小説「波の塔」のキーワード:生き甲斐の心理学から見た一番の問題点は「絶望」です。いかなる人生でも自分からした思考とその結果について反省は必要でしょうが、湧き出す感情・絶望感から、自殺するような思考は大きな過ちです。殺人から自殺までを含め、そこまで自分を追い込む思考の内容について、もし、自分の思考内容を反省して自己否定するならば、その考え方は間違っています。どんな反省でも、最終的に自分を許していかないと、多分、人の過ちをみて、その人を自殺に追い込むタイプの人間になるでしょう。どんな事情があるにしても、最終的には自己肯定・他者肯定の思考で納めていく人生を歩みたいものです。キリスト教ではこの人類の絶望感を贖罪という思想で解決しようとしています。どんな聖人君主でも、日本文化の中で流れている重要な意識:汚れと禊:から見た場合、誰にでもあるものですが、キリスト教では贖罪と復活の思想で人々の心の幸せにしようとしています。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:24>
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