいいんじゃね?」ということなんじゃないでしょうかね。基地移転反対派の言い分というのは、よくあるのが「海兵隊がいなくなって守れるのか」みたいな脅し文句があるわけですが、そんなの判らないですよ。でも、もっと危険地帯と思われる国々でさえ、海兵隊は常駐していないみたいですが(笑)。
詳しくは知りませんが、ネットで見た限りでは、US海兵隊の組織としてみれば、沖縄が特殊なだけのようにしか見えないわけです。
第1及び第2海兵遠征軍は、共に「米国本土」にいるみたいですけど。イラク戦争やアフガン戦争に参加しているのは、こうした「米国本土」にいる部隊なんじゃありませんか?
何も、日本の沖縄にいる「最前線」に近い海兵隊が出撃する、みたいな話にはなってないのではありませんかね。それなのに、どうして第3海兵遠征軍だけが米国本土ではなく沖縄にいないと、「危険に晒される」というようなことになるんですか?そういった軍事技術っぽい?(運用?)面からは、沖縄にいる場合とグアムにいる場合で、何が大きく異なるのか、という話ですわ。
これが、カリフォルニアとかノースカロライナにいると世界が危険になり、沖縄にいると安全になるとか、そういう話もあるんでしょうか?(笑)
何と言いますか、都合よく理屈がつけられているようにしか見えないんですよね。前線にいないと危険だ・不利だと言うなら、他の海兵隊もみんな前線にいなけりゃおかしいんじゃないですか?(笑)
今の日本なんかよりも、過去数十年間の戦争の歴史だけ考えたって、中東の方がかなり危険度が高そうですが。で、海兵はどこかに常駐している基地があるんですかね?あの辺近くに、海兵隊基地があるんですか?
海兵隊はグアムに移転するわけだから、一緒に引き払ってもらえばいいだけでは。その方が訓練?(演習?練習?)も一緒にできていいではありませんか。
グアム移転案がはなっから採用できない理由というのが、まるで判らんな。
グアム移転案がどうしても拒否されるなら、その理由というものについて米国側に説明義務があるだろうね。得意の軍事機密上の理由により答えられない、とか言うのかな?単なる逃げだろうね、それは。
こういう話が漫画にあったらしい。
とあるビルにヤクザの事務所が設置されていた。家主は困り果てていて、どうにかヤクザにビルから転居して欲しいと長年願っていたわけだ。
ある時、ヤクザが家主にこう言ったそうだ。
「1億くれたら、この部屋を明け渡そう」
家主は喜んだ。泣く泣くではあったけれど、1億出すことに同意してしまった。書類にハンコをついてしまったのだ。そうしたら、ヤクザはこう言った。
「ビルの中で、半分の広さの部屋を用意しろ、この部屋を空ける代わりに、そっちに出て行ってやるぜ」
家主は泣いた。ヤクザの事務所の規模は確かに小さくなったものの、別な部屋を用意させられることになっていたからだ。拒否したかったが、ハンコを押してしまった後だったので、今更後戻りも難しくなっていた。一部はビルからいなくなるが、残りのヤクザは同じようにビルに居座り続けることになったのだ。
家主は仕方なく別な階の部屋を用意し、ヤクザに転居してもらった。結局、ヤクザが全部退去しない限り、こうしたことが続くだけなのだった。
数年後、ヤクザはこう言った。
「金を払ってくれたら部屋を明け渡してもいいぜ、その代わり…」