いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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『事業仕分け』の命運(笑)

2010年11月23日 16時41分22秒 | 政治って?
今更になって、「事業仕分け」がどうの、と言い出すのが滑稽な感じだ。そんなの、民主党政権になった時から、考えておくべきことだったんじゃないですかね、ということです。

09年9月>迷走する国家戦略局構想

(再掲)

行刷が何年か存在していると、前年の予算を査定したのは自分たち、ということになるわけだから、その後にも「無駄がある」なんてことになれば、それは「お前ら、自分の責任じゃないか」ということになるだけですからね。家庭の家計でも同じですが、無駄を見直しましょうということで、仮に生命保険料の見直しとかお父さんの小遣い見直しとか、1回やってしまうと、その後にはもうやるべき「見直し・無駄を省く」という部分なんて、あんまり残ってないもの(笑)。つまりは、いずれはネタが尽きてゆくはずでしょう、ということになるわけですよ。

そうなれば、いずれ行刷の権限縮小となってゆくのは、火を見るより明らか。民主党の大好きな「特別会計の無駄があるじゃないですか」というのを全部切り終わった後には、「○○に無駄がある」の論法は使えないというのは当たり前ですもん。○○を決めたのは、自分たちじゃないか、ということなんですから。

なので、行刷がもの凄く頑張ったとしても、頑張れば頑張る程に、早く権限を消失してゆくということになりますわな。


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およそ想像していた通りになってしまったんじゃないですかね。
行政刷新会議の位置付けとか意義というものについては、不明確な部分というのがあったから。今では、鳴かず飛ばすの国家戦略局とか、菅総理が以前に担当相だっただけあって、本当に影が薄いもんね(笑)。


あと、参考までに、拙ブログで書いたアドバイスといいますか、意見について再掲しておきますから。仙谷官房長官がまだ行政刷新担当だった頃ですかな。こんな内閣になってしまう以前のことですわ。

09年10月>行政の体制整備が急務

官房長官が出しゃばるとロクなことがない、って言っておいてあげたのに、そういうことまで頭が回らないんだろうね、きっと。
官房長官の項は、今読むと、ホント笑えるわ。


ま、ウチのようなマイナーなブログが何を言っても、誰かに聞いてもらえるようなものではありませんがね。
アホらし。