いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

指を差した子は誰だったのか?(笑)

2010年11月06日 18時33分33秒 | 俺のそれ
会計検査院の検査報告が出されましたね。
その会計検査院ですが、類似のドラマが放映されて、最近は脚光を浴びつつあるかもしれません。


人間の行動というのは、本質的にそう大きな違いがあるわけじゃない。
賢い人だって、賢いからこそ似たような行動形式となってしまう、ということはあるかもしれない。

先日ドラマ『黄金の豚』を見ていたら、面白い場面に遭遇した。
万引きした子がゴミ箱にチョコパンを捨てたのだが、それを拾った貧乏な子が食べたんだ。そこへ店主がやってきて、「パンを盗んだのは誰だ」と問い詰めた。すると、万引きした子は「私じゃありません、知りません、あの子です」と、ゴミ箱から拾って食べていた貧乏な子を指差したわけだ。当然、店主は目の前で食べている子が犯人だと思うだろう。
話の筋自体は、他愛のない、よくある話だ。

だが、ここにさえも人間の行動というのをうまく描写している、ということがあるわけだ。
そう、犯人の子は、「指差した」ということさ。「あの子です」、と言ったってことさ。狡賢い人間というのは、そのように行動してしまう、ということを、ものの見事に描いている、ということなんですよ。脚本家の人がどうしてそういうエピソードを採用したのかは、判らない。だが、過去の人間の行動観察の結果としては、「そのように振る舞う」ということを経験的に知っていた、ということなんだろうと思うわけですよ。そして、その場面を見ていた視聴者にとっても、「ああ、そういうことってあるよね」と思わせる部分というのがある、ってことなんですよ。何故納得できるかというと、それに類する「人間」というものを見たことがあるから、である。子供時代を通じて、そうした人間を知っていたから、ということだ。


だから、人間の経験というのは、本当にどんな些細なことでも役立つと思えるわけですよ。

さて、テロ対策機密文書流出事件について考えてみると、名指しされたのはどこだったか?
主に「警視庁公安部」、うち、外事第3課が初期の頃から出されていたわけである。上記の万引きした子と拾って食べた為に犯人にされた子で考えると、別な犯人がいて、その子が「あの子=警視庁公安部よ」指差した、ということですわな。そう考えれば、winnyだかの流出事件とは違う、ということも、いかにも「警視庁公安部」という「口にチョコべったり」の証拠が提示されているのも、見事に一致しているでしょう?(笑)

要するに、人間の行動なんてものは、そういうようなものであって、似たりよったりってことなんですわ。ばっちり証拠が揃っていて、指を差された先に「警視庁公安部」というのは、ははーん、いかにも、という感じなんですよ。じゃあ、指を差してる人は誰なのかな?、という話ですな。



対局相手ならば、きっと判る、という話ですので、関係ない人は何が何だか判らないでしょうから、スルーして下さい。
普通じゃないと思ってもらってもいいです。

恐らく、あまりに図星という部分を含んでいたことに驚いたんでしょうな。違いますか?

そこで慌てたわけだ。で、焦ってすぐさま情報を流してしまった。
これが失敗の素ってことだな。
前から言ってるけど、カンペを見てるわけじゃないんだよ(笑)。