生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心に湧きだす知恵

2013年01月20日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
不思議なもので心が或状態になると次から次へと泉が湧き出すように知恵が浮かんできます。これは自分に才能があるからではなく人間の身体に備わっているシステムが自然に働きだすからです。どんな状態かと言いますと、例えば大自然の大地から直接湧き出す温泉につかり周囲の風景に感動している時が、この代表的な知恵が湧き出す事例です。防衛機制が働いてなく心が自由な時に、この泉が湧き出すのです。心が自由、という事は一時的な現象かもしれませんが、何者にも固執していない温泉の気分、この時、または、その後にふーっと気付く知恵が私に大きな幸福をもたらしてくれています。これを恩寵と呼ぶ人もいれば人間の素晴らしい能力と呼ぶ人もいれば色々の神々からの恵みと呼ぶ人もいます。長い人類の歴史を学ぶほどに、この知恵の定義を様々な文化、宗教がサムシンググレートに結び付けて書いています。自分の能力だ、と自慢した途端にその人の人生が破綻していく歴史も面白いです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:16>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

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